●「カスタムフェア」東京ファイナル
えー、昨日は五節句の一、「七夕」。
七夕と云えば「織姫」、織姫と云えば「羽衣」、羽衣と云えば「白」、白と云えば「雪」。
と、例に由っての無茶振り。
そんな訳で土曜日は西新宿で行われている、「2012/13.ICI石井スポ-ツ.SKI New Model 発表予約会」へ行って参りました。
因みに私め、今季一番の大買物(「DYNASTER/SPEED GROOVE DEMO」)は先月神田で予約済みで、特に購入予定は無し。
従い今回のカスタムフェアは、知人のスキーブーツ物色「お付き」でした。
【写真上】会場のベルサール新宿セントラルパーク。
「家から徒歩15分」と、目と鼻の先で御座います。
【写真上】会場内風景。
雨中の夕刻にも関わらず、可也のスキーマッドな来場者数。
ブース数や参加メーカーは、先月行われた汐留大会より気持ち少なめでした。
私めは今季「ブーツ購入年」では無いものの、知人のお供+αで色々試し履き。
そんな訳で以下、多少のインプレです。
・LANGE RS110 S.C (ラストワイズ97㎜)
全体的なホールド感と足裏感覚は流石の安心規格。
個人的には足型が一番合致する事もあり、可也の好印象です。
フレックスの感覚は前後共に数字より柔らか目ですが、ねばり具合が宜しくレスポンス加減もの強過ぎず弱過ぎず。
フレックス簡易調整(-5%or-10%)をビス一本で出来るのも、保険的にはポイント高いです。
因みに素材.形状やテクノロジー等、昨季モデルからのブラッシュアップは殆ど無く、インナー爪先部に若干の変化があるとの事でした。
・ATOMIC REDSTER WC110 (ラストワイズ95㎜)
ブーツ背面のタイトさと、後足首のホールド感が出色。
「頼り甲斐充分」とも云うべき背面の硬度.剛性に相反して、前傾方向へのフレックスは意外と柔らか目。
加えてソール面積の前後比からも、「踵寄り」のスキー操作イメージを強く感じるブーツです。
インナー前部のルーズさが好みに合う方には可也お勧め、WCとPRO(98㎜)の選択は足型の一致度で構わないでしょう。
出来ればフレックスフレームも試してみたかったな、と。
・SALOMON X‐MAX 120 (ラストワイズ98㎜)
アトミック同様、新テクノロジー満載の一足。
ホールド感は全体的に遊びがありタイトな感じは全くせず。
120にしては扱い易いフレックスも、一転ハードフレーム部とソールの剛性は強く、足裏感もベタ足に近いフラットさでした。
アトミックのブーツを、より一層「センター加重.踵操作」と云った今風のスキー技術に対応させた感じでしょうか。
確かに「X‐KART」「BLUESTER DEMO」等との相性は頗る良さそう。
あと、兎に角「軽い」です。
・REXXAM DATA-110 (ラストワイズ95㎜)
流石にジャパンモデル、ホールド感や足型の造りは好感触。
殆どの人がノーマルで使えそうなフィット感です。
ソフトと云う程では無いですが、数年前のモデルに較べると全般的に柔らか目のフレックスになった気がします。
他、真っ先に感じた印象としては「アッパーシェルの後部が高い」のと「意外と踵が高め」。
故に前傾角が可也緩くなったにも関わらず然程の違和感は感じませんでした。
若しかして今風の新テクブーツにしっくり来ない方にはお勧めかも。
と、こんな感じでした。
やっぱり雪の上で乗らなきゃワカンナイですね。