●あとのまつり
…と云っても、「時機遅れで無駄な事」ではアリマセン。
本日ミヤコでは、祇園祭「花傘巡行」が行われました。
そんな訳で、今宵の「還幸祭」を終えると今月も後一週間。
神輿洗いや夏越祓など残す神事ももう僅か、「七月」も「祇園祭」も愈々終盤です。
850人が華やかに練り歩く
祇園祭・花傘巡行
祇園祭の花傘巡行が24日、京都市内で行われた。花で飾った朱傘の前後に、舞妓を乗せた屋台や囃子方などが連なる約850人の列が東山区の八坂神社を出発し、中京区の市役所を往復する巡行路を華やかに練り歩いた。
1966年に山鉾巡行が17日に統合され、24日の後祭巡行がなくなったのを受けて始まった行事。四条通を進み、河原町通や寺町通を回って神社に戻る。
蒸し暑い中、飾りをつけた笠をかぶった子どもたちが花車を先導し、和太鼓の勇壮な音色が響いた。祇園甲部と宮川町の舞妓が涼しげな装いで乗った屋台が進み、久世六斎念仏や長刀鉾の囃子方が高らかに笛や鉦を鳴らして続いた。
下京区の四条御旅所では山鉾巡行と同じように「くじ改め」の儀式もあった。
(文.写真共 京都新聞7/24より)