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2013.01.04

●ミヤコ「初詣事情」.2013年版

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス四日目。

何時も乍らでは御座いますが、休みの過ぎ行くのは「@」云う間の事。
三が日も昨日迄にて、本日より「仕事始め」の方もおられると思います。
とは云うものの未だ新春四日目、「正月気分」は暫く抜けなさそう。
街の空気が「平熱」に戻るには、もう少し時間が要りそうですね。

所処で皆様に於かれましては「初詣」もお済ませの事でしょうか。
私めは元日と三日にて所縁神様への御挨拶は全て済ませましたが、若しかすると今週末に予定をされている方々もおられるかも知れません。

と云う訳で「八百万」の神々が数多御鎮座おはせまする此処京都。
今日はそんなミヤコの「初詣事情」なぞを。

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「キョートの人が良く行く初詣先は何所ですか?」
トーキョーでは以前より良く聞かれる設問なのですが、結論から先に。

「結構節操無く、色々な神社に詣でますよ」

ミヤコでは洛中洛外問わず、未だ「氏神氏子」の関係が区々町々に根付いており、それが「例祭」を始めとした地域コミュニティーの根幹として生きています。
例えば「寺町周辺今出川以北=上御霊さん」「同.丸太町以南」=下御霊さん」、「聖護院辺りは熊野さん」「西院辺りは春日さん」と云った感じでしょうか。
従い「氏神様への初詣」も習慣として多く残っているのです。
この場合の初詣は文字通り「正月恒例行事」、家族で散歩がてら出掛ける事が多いものです。

次いでミヤコには「各種様々」な御利益をお持ちの神様がおられます。
「お水の神様」「お酒の神様」に始まり「縁切り」「安産神」「料理神」「御菓子神」「蹴球神」、果ては「安楽死」「嫁姑不仲止め」「歯痛止め」「夜泣き止め」…。
即ち受験生が北野天神さんで合格祈願するのと同じ様に、「仕事柄」「時々の事情」に応じた神様に詣でる事も多いのです。

更に多いのは新春のイベント事や宴会事の延長としての初詣。
「家族と」「同僚と」「友人と」「カレシカノジョと」、八坂さんや伏見さん等の大社へ繰り出す機会も是亦多かったり致します。
寧ろこの場合は、初詣後の「飲んだり食べたり遊んだり」する方がメインでしょうが。

そんな訳で、結局市井民の初詣は複数の社へ参拝する事が多いのです。

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因みに此処数年に於ける京都神社の「初詣 参拝者数」は下記の通り。
統計自体が神社や警視庁等発表元が異なる上、集計方法もバラバラなので誤差はあるでしょうが、参考迄のランキングと云う事で。 

①伏見稲荷大社 約260~280万人 
 「商売繁盛」の御利益にて著名な全国屈指の参拝数を有する大社。
 JR.京阪沿線の立地も味方し、大阪方面からの参詣も多いと思われます。
 しかし駅から続く大混雑は云うに及ばず、元日昼間は殆ど前に進みません。
 更に伏見街道の車両混雑は筆舌に尽くし難し、皆様参拝は「おけいはん」で。
②八坂神社 約100~120万人 
 洛中の迎春風情を色濃く醸す「厄除け」「疫病消除」の神様。
 河原町、祇園界隈に近い事もあり、其の儘「飲み」に繰り出す方々も多し。
 
 但しおけら参りの時間帯、西楼門周辺の混雑振りは「阿鼻叫喚」地獄絵図。
 基本的に狙い目は午前中、ないしは南楼門からの参拝です。
③北野天満宮 約50~60万人 
 「学業成就」の御利益、御祭神は云わずと知れた菅公。
 受験シーズン真っ只中と云う事もあり、最後の「神頼み」に訪れる中高校生多し。
 但し此方も北野白梅町辺りから続く「車両渋滞」「歩行者渋滞」が可也厄介。
 正門鳥居からの突破が面倒な方、狙い所は東門からにて。
④平安神宮 約25~30万人 
 えー、実は伺った事が御座いません、今年も前を素通りしただけでした。
 と云いますか、洛中民が此方に詣でる話も殆ど聞かないもの。
 
 最近の創祀の上、「よそさん向け」観光色の強い神社だからかも知れません。
 
⑤地主神社 約25~30万人 
 意外な神社がランクイン、矢張り「縁結び」の神様は強いものと思いきや。
 所在が清水寺の境内社、「除夜の鐘」とセット参拝の方が殆どと思われます。
 
 尚余談ですが、脱力系のホームページは一見の価値有り?…。

以下、近年で実数を把握している神社は「下鴨神社/約20~30万人」「松尾大社/約20~30万人」「上賀茂神社/約10~12人」「石清水八幡宮/約10~15万人」「西院春日神社/3~4万人」「貴船神社/1.5万人」。
実数は不明ですが、立地.規模やネームバリューからして「平野神社」「吉田神社」「城南宮」「恵比寿神社」等にも2~4万人程度の参拝者は訪れてると思われます。

あと、全く読めないのが「野宮神社」「晴明神社」の二社。
小社ながら「縁結び」に「オタクカルチャー」と云った、絶対的な御利益&支持層を有するこの両社。
初詣に伺った事は御座いませんが、若しかしたらスゴイ参拝者数なのかも…。

20130102225355hunaisyaji幸願う人の波 
京都府内の社寺、参拝者詰めかけ

京都府内の社寺では元日から2日にかけて、初詣の参拝者が大勢詰めかけた。景気の回復や家族の健康など、新年に願いを託す人たちが静かに手を合わせた。
京都市左京区の平安神宮では、露店が立ち並ぶ神宮道の大鳥居から境内まで人の波が続いた。本殿前では次々とさい銭が投げ込まれ、参拝者がかしわ手を打ち、一年の安寧や幸福を祈願していた。
京都市内の主な神社が発表した元日と2日の参拝者数は、伏見稲荷大社の203万人(昨年203万人)を最高に、八坂神社62万人(同58万人)、平安神宮22万人(同25万人)となった。
(文.写真共 京都新聞1/2
り)

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