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2012.04.12

●「斎王代」決まりました

「見物は」
見物は、臨時の祭。行幸。祭のかへさ。御賀茂詣で。

と、清女も申されている通り、ミヤコの祭りと云えば「賀茂の祭」。
そんな訳で「葵祭」迄あと一ヶ月弱、今年の斎王代が発表されました。
本年のヒロインは呉服屋(ゑり善)さんの御息女様だそうです。

因みに此処数年間の斎王代「御家柄」はと申しますと。
「料亭(菊乃井さん)」「茶道家元(裏千家)」「仏寺住職(六波羅蜜寺)」等々…、まぁ錚々たる「家触れ.顔触れ」で御座います。

然乍らこの斎王代、氏素性の良し悪しだけで選ばれているのではありません。
祇園祭のお稚児さん程では無いにせよ、入費や拘束時間などの負担は「其也以上」に掛かるもの。
従い「やんごとナクナイ」一般庶民では務難しく、こんな次第になる訳です。

因みに此処二十数年の斎王代「御家柄」は柿山椒の琴。↓
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/aoi/saio/saio_index.html

20120411203809ip120411tan000149000_第57代 斎王代に亀井敦子さん 
左京の会社員

京都三大祭りの一つ、葵祭(5月15日)のヒロイン第57代斎王代に、京都市左京区の会社員、亀井敦子さん(28)が選ばれた。11日、葵祭行列保存会が上京区の京都平安ホテルで発表した。
創業から約430年の和装小売「ゑり善」(本店・下京区)の社長亀井邦彦さん(59)と暢子さん(53)の長女。京都女子大を卒業後、自動車販売会社に就職し、営業を担当している。
敦子さんは、成人した際に邦彦さんが仕立てた振り袖を来て記者会見に臨んだ。斎王代に選ばれたことについて「下鴨で育ち、葵祭の平安絵巻のような行列と斎王代にあこがれていました。お話をいただき、身に余る光栄です」と話した。
葵祭では、京都御所から上賀茂神社までの約8キロを腰輿(およよ)に乗って進む。敦子さんは「厳粛な雰囲気の中にも、にこやかな笑顔ができるように心がけたい」と意気込みを語った。
斎王代は、平安時代に上賀茂、下鴨両神社に仕えた内親王「斎王」をイメージして1956年に復興した。京都の女性から選ばれる。
(文.写真共 読売新聞4/12
より)

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