●「岩原〜飯士山トレッキング」前篇
えー、もう半月前のハナシに成増が…。
9月末は「越後湯沢秋桜ハーフマラソン」遠征の後日談。
レースの夜は湯沢温泉街で一泊、翌朝は今回目的の場所「その二」へと向かいました。
訪れた先はと申しますと…。
「飯士山」です。
【写真上】前日石打丸山トレックの際、ハツカ石連絡路より眺む飯士山。
「三度の飯よりスキー大スキー」スノーホリックの私め、冬の越後湯沢には数知れず訪れておりまして、中でもメインとなるのが「石打丸山スキー場」。
そのゲレンデから見渡す飯士山は凛として雄々しい山姿、何時か登ってみたいと思慕していたものでした。
従い今秋の「越後湯沢マラソン」は絶好の機会と図り、一泊しての山行決行。
そんな訳での「トレイルin飯士山」前篇で御座います。
【写真上】岩原スキー場山麓.スラロームコース到着。
当初の予定は「東山フィッシングセンター/神弁橋」ルートから入山するプランでしたが、矢張り前日のハーフマラソン+その後の石打丸山登頂の疲労が下半身に蓄積。
岩場登りは諦めて、難易度の低い岩原ルートををチョイスする事に致しました。
【写真上】例に由っての輪行愛機「TERN VERGE P18」。
湯沢温泉街から岩原スキー場迄は約4㎞、チャリなら10分強の距離です。
リゾートセンター.リフト券売り場前に駐輪し、山行開始です。
【写真上】岩原.第一ペアリフト沿いよりトレイル開始。
上記理由で岩原からの山路は殆ど調べておらず、取敢えず下部ゲレンデからテケトーに取り付く事と致しました。
しかし「人っ子一人居ない」上に「雪の無いゲレンデ」…、中々シュールな光景です。
【写真上】メインゲレンデ下部に到着。
眼下には魚沼盆地南域が一望の下に。
先細りの田園地帯を挟む様に、右に正面山、左に荒沢山。
その奥には万太郎山.仙の倉山.平標山の三国連山が覗えます。
【写真上】メインゲレンデ&ロマンスコース下部から飯士ジャイアントコースを望む。
取敢えず暫くは緩~い斜度、ゲレンデを縦断するダート車道を進みます。
【写真上】第二ペア脇のロマンスコースからウエストサイドコースへと進む。
この辺りは全域幅広の緩斜面、芝上を進んでも歩き難さはありません。
多分栂池もこんな感じなんでしょうね。
【写真上】ロマンスコース中部より、南方一写。
正面には湯沢中里スキー場(右)、湯沢パークスキー場(左)。
【写真上】同.ロマンスコース中部より、西南一写。
右にはNASPAスキーガーデン、左には神立高原スキー場。
その横にはルーデンス湯沢スキー場がちらっと窺えます。
【写真上】中央クワッドリフト降り場に到着、此処迄1.7㎞.約26分。
リフト降り場の中から眼下を見ると、一面に拡がる芝生の緩斜面。
搬器の掛っていない索道ってもの、何か変なモノです。
【写真上】クワッド降り場より、飯士ジャイアントコースを望む。
頂上に小さく見えるのが山頂クワッドリフト降り場。
流石にこの斜面進軍は厳しく、ゲレンデ右側を迂回する林道を登る事に致しました。
【写真上】蛇行する林道を進む。
本来この路は山頂からの初心者迂回路、アクティブコース。
何時もの体調なら余裕で走れる斜度なのですが、この日は既に「下肢パンパン」。
殆ど歩き通しでした…。
【写真上】迂回路はジャイアントコースに「近づいたり」「遠のいたり」の繰り返し。
手前は破棄された旧ペアリフト支柱。
【写真上】飯士ジャイアント、2/3通過。
山麓の田園地帯はどんどん遠のいていきますが、三国山脈の眺望はより雄大に。
【写真上】またコースから離れていきます。
絵で見ると大した事ありませんが、実際は結構な斜度(Max35°Av18°)。
流石岩原「唯一」の上級者コースって所処でしょうか。
【写真上】山頂クワッドリフト降り場.目前。
山頂っても未だ985m、此処がゴールぢゃありませんけどね。
と云う訳で道程は道半ば。
「岩原〜飯士山トレッキング.中篇」に続きます。