●「古書ノ海」へ「糺ノ森」へ
えー、私め明後日より「お盆」帰省にてミヤコ上洛。
のんびり十日間計り滞在して参ります。
取敢えず当座の予定と致しましては
09日/昼過ぎより新幹線、夕刻入洛。
早速洛中で「飲んだり」「食ったり」「飲んだり」。
10日/地元でトレイルラン、北嵯峨~菖蒲谷池~清滝~小倉山ルートを予定。
その後は釈迦堂門前、何時もの割烹で昼酒宴。
で、11日は朝より「今回メイン」の一つ、「海へ潜りに」行って来ます。
海なぞ無い筈のミヤコですが、毎年この時期「糺ノ森」には海が現れるのです。
そう、それは「書冊の海」。
そんな訳で四年振りの「下鴨納涼古本まつり」参戦。
嘗ての私めにとりまして、この古本まつりは「お盆の散財行事」。
家計は「火まつり」、財布の中だけが「納涼」となる、洒落にならないイベントでした。
気が付くと書荷がダンボール二つ分に膨れ上がって宅急便のお世話になったり、
将又お金が足りなくてコンビニATMまで往復したこともありました。
近年は散財具合も程々ですが、それでもビニール袋の重みで手が千切れそう。
紙切れの集合体と侮る事無かれ、本は大変重たいものです。
降り頻るものは 「灼熱の炎天」「蝉時雨」。
揺らめくものは 「馬場に舞う砂埃」「天幕の裸電球」。
山となるものは 「「駐輪自転車」「両手に下げたビニール袋」。
おっと、忘れてならないのが 「納涼うちわ」に「冷やしカレーうどん」。
古本市の雰囲気を彩る「有形無形」のアイテムも何時も通りの事でしょう。
如何か今年も「掘り出し物」に当たります様に、なむなむ。