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2013.10.16

●「岩原〜飯士山トレッキング」後篇

えー、先月末は「越後湯沢秋桜ハーフマラソン」遠征の後日談。
「ハーフマラソン完走」に「石打丸山トレッキング」、とオーバーワークな初日を過ごした翌日は、朝より「飯士山トレック」。
そんな訳での「岩原〜飯士山登頂記」、三部作の終になります。

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【写真上】飯士山.山頂表示板と三角点。
山顛は10人程度で一杯になる広さですが、この日は頂上滞在中ずーっと貸切。
「山頂独り占め」に加え「天気良し(少し良過ぎ…)」「空気美味し」「展望絶景」と、云う事無しの40分でした。

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【写真上】山頂より南東方面、踏破してきた岩原ルートを眺む。
約77分の行程、こう云う眺望を見ると登って来た苦労が報われると云うものです。

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【写真上】スキー場の眺望.その①、南正面。
魚沼盆地南東隅、方丈山南斜面のゲレンデは左に「湯沢パークスキー場」、右に「湯沢中里スキー場」。
そしてその向こうには三国山脈の雄大な山並み。
左より「一ノ倉山」「茂倉山」「万太郎山」「仙ノ倉」「平標山」。

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【写真上】スキー場の眺望.その②、南西方面。
左より「神立高原」「NASPAスキーガーデン」「湯沢高原(上.下)」の各スキー場。
市街中央には越後湯沢駅、その右横には小さく「一本杉スキー場」「湯沢高原.布場ゲレンデ」も窺えます。

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【写真上】スキー場の眺望.その③、南西方面奥。
NASPAのひと山奥には「かぐらスキー場」のゲレンデ迄が一望。
中央のコースが「みつまたゲレンデ」、右上には「かぐらゲレンデ」。
右奥に聳えるのが神楽ヶ峰です。

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【写真上】スキー場の眺望.その④、西方面。
左上は「湯沢高原.高原エリア」、下部には一本杉に並んで「布場エリア」。
中央上は「ガーラ湯沢.南エリア」、少し離れて右に「中央エリア」「北エリア」。
蛇行して山麓に伸びるのが「下山コース.ファルコン」。
この両スキー場はゴンドラで繋がっています。

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【写真上】スキー場の眺望.その⑤、西北方面。
湯沢エリア私めのホームゲレンデ「石打丸山」、何時もは向こうから飯士山を見上げて計りでしたが、この日は逆にスキー場を俯瞰。
この景色が見たくて飯士山に登った様なものです… イャッホゥヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ワーイ!!!。
昨日はマラソン完走後、あそこをトレックしていました…。

中央下の緑芝エリアは「ハツカ石」、右に「ジャイアント&シルバーコース」、右端が「チロル&銀座ゲレンデ」。
左上から斜めに伸びるのが、メインの山頂ゲレンデです。

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【写真上】スキー場の眺望.その⑥、西北方面。
左端より「石打花岡」「Mt.グランビュー」「上越国際」「五日町」のスキー場。
少々解り辛いですが、行った事のある方なら直ぐにお解りでしょう。

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【写真上】スキー場の眺望.その⑦、北正面。
神立高原の裏手に位置する「舞子高原スキー場.奥添地エリア。
右にゾクゾク(恥)、左にサンサンコース(恥)。
左端の建物がゴンドラ降り場、真ん中下の丸っこいのがスカイドームレストランです。

こんな具合に飯士山は、山頂からの眺めが兎に角「抜群」。
周辺の越後.三国山脈群に較べ標高は1100m級と高くはないのですが、何せその立地が盆地内の単立山。
四周を遮るものは無く、独立峰ならではの見晴らしが楽しめます。
特に湯沢周辺を主戦場とされている「スキーヤー(スノーボーダー)」の方々には是非ともオフシーズンに登って頂きたい山。
何時もは白銀の景色しか見ていない馴染みのゲレンデ、オフシーズンの違う姿を眺めるのも亦格別な趣です。

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【写真上】で、こっからは「山コレ」、北東方面の越後山脈を望む。
中央の尾根筋は左より「金城山」、次いで「イワキ頭」「高棚ノ頭」「北入ノ頭」と、割引岳のピーク群が連なっています。
その稜線に沿うように再奥には「八海山」「越後駒ヶ岳」「中ノ岳」の越後三山。
更には「兎岳」の山姿も窺えます。

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【写真上】東北方面に眺む三国山脈。
中央の雄々しい険峻は「割引岳」と「巻機山」、鞍部を挟んで「米子頭山」「柄沢山」と三国山脈が連なっています。
湯沢エリアのスキー場上部からも一望できる、御馴染みの山景色。

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【写真上】真東に眺む三国山脈。
写真中央には「大源太山」「七ツ小屋山」、尾根を斜めに上がって右端の三角錐状山影が「武能山」。
最奥の連山群は左より「柄沢山」「檜倉岳」「大烏帽子山」「朝日岳」「笠ヶ岳」。

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【写真上】なーむ~。
山頂少し北側にある三尊石、随分大昔から鎮座されるお地蔵様らしいです。

と、山頂に滞留する事約40分。
南北に延びる魚沼盆地と四囲至る所処に窺えるスキー場、そして越後山脈.三国山脈に谷川連峰の雄大なパノラマビュー。
飽く事の無い「秋晴れの雪国景趣」に後ろ髪を引かれつつ、頂を後にしたのでした。

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【写真上】下山途中の三叉路分岐。
上りは岩原スキー場ゲレンデから奥添地ルート経由で来たらしく、下りは岩原登山道ルートをチョイス。

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【写真上】岩原へ下る登山道.一写。
所々にスリッピーな縄場もありますが、概ね快適なダートトレイルです。

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【写真上】登山道入口に到着、其処で「見返り飯士山」一景。
下山から約20分.1.2㎞、山頂はもう遥か彼方…。
こっちのルートの方が最短コースらしかったです。

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【写真上】登山道を下りると、其処は第3ペアリフト降り場。
あら、岩原スキー場からの取り付きはこんな場所にあったのですね。

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【写真上】ウエストサイドコース上部より望む、下部ゲレンデ全景。

この後は緩斜面のゲレンデをのんびり蛇行下山、元来たコースを山麓スキーセンターへと戻りました。
今回使ったこの「岩原スキー場~飯士山」ルート、ユルめの山走りには丁度良い行程でしたが、マラソン翌日の足腰には少し堪えまして殆ど走れず終い。
今度は…と云いたいトコなのですが、湯沢周辺には魅力的なトレランコースが山程ありますので、次は別の山に行くのでしょうね。

と、こんな感じの「飯士山トレラン」改め「飯士山トレック」でした。
おしまい。

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