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2012.06.29

●「家の近所、温泉地となる」

えー、本日は地元{「嵯峨.嵐山」の話柄。

この度、嵐山は大堰川南岸.中ノ島橋横手辺りに、「嵐山温泉」の外湯なるものが建設されるとの事です。
場所は「五木茶屋の裏」「阪急嵐山駅の前」と云った方が解り易いでしょうか。

平成15年より源泉掘削が開始、翌年3月に開湯した「嵐山温泉」。
同年9月には嵐電嵐山駅に足湯なるものも開業され、今でこそ「ソコソコ」認知されているらしいのですが…。
矢張り「嵐山で温泉」と云われても、イマイチ「ピン」ときません。
個人的には私め「東下」後に開業した施設なもので、余計にそう思えるのでしょう。

実際現状、上記駅の他に温泉を引いている施設は「花筏」「渡月亭」「嵐山辨慶」三旅館さんの湯殿だけ。 
帰京の折に地元連中に話を聞いても「よそさん向け」的プランの印象は拭えず、ロコ民は一歩引いた感じで御座いました。

まぁ観光資源が「山程」あるのに、この上「温泉」迄要らないとは思いますがね…。

因みに「嵐山温泉」と云いますと、本来嵐山西峰の元禄山で湧き出ていた炭酸鉱泉(湧出微量の透明冷泉)の事でして、旧嵐峡館さんが旅館の湯殿に使用されておりました。
そんな訳で、近年掘削された上掲「嵐山温泉」とは源泉の異なる別モノ。
尚「星のや京都」さんではこの新源泉、引いておられませぬ。

201206181108040618arashiyama1_2嵐山温泉、待望の外湯 
湯煙の向こうは渡月橋

京都嵐山地域では初めてとなる、温泉の外湯施設が建設されることが17日までに分かった。
京都市西京区の阪急嵐山駅近くに来年5月にもオープンする予定。気軽に入れる公衆浴場形式で、嵐山の新たな観光振興の目玉として地元の期待が高まっている。
■来年5月オープン 日帰り客呼び込む
阪急電鉄が所有する土地を共立メンテナンス(東京都)が事業主となって開発する。事業計画書によると、西京区嵐山上河原町の阪急嵐山駅のすぐ北側の川岸約3千平方メートルの敷地に、地上1階、地下1階、延べ床面積約870平方メートルの施設を建設する。渡月橋にもほど近い。
行政手続きなどはすでに済み、9月にも着工するという。温泉の湯は、地元の業者でつくる嵐山温泉開発(西京区)が供給することで合意した。
嵐山温泉開発の湯は、これまでも地元の旅館の風呂や京福電気鉄道の駅の足湯などに利用されてきた。新たな施設は日帰り客がメーンの外湯施設となり、多くの集客を見込めるとする。名称はまだ決まっていない。
嵐山温泉開発の磯橋克康社長(64)は「嵐山にとってあらためて温泉をアピールできる施設となる。観光振興に期待したい」と話している。
(文.写真共 京都新聞6/18
より)

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