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2011.09.08

●師走の「こと」

えー、幾許か「季」の早い話柄では御座いますが…。
ミヤコ師走の風物詩、「南座顔見世」の今冬出演者.演目が発表されました。

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「随分先の話」とお思いでしょうが、毎年下半期は加速度的に過ぎ去ってしまうもの。
ハタ気付けば「コートを羽織り」「マフラーを巻き」…、晩秋を向かえていることでしょう。

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そう云えば昨年は開幕5日前に、件の「海老騒動」が御座いました。
今回出演予定の皆様に於かれましては、西麻布方面の飲食には呉々も御注意を。
ましてやテキーラを一気飲みした挙句、酔勢に任せて「俺は人間国宝だ」なぞと壮語吠言するのは以ての外です。

尚、章句に挿入されている「ワケワカンナイ」画像はと申しますと、「南座の緞帳(一重幕)」と「定式幕(二重幕)」。
一応、表題内容に因んだものにて。

東西の名優、年の瀬に彩り 
南座顔見世、11月30日開幕

11月30日に開幕する南座(京都市東山区)の「吉例顔見世興行」の出演者と演目が7日、発表された。坂田藤十郎、片岡仁左衛門ら上方勢に、江戸歌舞伎から尾上菊五郎、坂東三津五郎らが加わり、東西の人気役者が顔をそろえる。南座が現代的な劇場に大改修されて20周年を迎え、これを記念する演目など盛りだくさんの内容で年の瀬を彩る。
昼夜各部の幕開けは新装20周年にちなむ演目を並べた。昼は祝儀の意味合いの強い「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」で節目をことほぐ。工藤祐経を片岡我當、曽我十郎、五郎兄弟は片岡孝太郎、片岡愛之助で。夜の部の「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」は新装記念の顔見世で上演された演目で、「絶景かな」の名せりふで知られる石川五右衛門を描く一編。十三世仁左衛門が務めた五右衛門を長男の我當、真柴久吉を次男の秀太郎がそれぞれ初役で演じる。


昼の部「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」は、“切られ与三”で知られる世話物の名作。仁左衛門の与三郎、時蔵のお富に、菊五郎が蝙蝠(こうもり)安を初役でつきあい、顔見世らしい豪華な顔合わせが話題を呼びそうだ。三津五郎、中村翫雀の掛け合いが見ものの人情話「お江戸みやげ」、藤十郎が子を失った母の心の闇を舞う舞踊劇「隅田川」も。
夜の部の「元禄忠臣蔵 仙石屋敷」は顔見世初上演。討ち入りを終えた大石内蔵助の仁左衛門と、その詳細を聞き出す伯耆守(ほうきのかみ)の三津五郎のせりふの応酬で見せる。義太夫狂言の名作「実盛物語」は菊五郎の実盛、市川左団次の瀬尾十郎で。洒脱(しゃだつ)な舞踊「喜撰(きせん)」は三津五郎の家の芸。落語原作の「らくだ」は珍しい上方式での上演で、翫雀、愛之助が楽しく締めくくる。


■演目と配役
【昼の部=午前10時半開演】(1)「寿曽我対面」工藤祐経(我當)、曽我十郎(孝太郎)、曽我五郎(愛之助)、舞鶴(秀太郎)(2)「お江戸みやげ」お辻(三津五郎)、おゆう(翫雀)、阪東栄紫(愛之助)(3)「隅田川」斑女の前(藤十郎)(4)「与話情浮名横櫛」与三郎(仁左衛門)、お富(時蔵)、蝙蝠安(菊五郎)、鳶頭金五郎(三津五郎)
【夜の部=午後4時15分開演】(1)「楼門五三桐」石川五右衛門(我當)、真柴久吉(秀太郎)(2)「実盛物語」実盛(菊五郎)、小万(時蔵)、瀬尾十郎兼氏(左団次)(3)「元禄忠臣蔵 仙石屋敷」大石内蔵助(仁左衛門)、仙石伯耆守(三津五郎)、磯貝十郎左衛門(愛之助)、大石主税(中村壱太郎)(4)「喜撰」喜撰法師(三津五郎)(5)「らくだ」紙屑屋久六(翫雀)、脳天の熊五郎(愛之助)

12月26日まで。前半分(12月13日まで)は11月15日、後半分は11月29日発売。チケットホン松竹TEL0570(000)489。
(文.写真共 京都新聞9/8
より)

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