●トレックin「石打丸山」後篇
えー、昨日ログの続きにて。
「越後湯沢秋桜ハーフ」完走から三時間後、予てより計画していた「石打丸山スキー場」へのトレッキングを敢行。
重い足を引きずりながらの「ホームゲレンデ踏破記」、続編で御座います。
【写真上】グリーンゲレンデ下部より眺む、チロルゲレンデと銀座ゲレンデのトップ部。
グリーンゲレンデに伸びる舗装山路を進み、山頂を目指します。
【写真上】グリーンゲレンデより望む大丸山ゲレンデ。
リフト左側は基礎屋向けの整地一枚バーン、右側はリズムの悪いコブバーン。
このエリアはブッシュ野晒し、背丈程の薄が生え放題でした。
【写真上】パラダイスコース下部より、ジャイアント~シルバーコースを望む。
右手前の独立峰は湯沢のランドマーク「飯士山」、翌日登りに行く所処で御座います。
石打丸山から東を見ると、殆どのゲレンデからその山姿が窺えます。
左最奥には越後三山の一つ、中ノ岳。
【写真上】パラダイスコース中部にて。
石打フリークの方なら、何の設備か直ぐ解りますよね。
【写真上】山頂メインゲレンデ下部、「レストラン.シュプール」に到着。
ハツカ石山麓から此処迄一時間弱、意外と時間掛りました。
【写真上】同所から、魚沼盆地の眺め。
湯沢.魚沼ではそろそろ借り入れの時期、稲田一面が黄金色に輝いております。
【写真上】シュプールより見上げる山頂ゲレンデ。
予定ではあのてっぺん迄(922m)行く予定だったのですが、如何せんハーフ完走直後。
登りは兎も角、下山の疲労度具合を考えて遠慮する事にしときました。
ロードも山も、一定斜度を超えると下りの方がキツイのです…。
そんな訳で山頂クワッド横の日蔭で小休止。
一服と栄養補給の後、帰路に着く事と致しました、が…。
【写真上】何故か向かったのは国体コース。
上ったコースを下りりゃ良いものを、態々「悪戦苦闘」必至のルート選択です。
「最大斜度35゜の片斜急坂」、下腿二頭筋に負荷が掛りまくり…。
「斜面は未整備で草ボーボー」、足場が悪い上に地表が全く見えません…。
「トラップの如く排水路がコースを横断」、何度も溝に足を踏み外し転げそうに…。
「手場足場、取っ掛かりが何も無し」、登山道では無いので、縄場も鎖場もありません…。
と、滑りゃ1分強で済むコースを10分以上掛けての蛇行踏破。
だって一度通った路から帰るのはツマラナイんだもの…。
【写真上】同コース、健気に花咲く柚香菊(ユウガギク)。
花を避けて下山する余裕は無く、「ザクザク」踏み荒らしてのコース通過でした…。
【写真上】国体コース中腹より、湯沢市街と上越連山を眺む。
山沿いを縫う様に流れるのは魚野川。
奥には万太郎山.仙ノ倉山.平標山の険峻が連なっています。
【写真上】やっとハツカ石スーパーリフトに到着。
傾斜は緩くなりますが、ブッシュの状態は相変わらず。
胸高程ある繁みの中を突き進みます。
【写真上】石打丸山シャンツェ。
ハツカ石エリアの上部、中央第3高速リフト(昨季休眠中)横にはオールシーズンのノーマルヒルジャンプ台(HS86/k=80m)が設置されています。
人工芝が敷かれている所処を見ると、サマージャンプ大会が開催されていたみたく。
【写真上】ハツカ石第2ペアリフトとサミットゲレンデ。
やっと舗装道に戻って来ました。
嗚呼、緩斜面がウレシイ…。
【写真上】サミットゲレンデ下部より、通って来たコースを振り返る。
左上、レストラン.シュプールからの所要時間は約40分。
スキー板を履いてれば3分少しの時間なのに…。
そんな訳で、この儘エリートゲレンデを下り行程終了。
矢張り上りより下りが堪えた一時間半(往路57分.復路45分)でした。
コース図黄線が今回のトレッキングルート。
山路は林道と初心者ゲレンデを使えば緩斜面が多く、ハイキングやジョグトレーニングにはお誂え向きのコース。
亦、山頂からガーラ湯沢~湯沢高原を連絡すれば、結構走り甲斐のあるトレランルートになるでしょう。
一度、フツーのコンディションの時に山走りに来たいと思いました。
【写真上】今回持参の愛機は、高速小径車「TERN VERGE P18」。
やっぱり輪行にはフォールディングミニベロが便利。
今回の遠征では走行距離こそ短いものの、「マラソン会場へ」「山へ」「温泉へ」「スキー場へ」と大活躍でした。
とこんな感じにて。
「来年は観光口から上って、山頂迄行こっと」。
と、懲りない事を思案している私めでした。