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2012.06.16

●「ジュニアジャパン」観戦記

えー、昨日は夕刻前に秩父宮へ。
「ジュニア.ジャパンvsトンガ代表」の練習試合を観戦して参りました。

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【写真上】試合前.首脳会談風景。
エディ.ジョーンズとトウタイ.ケフのワラビー師弟対談の図。
ケフはトンガとクボタのヘッドコーチ兼任なのですね。

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【写真上】ジュニアジャパン、ピッチイン風景。
観客席前列には数少ない「ラウドサポーター」の姿。

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【写真上】シピタウ三写。
トンガは先日ジャパン戦のリザーヴ組を中心に、若手.中堅混成のチーム編成。
それでいて、全くサイズダウンしていないのが怖い…。
リザーヴにはトウィネアウ.ヴァカ.イオンギらの姿も。

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【写真上】殺風景なバックスタンドの図。
このゲームは無料観戦の公開トレーニングマッチ。
観客席はメインのみの開放で、従いバックスタンドは「無観客」。
幾ら閑古鳥に慣れているラグビーとは云え、矢張りミョーな風景です。
因みに来場者数は1117人。

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【写真上】前半35分、21番山沢拓也(深谷高校)ピッチイン。
この日一番の歓声を受けていたのは18歳の彼でした。
キックやパスに非凡さを覗かせる反面、「初シニア」の緊張感に加えコミニュケーション不足からか窮屈なプレー振り。
但しこの年代での「準.ユニオンマッチ」デビューは何物にも変え難い経験、このエイジ(ジュニア.A代表)の強化は今後継続していって欲しいものです。

しかし途中から「ジョセフ.ヴァカ」とのマッチアップとは、果たして何の罰ゲームか…。

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【写真上】ゲーム風景.セットピース二写。
チームとしての戦いは、準備期間が短いのを差し引いても総じて低調。
特にBKディフェンス、前半は良い様にヤラれまくり。
近場をゲインされてからパワフルなランナーに走りこまれるとトンガは面白い様にラインブレイク、追いすがるのに手一杯、カバーも間に合わず失点を重ねていきます。
オフェンスに関しては、チーム名通り「ジュニアジャパン」と云う感じ。
ボールキャリーが押し込まれると尽くターンオーバー、22mから先が本当に遠い。
加えて勝負所でのノットスト.ノッコンも散見、ハンドリングエラーやコミニュケーションミスは結構な数になりました。
結局4トライのうち3本はFWの力技によるものでして。

まぁ云っては悪いですが「勝ち負け」より「ニューフェイスのプレー振り」に興味のシフトが向いたこの試合。
特に目に付いたのはブロードハースト.竹中の二人でした。
ブロードハーストは攻守の要として文字通りの「奮闘」、ホラニ.ツイの「ジャパン三列.助っ人枠」に割って入れそうです。
竹中は想像以上の活躍、ボールを持つ機会も多くサイズを感じさせぬ強さと粘りを見せました。
その他、篠塚.桑水流.田村らジャパン組のパフォーマンスはまずまず「こんなもの」。
意外と第一列が健闘していたかな、と。

以上、こんな感じでした。

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