« ●プレ「山鉾巡行」 | Main | ●「社参の儀」.午後の部 »

2012.07.13

●「蝶」と「蜻蛉」

本日は八坂さんにて祇園祭前儀「社参の儀」、所謂「お位もらい」の日です。
と云う訳でお稚児さん、13日付にて「正五位下少将」になられました。

これより巡行後の「お位返しの儀」迄は潔斎入り。
「行幸は地面を踏まず肩車」「御膳や身繕いの支度も女人手は介せず」、穢れを絶って祭事に臨まれます。

知人の「お稚児さん経験者」曰く、昨今其処迄は祭例厳しく無いとの話ですが、それでも小学校なんぞ行ってる場合じゃありません。

尚、表題は「冠の羽根飾り」に因んだものにて。

20120713122005photo__s神の使い、堂々と 
長刀鉾稚児「社参の儀」

祇園祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾の稚児が13日、京都市東山区の八坂神社で「社参の儀」に臨み、稚児のしるしとなる「杉守り」を授かった。
午前10時、稚児の福井正賢君(10)が強力(ごうりき)に担がれて会所(下京区)の前で白馬に乗った。蒸し暑い天候の中、水干姿の福井君は金色の立烏帽子にチョウトンボを飾り、禿2人に先導されて堂々と四条通を進んだ。
神社に到着後、稚児は長刀鉾保存会の役員と本殿に並んだ。神事の中で、引き締まった表情で杉守りを受け取り、近づく巡行へ気持ちを新たにしていた。
社参の儀は「お位もらい」とも言われ、この日から長刀鉾町内では稚児が神の使いとみなされる。
(文.写真共 京都新聞7/13
より)

|

« ●プレ「山鉾巡行」 | Main | ●「社参の儀」.午後の部 »