●西大寺「追想録」
えー、昨日参加して来た「第28回平城京新春マラソン」の続篇にて。
実は私め学生時分、西大寺で二年程一人暮らしをしておりまして、従い此処は「ソコソコ」知った街なのです。
そんな訳でレースの前後に周辺を散策、一昔前(90〜92年)の思い出を紡ぎ歩いてみる事と致しました。
【写真上】西大寺北口駅前。
大掛かりな再開発があったらしく、初めて来た街の様な変貌振り。
昔は「奈良ファミリー」が出来ただけで大騒ぎだったのに…。
そう云えば駅名も「西大寺」から「大和西大寺」に変わっておりました。
【写真上】秋篠寺.本堂(国宝)。
鎌倉期の再建ながら奈良期建築を思わせる古式を踏襲した様式。
嘗ての住居から徒歩10分の近所、レース前に参詣しました。
詳細解説に就いては亦改めて項立て致しまする。
【写真左】旧馴染みの店.その一、「魚源さん」。
相変わらず「字はまずいが魚はうまい」らしく。
【写真左】旧馴染みの店.そのニ、「BAR.タイプライター(跡)」。
何時の間にか店を畳まれたらしく、今はエステのお店になっているみたいです。
【写真左】旧馴染みの店.その三、「煦露粉(クロコ)」。
学生時分は可也のヘビーローテーション喫茶店、週2回は通っておりました。
レース後に久方振りの珈琲一服、伺ったのは約20年振りの事です。
ブレンドは相変わらず\400、素敵。
【写真上】西大寺名物、悪名高き「開かずの踏切」。
上は平城3号踏切(西大寺北町)、下はあやめ池8号踏切(西大寺駅西)。
特に「あやめ池8号」は下手すると7.8分待たされます。
矢張りこの日もヤラれました…。
【写真上】二条町交差点。
この辺から法華寺町迄は殆ど昔の儘。
まぁ平城宮跡と古墳群が「ででーん」と構えてるので変わり様もありません。
因みに交差点中央に「安全地帯」宜しく場所をとってるのは、お地蔵さんです。
【写真上】一条通りより朱雀門を望む。
昔はこんな立派なものは無く、平城宮跡と云えば「野っ原」の代名詞でした。
【写真上】同.若草山方面を望む。
こうして暫しの西大寺滞在の後は、平城宮跡より一条通りを東進。
法華寺.海龍王寺.不退寺へと足を運ぶのですが、「何か失念してる様な…」
あ。
「西大寺」行くの忘れてた…。