●「野分」?、否々「夕立」
えー、此処帝都では先程より例に由っての「ゲリラ豪雨」。
20時頃「ぽつりぽつり」と雨粒が落ちてきたかと思うと、瞬く間に稲光を伴った鉄砲雨に早変わり。
傘も用を為さぬ降り様でしたが、一時間後には肩が多少湿る程度の糠雨に。
なぞと云ってる間に「止んでしまいました」。
初秋の激しい雨風を表す季語に「野分」なんぞと云う時辞が御座いますが、昨今のスコール的な雨景は、秋嵐とは全く別の物。
この降り方は、そう「夕立です」。
まぁ厳密に云うと「夜立ち」なのでしょうが、この篠突く様は盛夏「俄か雨」のそれ。
温暖化の影響なのか異常気象なのかは存じ上げませんが、今や「暑秋」共に「夕立」は秋の季語となってしまったのかも知れませんね。