.●「そうだ経堂、行こう」
えー、立夏の頃に相応しい好天に恵まれたGW後半戦。
此処トーキョーでも連日の「五月晴れ」、絶好の行楽日和が続いておりまする。
私めも昨日は昼過ぎより「チャリンコ都西逍遥」。
前日手を加えた駆動系の点検も兼ねて、軽くポタリングして参りました。
当初は「フレンド商会→和田サイクル経由で井の頭公園辺りまで巡行しようかな」。
なぞと考えておりましたが青梅街道を西進中、不図した思い付きで予定変更。
嘗て住んでいた街へ足を伸ばす事と致しました。
向かった先は「世田谷区経堂」、彼是16年振りの来訪で御座います。
【写真上】経堂駅舎。
「何だ、この恐ろしい迄の変わり様は…」。
往時の原型を全く留めていない変貌振りにびっくり、駅と周辺は「大きく」「広く」「綺麗に」「小洒落た」様変わりをしておりました。
此処だけ見れば、初めて訪れた街と云っても差し障り無い位です。
因みに私めが経堂に居を構えていたのは「1994年4月~1997年10月」の間。
当時の経堂駅は高架化されておらず地上駅舎式、改札も地下にありました。
そー云えば、駅の西と東に「開かずの踏切」、あったよなぁ…。
【写真上】経堂駅と経堂コルティ。
当時駅横にあった商業施設は「経堂ジョイフル/小田急OX」と「経堂アパート」だったと記憶していますが、何時の間にこんなショッピングモールに変わったのかしら。
当然、こんな舗装遊歩道もありませんでした。
まぁ16年も御無沙汰なんで、当たり前っちゃ当たり前ですよね…。
【写真上】駅前.すずらん通り入口にて一写。
商店街の名前通り、すずらん模しの街路灯。
以前はこんなもんありませんでした。
【写真上】すずらん通りにて。
駅周辺から一歩商店街に入ると、趣は昔のまま。
北の「すずらん通り」と南の「農大通り」、私めは前者の方に住んでいたので専らこっちの方を良く利用していました。
心覚えのある店は幾つか残っていたものの、矢張り知らないお店が大多数。
【写真上】左上より、古本屋.酒屋.ラーメン屋.家具屋。
経堂在住だった際、良く利用したお店の生き残り。
【写真上】嘗ての居住マンション。
駅から徒歩5分、すずらん通りを左折した所処のマンション。
良く似た道幅計りだったので、探すのに結構迷ってしまいました。
社宅だったので家賃は¥12000(水道光熱費含)。
今から思うと議員宿舎並みの破格値でしたよねぇ…。
【写真上】昔も今も経堂のランドマーク、経堂ボウルの屋上看板。
ピーコック経堂店5階のボーリング場、何度が使わせてもらいました。
取敢えずコレが残っていたのを見て、何故か安堵した私めだったり致しました。
と、こんな感じの「旧住処」来訪。
住んでいたのは3年半だけでしたが、私めにとっては京都から東京に移り住んだ初めての土地、しかもウレシハズカシ「20代半ば」の頃で御座います。
タイムスリップするには変貌が激し過ぎるものの、矢張りそれなりに懐旧の念が込み上げてくるものでした。
尚余談ですが、当時の経堂駅/小田急で強く残っている印象と云うと…。
「開かずの踏切」「激混みの通勤電車」「何故か上りだけ止まらない準急」「東北沢での通過待ち長過ぎ」。
あ、「終電で寝過ごして気付けば相模大野」てのも数知れずありました。
おしまい。