●「完敗」の雰囲気漂う「惜敗」
昨日は正午前に北青山迄。
PNC第二戦「サモサ-フィジー」「ジャパン-トンガ」を観戦して参りました。
三月末の東京セブンズ以来、二ヶ月振りの「秩父宮詣」です。
【写真上】11:20頃に秩父宮到着。
ジャパンの試合は14時からと云う事もあり、来場者の姿も疎ら。
それにしても前日「梅雨入り」した計りと云うのに、盛夏並みの晴れ模様。
日中の最高気温は約28℃、ラグビーをするにはチト酷い暑さでした。
【写真上】第一試合、「サモサ-フィジー」キックオフ前。
ウォークライ対決、「シンビ」vs「シヴァタウ」の図。
フイジーはハンドリングエラーで自滅の感、ノッコンは20以上あったでしょうか。
あれだけチャンスで「ポロポロ」していては流石に勝てません。
最後のCGにしても時間を見てなかったのか、やる気がなかったのか…。
でありながらスコアは「フィジー26-29サモア」、何時もながら縺れるカードです。
準備期間が短いのは両国共おあいこなのですが、戦術がシンプルな分だけサモアの方がチームとして機能していたかと。
【写真上】第二試合前、メインスタンドより。
因みにこの日の観客数は7719人。
「EJジャパン」実質初ガチンコの秩父宮テストマッチとしては寂しい入りです。
「期待度」に加え「お天気」「組み合わせ」を考えたら、15000人は入らないと…。
【写真上】第二試合、「ジャパン-トンガ」キックオフ前。
臨戦態勢全開の「シピタウ」を前に、横一線で迎え撃つジャパン。
一番右でニコニコ微笑んでるのは…、④番。
【写真上】試合中の一枚。
この日は全く冴えなかったラインアウト(&スクラム)。
ブレイクダウンである程度やられるのは仕方無いのですが、セットピースがこれ程不安定だと、そりゃ勝てません。
従い表題通りの結果と相成りました。
「エディジャパン.春シーズン総括」は未だ三試合残していますので後に譲るとして、取敢えず「PNC」二試合を見ての雑感なぞを。
・エイトは矢張り「助っ人」で、リーチは⑦番。
・大野.ニコラスには当分頑張ってもらわないといけない様子。
・このクラス相手でも小野.立川に目途が付いた(但しまだ経験不足)。
・「強い(大きい)ウイング」が一枚欲しい。
・押せる⑤番、⑥番のスペシャリスト化が必要。
・フロントロウは取敢えず鍛え直し、メンバー変更はその後ででも。
・FBのバックアップが至急必要。
そうなると「アイブスorトンプソン」「ホラニ」「両CTB.FB兼務の助っ人(今のトコはニコラス)」はチーム構成に不可欠、加えてフィニッシャー(ヘスケス?…)も欲しくなる所処。
只、WTBは平.仙波.今村辺りの国産組コンバートで何とかならないものかと。
まぁチーム結成三ヶ月弱の上、準国産スコッド。
加えて以前に較べて、アタック時の「アンフォースドエラー多発」やディフェンス時の「タックル.カバー意識の低さ」は減ってきているので、概ね好意的に見ています。
但し「セットピースの安定」「決定力の欠如」と云った、「ジャパン永遠の課題」は果てしなく大きな壁。
改善出来るのか、それとも否か…。