●トレックin「石打丸山」前篇
えー、先日「越後湯沢秋桜ハーフマラソン」遠征記の後日談。
レース完走後は「温泉で湯治」「蕎麦屋で酒宴」とお決まりのルーティーン。
何時もなら夕刻前には帰途に着くのですが、今回は越後湯沢で一泊。
その訳はと申しますと、湯沢周辺で如何しても行きたい場所が二ヶ所あったからです。
と云う訳で蕎麦屋の暖簾を出た後は、目的地「その一」に向かって出立。
温泉街からチャリンコを扱ぎ出し、三国街道を北進するのでした。
【写真上】国道17号線(三国街道)より左手一写。
ガーラ湯沢を通り過ぎ…。
【写真上】目的地到着。
着いたのは「石打丸山スキー場」ハツカ石口です。
同スキー場は私めの「日帰りホームゲレンデ」、毎冬10回以上滑りに来ておりまする。
以前からずーっと「グリーンシーズン」に訪れたいと思惑していたのですが、今回湯沢でのマラソン大会が絶好の機会。
レース後、メインゲレンデ目指してトレッキングすると決めておりました。
尤も完走から僅か三時間、下肢には「疲労蓄積」しまくりの状態ですが…。
【写真上】エリートゲレンデよりトレック開始。
此処は迂回路を使うのも面倒なので、ゲレンデ直進しちゃいます。
斜度も緩斜、距離も短いので、5分程度で登り切れます。
因みに石打丸山の登頂ルートですが、「ハツカ石口」「中央口」「観光口」どの山麓口からも林道(舗装道or砂利道)が伸びており、それらを辿って行けば山頂に到着出来ます。
ま、舗装路が飽きたならゲレンデを縦断するも良し、リフト脇を進むも良し。
但し後述する様にトレックに不向きな急斜面や、胸高以上の繁みと化しているコースもありますので、その辺の判断は現地にて。
後、ゲレンデが三角錐形に裾広がりとなってので降り場を間違うと帰りが大変。
何度か滑りに来た方か、その同伴をお勧めします。
【写真上】ハツカ石サミットリフト前を通過。
此処から右手に林道が伸びており、道なりに進むとシルバーコース下部(中央第3高速リフト乗り場)に出ます。
【写真上】林道を北に進む。
この林道、冬場は銀座ゲレンデ方面からの連絡路(林間コース)になります。
山腹を大きく蛇行した緩斜面の為、踏破難易度は殆どゼロ。
【写真上】林道より東方面を望む。
暫くは視界の広がる箇所が多く、右手側の眺望が利きます。
しかしゲレンデ内に稲田があるとは知らなかった…。
【写真上】中央第3高速リフト乗り場通過。
手前の緩斜面はシルバーコース、奥の急斜面がジャイアントコース。
【写真上】同リフト乗り場、近景。
やっぱり夏のスキー場ってのは、うらびれて殺風景なものですね。
【写真上】チロルゲレンデ→ハツカ石の連絡路より。
ゲレンデをS字に斜行する舗装道を登り、シルバーコースとジャイアントコースの中間迄やって来ました。
真っ直ぐ進むとチロルゲレンデ.銀座ゲレンデ方面に向かいます。
【写真上】同所より、右手を見遣る。
先程の中央第3高速リフト乗り場、直線距離だと大した事ありませんが蛇行路なので可也大回りして登ってきます。
因みに正面に聳えるのは「上田富士」飯士山(1111.8m)。
実は次の日は、あの山に登りました…。
【写真上】同所より、左手を見遣る。
「ででーん」とジャイアントの一枚バーン(最大斜度32゜)。
流石に此処をショートカットして進もうとは思いません…。
【写真上】同.魚沼盆地の眺望。
山頂へ上るに従い、見晴しが雄大になってきます。
右端には六日町八海山スキー場の姿も。
【写真上】連絡路をてくてく進む。
直ぐにチロルゲレンデのシングルリフトが見えて来ます。
【写真上】チロル右側のポピュラーコース。
たまにポールバーンや非圧雪コースになってるトコです。
正面はファースト石打スキー場跡地、その左隣には舞子高原スキー場。
【写真上】同位置より、魚沼盆地。
この日は写真の様に雲一つ無い快晴、フェーン現象全開の炎天で湯沢町の最高気温は27℃、9月上旬並みの暑さでした。
しかもゲレンデ内には陽射しを遮るものが何も無く、始終「直射日光」の餌食。
マラソン完走後に飲んだ麦酒大瓶×2は、とっくの昔に「汗」と消えております。
【写真上】チロルゲレンデより眺む越後三山。
左より中ノ岳(2085m)の山裾、少し奥目に越後駒ヶ岳(2003m)、八海山入道岳(1778m).大日岳(1710m)と連なっています。
その手前にはイワキ頭(1367m)と金城山(1369m)の連山群。
と、取敢えずこの辺で句読点、今回は写真が多いので二分割する事に致します。
そんな訳で後篇に続く。