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2011.09.27

●ジャパン「終戦」

本日は「ラグビーワールドカップ」ジャパンの最終戦。
公約の「二勝」はサモア戦での敗北で達成成らず、せめて「二十年振りの一勝」と「プライドを取り戻す戦い」を期待して観戦しておりましたが…。

結果は周知の通り、失望と鬱積の溜まる内容。
そんな訳でのマッチリポートに成増。

【ジャパン(2T2G3PG)△23 - 23△(3T1G2PG)カナダ】

今日のカナダはアンフォースドエラー&キックミスの多発する低調な出来。
大会を通して最も凡庸なパフォーマンスで、ジャパンとしては「勝てる試合」では無く「勝って然るべき試合」の筈でした。

・終に改善されなかった立ち上がりの悪さ
キックオフ直後から自陣ゴールラインを背にする戦い、七分に先制の被トライ。
またもや立ち上がりから追い掛ける試合展開となります。
これでWC全試合尽く浅い時間帯での失点、四試合通じて「スコアレス」の時間が22分(平均5:30)しかないのでは、集中力と修正力の欠如としか云い様がありません。
加えて後半開始直後四分にも失トライ、先にスコアしていれば可也有利な試合展開が出来ただけにゲームを縺れさせる遠因になってしまいました。

・決定力の欠如と選考問題の露呈
幾度かあった得点機で「取り切れなかった」のも痛い。
「ターンオーバー」「ハンドリングエラー」によるものもありましたが、それと共に攻撃選択肢がフランス戦に較べ単調になっていたのは否めません。
BKのアタックストラクチャーを「アレジ‐ニコラス‐平」のコミニュケーション+「ホラニ.遠藤の縦」で構築していた為、平とホラニを欠くと攻撃力を大きく喪失。
アレジとニコラスの個人技でしか突破を図れなくなってしまいました。
結果、今日の試合でのラインブレイクは「0」。
アリシに就いては元々その存在が諸刃の剣、こういうパフォーマンスになるのは想像出来ていたので個人の責任計りとは云い切れません。
追加召集のロビンスの方がラインを機能させていたのはスコッド選考の皮肉。
選手選考に就いては30人が決まった時点で疑問を差し挟むのは止めていましたが、結果的には矢張り問題があったとしか云えないでしょう。

・8点差を7分間守り切れなかった地力。
決して褒められた内容では無いにせよ、兎に角73分を過ぎて8点差のリード。
カナダの疲労は色濃く、状況は圧倒的に優位の筈でした。
しかもそんな中、「相手陣に攻め込めず」「時間は使えず」「ボールは保持し続けられず」、ゲームをクローズする術を誤った「負けに等しい引き分け」。
過去四年間のPNCでこういった場面を幾度か潜って来たにも関わらず、凌ぎ切る「自力」は付いていなかったと云う事です。

こうして「勝利」と云う成果を手にする事は成りませんでした。
嗚呼、また「長くて短い」四年間の始まりです。

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