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2011.12.03

●花街「福の鞠」

「来年もおきばりやす」
「おかぁさ~ん おぉきにぃ~」

と云う訳で、本日のお題は花街年の瀬風物「福玉」に就いて。

紅白のツートンカラーも華やかなこの「餅皮の鞠」、歳尾の折柄に芸舞妓さんがお茶屋さんへ挨拶回りの際に頂く縁起物にて、文字通り「花街のお年玉」。
和装小物や干支に因んだ縁起物が中に入って御座います。

尤も昨今の祇園町では里帰りする芸舞妓さんが多く、「福玉の佳人」を大晦日に見受ける事も少なくなっております。
従い年明け帰京後に与る事も有るとか無いとか。

そんな訳にて下記事は「切通し進々堂」さんの福玉作り一景。
何せ祇園町は私め学生時分の仕事場、毎日の様に店前を通っていたので懐かしいものです。
御値段は一番大きい「七寸玉」で大体5000円位だった様な…。

20111202110532fukudama1202_2一足先に新春ムード 
祇園・福玉づくり最盛期

新年の縁起物として芸舞妓らに贈られる「福玉」作りが、京都市東山区祇園町かいわいで追い込みの時期を迎えている。作業場は紅白の福玉で埋め尽くされ、一足先に華やかな正月の雰囲気に包まれている。
福玉は、年の瀬のあいさつに訪れた芸舞妓に、お茶屋やなじみ客がねぎらいを込めて渡す。直径20センチの半球に焼いたもなか状の皮に、来年のえとのたつにちなんだ竜の置物などを入れる。
同町の喫茶店「切通し進々堂」では、店主の藤谷攻さん(68)が10月下旬から作業を始めた。「良い年になるように」との思いも込め、丁寧に貼り合わせて仕上げている。今年は約600個を作り、13日の「事始め」以降に店頭へ並べる。
(文.写真共 京都新聞12/2より)

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