●日曜昼の過ごし方「大幅変更」
日曜日の正午からは自宅でJスポ「ラグビー三昧」計画。
トップリーグ「神戸製鋼‐パナソニック」「サントリー‐ヤマハ」をメインに、大学選手権をザッピング観戦する予定で御座いました。
然乍ら昨日深夜、Jスポーツの番組表を確認してみると…。
「あれ?」「あれ?」「あれ?」
「何じゃこりゃ?」
Jスポ1:「8:55~19:00/高校バスケ選抜.ウインターカップ2012 Aコート」
Jスポ2:「8:55~19:00/高校バスケ選抜.ウインターカップ2012 Bコート」
Jスポ3:「8:55~19:00/高校バスケ選抜.ウインターカップ2012 Cコート」
Jスポ4:「8:55~19:00/高校バスケ選抜.ウインターカップ2012 Dコート」
朝から晩迄高校バスケ一色、ラグビーの「ラ」の字も見当たりません。
幾ら何でも1チャンネルくらいはラグビーに振り分けるべきでしょう。
「何を考えているんだ、Jスポは!!!」
と、腹を立てても番組内容が変更になる訳でも無し。
「トップリーグ3試合」と「大学選手権8試合」は、全て19時以降から深夜帯の時間に押し込められておりまする。
仕方無いので本日昼は秩父宮に足を運び、「大学ラグビー」を観る事と致しました。
所処で私め、ラグビー観戦は「トップリーグ」と「ユニオン(ジャパン)」が主でして、大学の試合は今季初めての観戦です。
理由は試合の面白味云々では無く、単に客筋の悪さ故。
「野次」は酷いは「罵声」は耳障りだは…、と足が遠のくものでして。
【写真上】セカンドステージ第二試合.「東海‐明治」戦キックオフ。
こうして見ると「満員御礼」の様に見えますが、写真は良く嘘をつくもの。
この日の観客数はキャパの半分以下でした。
それでも社会人よりは全然入ってます…(´・ω・`)ショボーン。
【写真上】第一試合「○帝京48‐12立命館●」戦、6936人の図。
前半は立命がディフェンスで果敢に抵抗、観客も接戦に意外な様子。
僅差で前半が進みますが、エリアとポゼッションがあれだけ一方的では均衡が崩れるのも時間の問で、アブセットの匂いは全く致しません。
ゲームの趨勢は後半早々に決着も、立命も気持ちを切らさず健闘。
点差の割りに締ったゲームでした。
帝京は相変わらず「強く」「激しく」「勤勉」な堅守、しかし課題は攻撃面。
フィジカルを前面に押し出した直線的な攻撃は確かに強力ですが、「長短」「浅深」は使えても「緩急」の無いアタック。
個々の能力で圧倒出来無い相手には意外と手詰まり、エラーとペナルティで取り切れない場面が多く、最後はマニング.イラウア.中村らの個人技頼みとなってしまいます。
しかもグループリーグの緩い三試合の後、いきなりタイトなセミファイナル。
コケるとしたら「次」かも知れません。
【写真上】第二試合「○東海45‐36明治●」戦、9668人の図。
両チーム共敵陣深くに入ればFWの決定力でトライを取りきれるものの、仕留めの部分でミスを連発する東海と局面全体では分の悪い明治。
互いにゲームの流れを掴み切れない接戦(打ち合い)が終盤迄続きます。
FW戦はやや東海有利も決定的な差ては無く、BKの攻撃力も良い勝負。
結局勝敗の行方を決めたのは、バランスの取れたチーム力を戦術の最優先に置いた東海のラグビースタイル。
明治より強力なFWを持ちながらそれに固執せず、それが結果的に明治ディフェンスの「ザル度」を際立たせてしまいました。
この「全方位」な戦い振り、「強み」でもあり「弱み」でもあるのは過去の東海からも明らかですが、今年はリーチの居た年より総合力は上。
相変わらず試合中所々で現れる「ナィーヴ」ささえ克服すれば、意外とすんなり優勝してしまうかも。
個人的にはカラーの似通った筑波との試合を見てみたいかな、と。