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2013.02.17

●「第二次白馬遠征」後記.その三

えー、先日「白馬遠征」の後日談。
現地携帯からの更新では簡略版が限界でしたので、改めての「滑走記&フォト集」。
そんな訳での三日日は2/13(水)、「八方尾根」篇で御座います。

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【写真上】朝イチアダムより。
「今日も元気に行って来ま~す」。
まさかこのゴンドラが、あと2時間で運行停止になろうとは…。

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【写真上】ゴンドラより、セントラルコースを眺む。
昨日があの「絶好コンディション」、更にパウダーが積もって益々美味しそう…。
と云う訳で朝イチリーゼンは2本で切り上げ、「セントラル回し」する事と致しました。

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【写真上】セントラルコース一写。
一面「膝下被り」の新深雪。
山頂エリアに較べるとやや重めでしたが、「ふっかふ感」抜群でした。
こう云うコンディションだと、ファットスキーが欲しくなりますね。

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【写真上】9:30、グラードクワッドにて一写。
セントラルを3本滑った後、更なる「サラサラパウダー」を求めてリーゼングラードに向かいました、が…。
横殴りの暴風と猛吹雪に加え、全く見通しの利かない視界。
ガスと云うより、新雪が風で舞い上がっての「ホワイトアウト」です。
「こりゃマズイな」と、早々に同エリアからの撤収を決めたのですが…。

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【写真上】リーゼングラード、コース中盤にて…。
襲い掛かる冬山の猛威に、一瞬「身の危険」すら感じました…。
「前後」「左右」「上下」不如意、暴風と吹雪に煽られ立っているのもやっとです。
平衡感覚すら覚束かず、加えて膝上迄の新雪で板は沈む一方、僅か600mを滑り降りるのに約10分を要する破目に。
 
因みに私めの滑走後、グラードクワッドの運休アナウンスが流れました。

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【写真上】10時頃、うさぎ平109にて途方に暮れる人々。
時間を追う毎に強風と濃靄は酷くなって参ります。
一旦やり過ごそうと109に退避致しましたが、状況良化の気配は見られず。
取敢えずリーゼン使って白樺へ向かう事と致しました。

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【写真上】白樺第1ペアに並ぶ長蛇の列。
10:20頃ベースに着くと、「ゴンドラ」「リーゼンクワッド」「国3ペア」等々の主要リフトが軒並み運休との報。
要するに「名木山」「白樺」「咲花」より上には行けないと云う事、これが本当の「八方塞がり(;´д`)トホホ…」です。
そんな訳で白樺ペアも御覧の様な混雑振り、暫くは5~7分程の乗車待ちでした。

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【写真上】白樺ゲレンデにて。
これ迄「何百回」と滑っている八方ですが、この日だけでその三割分位は白樺ゲレンデで滑ったでしょうか。
幾ら良雪質とは云えゲストがこれだけ集中すると、ひとたまりもありません。
午後には「硬荒中斜面」となってしまいました。

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【写真上】「名木カベ」より名木山ゲレンデと山麓を眺む。
暫くの間は白樺と名木山を行ったり来たりしていましたが、只でさえ遅い名木山トリプルは更に鈍行運転。
結局はこの後、北尾根クワッドでずーっと「コブ戯れ」しておりました。
そー云えば「咲花第2ペア」って、初めて乗った様な…。

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【写真上】白樺ペアより「八方的風景」、一写。
赤服さんと揃いのユニフォーム軍団、如何やらこの日は検定だったらしく。
しかし本来空いている筈の白樺は、上記の様な混雑振り。
一般ゲストが滑走ライン上に流れ込んで、受験者は「天候受難」でしたね。
因みに私めが検定を受けた頃、八方イントラの制服は紫色でした。
うーん、年がバレますね…。

と、こんな感じの三日目リポート。
翌日のゲレンデは、初日以来の「五竜&47」で御座います。
つづく。

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