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2011.11.25

●「月は朧に東山」

「ぎぃ~おん こいしぃ~やぁ だぁら~りの おぉび~よ~」
と云う訳で一昨日、「祇園小唄祭」が円山公園にて行われたそうです。

然乍ら、学生時分とは云え祇園町で御世話になった身としてそんな催事は覚えが無く、ちょっこら調べてみると致しました。
すると私め東下後の催しにて今年が十回目との事、記憶に無くてアタリマエです。

で、何で「勤労感謝の日」の催事なのかと一考。
小唄で最も知られているのは矢張り冒頭「春の唄」のクダリですし、亦長田の忌日は五月三日です。
しかし考えてみれば、その時期はミヤコ花街遍く「をどり」の真っ最中。
朝から晩迄「目の廻る」程忙しい折で、新しく催事なぞ加えてる場合ぢゃありません。
とは云って「あまりに暇してる」オフシーズンでも一寸寂しいもの。

そんな事由にて「落とし所処」がこの時節になったものかと、勝手に推測してみた次第でありました。
まぁ「かにかくに祭」と月も一緒だし、宜しいんじゃないかと。

20111124103015maiko「祇園恋しや…」今も 
円山公園で舞妓ら歌碑に献花

京の花街の風情を織り込んだ歌舞曲「祇園小唄」をたたえる祇園小唄祭が23日、歌碑のある京都市東山区の円山公園で開かれた。舞妓らが歌詞を朗読するなどして祇園小唄の継承を願った。
祇園小唄は、作家長田幹彦(1887~1964年)が祇園のお茶屋「吉うた」で作詞し、「祇園恋しや だらりの帯よ」と京都の四季や舞妓の心情などを歌う。昭和初期に映画の主題歌として流行し、京都伝統伎芸振興財団と京都花街組合連合会が毎年祭を開いている。
祭では上七軒の舞妓2人が歌詞を朗読し、歌碑に献花。舞妓の市桃さん(19)は「祇園小唄を聴くと、舞妓になれてうれしかったころを思い出す」と話し、集まった観光客らに歌詞や長田の功績を伝えるカードを配って魅力を伝えた。
(文.写真共 京都新聞11/24より)

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