●華絵巻「上方絵巻」
ミヤコ「秋の演舞会」第三幕、祇園町.上七軒に続きましては宮川町。
今日より「みずゑ會」が開催となります。
然乍ら私め、此処数年「お座敷」はおろか「秋」「春」のをどりもすっかり御無沙汰。
それどころか、赤坂や神楽坂佳人の演舞会にも足を運んでおりません。
たまには「宴」にも顔を出したいものです…。
そんな訳で写真は前夜祭前、総ざらいの様子にて。
芸舞妓 艶やかに舞う 宮川町「みずゑ会」 11日開幕京の花街・宮川町の秋の舞踊公演「みずゑ会」の開幕(11日)を前に、最後の舞台稽古と前夜祭が10日、京都市東山区の宮川町歌舞練場であり、芸舞妓たちがあでやかな舞を披露した。
「みずゑ会」には、芸舞妓約70人が出演する。前夜祭前の稽古では舞台で動作や所作を確認した。舞妓7人による上方唄「十二月」では、上方の歳時記をあでやかな舞で描写。清元と長唄を合わせた掛合「豊後道成寺」、常磐津「松廼羽衣(まつのはごろも)」と続き、フィナーレは総おどり「宮川小唄」で華やかに締めくくった。清元「保名」、上方唄「ぐち」は日替わりで上演される。
14日まで。午後4時開演。4千~7千円。宮川町歌舞会TEL075(561)1151。
(文.写真共 京都新聞10/10より)