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2013.04.04

●「2013/14スキー.苗場試乗会」前篇

えー、先日は「苗場スキー場」、2013/14モデルスキー試乗会。
今回も毎年の如く、「小回り」モデルを中心に乗って参りました。
そんな訳でのニューモデルリポート、その一で御座います。

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因みに試乗者のスペックは以下の通り。
 年齢 アラ4(おっさん)
 体格 身長172㎝ 体重58kg
 体力 中距離ランナー.中の上 (1万m:37分、ハーフマラソン:83分) 
 技術 SAJ1級 13年前迄は草レーサー
 嗜好 ショート.ミドルターン>ロングターン、スピード好き
 弱点 軽量。返りの強過ぎる板、重い板には負け気味
 滑走日数 毎季約25〜40日
 現行板  DYNASTAR SPEED GROOVE DEMO R18(12
/13)  

テストバーン及びコンディション
 苗場第5ゲレンデ左(平均斜度18度くらい)。
 ザラメと古汚雪が混堆したグサグサバーン、混雑具合もそこそこ。

そんな訳で高速域や大回りの評価は難しく、ざっくりとした印象や滑走中のフィーリングを中心としたインプレッションになります。

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SALOMON 24  X-Kart  Max (164㎝)
2012/13モデルから全体的なウエイトバランスを微調整しただけで、コスメ以外の大幅ブラシュアップは無し。
この日の試乗板の中では、咋季モデルとの差異が一番感じられませんでした。
従ってコメントも昨年のものをその壗コピペしても良い位。
そんな訳で以下、抜粋コピペしておきます。

ショートターンの性能に関しては説明不要、面白い様に回ります。
ロッカー由来の早い始動に加えターン中の加速.キレ、後半から切り替えのスムーズさは、板を履いているのを忘れる位。
雪面コンタクトも秀逸、エッジグリップと云うより寧ろセンターを中心としたソールそのもののグリップ力が確りしており、多少のギャップにはビクともしません。
滑走中に雪面より受ける振動も可也吸収してくれ、乗り手が板を踏み込んだ際のレスポンスも均一。
因みに大回りは全く出来ません、この特化性も潔くて良し。

と、こんな感じ。
但し今回乗ってみての補足コメントを箇条書きで。
・高速域でのテストが昨年も今年も叶わず、果たして如何でしょう。
・「べたーっ」と雪面に張り付く様な安定感は秀逸、センター幅を実寸(72㎝)よりも広く感じてしまう位です。
・但し中級者クラスだと、板の加速に身体が置いてけぼりにされる恐れ有り。
・乗り味自体は完全に板主導タイプ、サロにしては珍しく万人受けしない(好き嫌いが分かれる)タイプかも。
・小回り機としては「ヘッド」「アト」の次位に重たいです。

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・SALOMON 24 Hours Max (170㎝)
今季からトップロッカーに仕様変更、カタログスペック(Rとサイドカーブ)も少しだけ変わっています。
このラインナップも三年続けての試乗ですが、重厚さに軸足がシフトした感。
「走りの安定感(↑↑)」「取り回しの楽さ(→)」「ポジションの取り易さ(↑)」と云ったバランスが、今季一番良い様に感じました。
しかし、何故此処迄「抽象的」な表現計りになるのかと申しますと…。
「そー云うスキーだから」です。
巷での評判通り、突出した個性(強み)は稀薄も滑走シチュエーションは何でもござれ、しかも24時間滑ってられますよ、と云う板。
それがコヤツの個性であり「没個性でツマラナイ」と云った評価は、メーカーさん曰く「賛辞の裏返し」だと仰っておられました。
フォルクルのSWと並んで「二級検定最強の友」てな位置付けでしょうか。

因みにロッカー効果の恩恵ですが、元々ターンの入りが容易な板なので(+当日のグサ雪)、正直然程は感じませんでした。
只、従来に比べ少し小回り志向にシフトしたかな、と。

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・SALOMON X-Race (175㎝)
LABを叩き台として競技.基礎を両睨みした、今季サロのニューラインナップ。
当然フレックス.トーションは既存デモ系より強くなり、板の直進性も増しています。
と、板の特性はややハード路線も、それに反して乗り易さはマイルド。
持った際の第一印象は「重っ」なのですが、滑走時の感覚は然程でもありません。
センターへの乗り易さや切り替えの掴み易さは良い按配の落とし所、この辺は流石サロモンと云った所処でした。
但し小回りデモ機に慣れている人にとっては、操作性が鈍重に感じるかも。
あと、軽量の人にはチト辛いです。

ツインチップロッカー構造で、ショートもこなせるもこの板の本分では無し。
矢張りハードパックのバーンをロングでかっ飛ばしたいイメージです。
尤もこの日のグサグサ&混雑バーンでは何とも云い様が無いのですが…。
因みに昨季のマスタングと路線が似ていますが、メカニズムは全くの別物です。

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・SALOMON 24 Hours LITE PRO (162㎝)
乗りたい板が尽く貸し出し中の為、遊び半分で借りてみました。
イメージとしては06〜08頃のDemo XRを、更に「軽く」「柔らかく」した感じです。
「脚力不問」「クルクル回る」と取り扱いが楽チンな板、「24 Hours Max」の下位モデルとの事ですが、性能乖離が大き過ぎる気が致しました。
当然欠点は、雪面ギャップに弱いのと中速域以上での板の挙動不信さ。
総じて「頼り無い乗り心地」と云った所処ですが、ターゲットスキーヤーのレベルから見れば、これ等の短所は短所になりません。

お勧め対象者は、量販板からソコソコちゃんとした板を買おうとする中級女子。
同.体重の無い男子は169㎝、あとは体力不安な御年配の方、お勧めです。

4
・HEAD i.SUPERSHAPE  MAGNUM  (170㎝)
乗りたい板が引続き貸し出し中の為、合わないのを承知で試乗してみました。
路線としてはオールラウンドモデル、今季より新たにトップロッカーを採用との事。
しかし…、矢張りヘッドは私めの「鬼門」メーカーでした。

悪く云うと、「スウィングウエイトが重い」、「もっさりしている」。
良く云えば、「マイルドな乗り味」、「板の撓みを掴み易い」。
確かに変なバタ付きや、イレギュラーなレスポンスとは無縁の板。
只、こう云うベターっとした乗り味(+先入観)はどーも好きになれないですね。
しかもこの日のバーンコンディションではソールを使った滑り中心でして、余計に鈍く感じてしまいました。
結果、「SPEED」「RALLY」はパスする事に。
まぁ好き嫌いの問題が多分にあるので、この項は余り参考にしないで下さい。

と、先ずはこんな感じにて。
後篇は「アト」「フォルクル」「ストックリ」のインプレに成増。

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