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2012.11.27

●「師走の支度」「新年の支度」

礑気付けば霜月もあと3日、間も無く「師匠も走る」季節がやって参ります。
此処トーキョーでも「頬打つ東風」や「街の彩り」「行き交う人の身拵え」も、「晩秋」から「初冬」気配へと移ろいつつありまして。

と云う訳で今年も残す所処一ヶ月余り、時宜に因んでミヤコ鴨東と洛西より「「師走」「新年」の支度風景を二題お送り致します。
弥速、毎年の事乍ら歳月の過ぎ行くのはホントに早いものでして…。

20121126124720manekiage_2師走の顔ずらり 
南座「まねき上げ」

京都に師走の訪れを告げる南座(京都市東山区)の「吉例顔見世興行」(30日~12月26日)を前に、恒例の「まねき上げ」が26日行われた。あいにくの雨のなか、顔見世で襲名披露する中村勘九郎さん(31)をはじめ、出演する歌舞伎役者の名前が書かれた「まねき看板」が高く掲げられた。
劇場正面に据えられた、竹を格子に組んだ竹矢来(たけやらい)に、計54枚のヒノキの看板が職人の手で掲げられた。午前9時すぎ、見物人の傘がひしめくなか、最後に「片岡仁左衛門」の看板が設置され、「坂田藤十郎」「市川団十郎」など東西の俳優の名がずらりと並んだ。
劇場前であいさつした勘九郎さんは「顔見世は歌舞伎役者にとって特別。(先代の)父同様、京都からも愛される勘九郎になれるよう、一生懸命務めたい」と抱負を語り、手締めで公演の成功を祈った。
(文.写真共 京都新聞11/26
り)

昨日は四条大橋東南詰より「師走風物」の知らせ。
「顔見世」を五日後に控えた南座で、恒例の「まねき上げ」が行われました。
顔見世が始まると祇園町にも繁忙期が訪れます。
「師匠」も「おかあさん」も「おねえさん」も「走り回り、飛び回り、舞い回る」師走。
年の「瀬」にて加茂の「河原」なだけに、そんな「水限」とでも申しましょうか。

20121124132931emaえと「巳」かわいらしく 
松尾大社の大絵馬

来年のえと「巳」を描いた大絵馬が24日、京都市西京区の松尾大社の拝殿に飾り付けられた。一足早く迎春ムードが漂い、参拝客たちがさっそく写真に収めた。
絵馬は縦3・2メートル、幅5・5メートル。出入り業者でつくる「松尾会」が1983年から毎年奉納している。長年、原画を描いてきた日本画家藤原みていさんが昨夏に亡くなり、今回から木版画家井堂雅夫さん(67)=北区=が担当。とぐろを巻いて縁起物の金の玉を抱く蛇を描いた。
3連休の中日、紅葉の色付いた境内は、多くの参拝客でにぎわった。家族で七五三参りに訪れた山田篤史さん(36)=右京区=は「来年は娘2人が小学校、幼稚園に入る。飛躍の年になれば」と話していた。
(文.写真共 京都新聞11/24
より)

続きましては私め毎春の初詣先、「松尾さん」のオハナシ。
松尾大社では先週土曜日より、迎春恒例の「干支大絵馬」が御目見え致しました。
勿論絵馬に描かれているのは来年の干支「巳」で御座いますが、其処は酒造を司る「日本第一酒造神」。
差し詰め「蟒蛇」と云った所処でしょうかね。

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