●白馬遠征後記.中篇「八方尾根」
えー、先日「白馬遠征」の後日談.その②。
二日目のゲレンデは聖地「八方尾根」。
この日は「天恵」とも云うべき好天、青と白のコントラストも美しい「冬晴れ」の一日で御座いました。
尚今回もカメラは不所持、携帯撮影で画質がイマイチなのは御容赦を。
【写真上】8時過ぎ、リーゼンスラロームコース。
「朝イチリーゼン (しかも平日) キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
数ある八方醍醐味の一つ、「朝イチリーゼン」。
これがあるから八方はヤメラレナイ、しかも三月を思わせる「ド快晴」です。
ピステの効いたロングコースを「高速」「大回り」「ノンストップ」で滑り降りるのは、筆舌に尽くし難い程の気持ち良さ。
但し「賞味期限」は短いもの、リフト運行より一時間弱の間のみで御座います。
【写真上】ウスバ上部より、リーゼンと白馬村を眺む。
一時間半たっぷり滑った後に、漸く二枚目の写真。
この「ゴールデンタイム」中、悠長にカメラなんぞ取り出している暇なぞありません。
【写真上】9時半頃、リーゼン上部より南東を望む。
この日はリーゼングラード迄行かなくとも、至る所処で最高のパノラマビュー。
幾重にも連なる北アルプス稜線の美しさは、ケータイ写真なんかぢゃ表せません。
棚引く雲海の彼方には戸隠山.高妻山、更に浅間山迄が見渡せました。
この後は「ビステラインの残る名木山」「お約束のウスバ大壁」を周回し、北尾根方面へと向かいました。
【写真上】アルペンクワッドより、兎平一写。
ラインは縦長で凸凹具合も浅め、まだまだ「子ウサギ」と云った感じです。
【写真上】黒菱ブル道よりの眺望。
岩岳.小谷山地の向こうには、屏風の如く連なる妙高険峻の数々。
雨飾山.火打山.妙高山…、何れも「名にし負う」名山です。
【写真上】スカイラインコース、スカイライン第二ペアより。。
「メリハリの利いた斜度変化」「片斜のうねり」「北斜面故の良質バーン」…。
此方も面白味抜群の快適ロングコース、空いてる時間帯にはついつい「GSごっこ」なぞしてしまいます。
唯一の弱点は 「スカイライン第二ペア」の牛歩の如き遅さ…。
後ろ髪引かれつつ、三本滑った後は北尾根へと移動しました。
【写真上】北尾根新コースのコブ斜。
北尾根第3ペアを二本流した後は、尾根沿いのコブ斜面へ。
この日凸凹のラインとリズムが一番良かったのは此処かも。
咲花上部迄降りると国際~白樺と「つまみ食い」しながら横移動、ゴンドラへ。
再度リーゼン「∞」へと突入しました。
【写真上】グラードクワッドより、西南名山を眺む。
ペースダウンも兼ねてのリーゼングラード登頂、リフト左には「五竜岳」「鹿島槍ヶ岳」の姿が伺えます。
冬山の壮大な秀嶺風景も八方魅力の一つ、時刻は早や13時頃です。
【写真上】八方池山荘横より、白馬三山を望む。
左より「白馬鑓ケ岳」「杓子岳」「白馬岳」、何れも2800~2900m超級の高峰です。
【写真上】同.頸城アルプスを望む。
遥か40㎞先の妙高連峰が一望の下に。
手前の岩岳スキー場/岩蕈山(1290m)が小さく見えてしまいます。
この後は兎平を経由し、パノラマへ。
セントラル.国際を挟み、しっかり「最後」迄滑っておりました(疲)…。
と、こんな感じの聖地スナップ集。
来月は「ちゃんとカメラ持って来よう」と、深く心に誓ったのでありました。
つづく。