●「晩秋遊山」白馬五竜.中篇
えー、先日「大町アルプスマラソン」遠征の後日談.続編になります。
前泊の為、土曜日の始発あずさで松本経由大町入り。
大会コースの下見をした後は、嘗ての仕事場「五竜スキー場」へと向かいました。
そんな訳での「晩秋遊山」白馬五竜、三部作の二になります。
【写真上】地蔵ケルン(標高1676m)。
アルプス平周辺の「ホワイトアウト」状態からは解放されましたが、相変わらず四囲眺望は「真っ白」。
妙高.戸隠.穂高方面は疎か、近場の「五竜岳」「唐松岳」すらカケラも覗けません。
【写真上】地蔵ケルンより、北方面の眺望。
瞼を閉じれば「白馬三山」「妙高連峰」の雄姿が脳裏に浮かびます。
うーん…。
【写真上】地蔵ケルンより、南方面の眺望。
瞼を閉じれば「戸隠連峰」「美ヶ原」「八ヶ岳連峰」の雄姿が脳裏に浮かびます。
うーん…。
【写真上】同.地蔵ケルンより見下ろす「アルプス平自然遊歩道」。
落葉樹の「朱」「黄」「橙」と常緑樹の「濃緑」が織りなすコントラストが美しく。
しかし流石に標高1676m、紅葉は散り始めで茶枯葉が目に付きました。
山頂の紅葉見頃は、ギリギリ今週一杯かな。
【写真上】下山途中、アルプス第4ペアリフトを眺む。
天候が天候なので小遠見山へのトレックは取り止め、下山する事と致しました。
あーあ「晩秋の北アルプス展望」、楽しみだったんですけどねぇ。
【写真上】下山の際、アルプス第3ペアリフト一写。
ハイシーズンには積雪300㎝超えるゲレンデ、リフト台が矢鱈と高いです。
【写真上】パノラマコースに戻る。
左の分岐はHakuba47への接続コース、一時間前に較べガスが収まって来ました。
【写真上】パノラマコース下部より。
気付けば靄は立ち消え、薄ら陽光すら差し込んできました。
ツイてるのか、ツイてないのか、うーむ…。
【写真上】Alps360内、ビジターセンターにて。
長野県公式マスコットキャラクター「あるくま」、…ぢゃ無いですね。
【写真上】テレキャビンにて下山。
山腹の濃靄は相変わらず、下り最初の数秒間はこんなんでした…。
【写真上】引き続き、テレキャビンにて。
アルプス平ゲレンデを過ぎた辺りから、漸く視界良化。
とおみゲレンデといいもりゲレンデが朧げに覗けます。
【写真上】晩秋五竜の紅葉風景。
山頂に較べ標高の低い分、山腹中部の色付きは最盛。
寺社や公園の人工美紅葉とは違った、雄大な自然美景趣てな感じです。
【写真上】紅葉風景、も一つ。
下りのゴンドラ(リフト)に乗るってのは、シーズン中先ず無い事。
何かミョーな違和感を感じます。
【写真上】も一つ、紅葉風景。
ゴンドラ越しに撮ると、何か臨場感増しますね。
【写真上】ゴンドラより戸隠連峰を望む。
層雲の合間より微かに覗くのは表山、西岳と本院岳。
もっと高い所処からだと、飯綱山や瑪瑙山(戸隠スキー場)も見えるんですけど。
【写真上】山麓の紅葉といいもりゲレンデ。
ゲレンデ向こうには白馬盆地(神城盆地)、その奥には岩蕈山.小谷三山の眺望。
【写真上】テレキャビン乗り場上部より、紅楓とエスカルプラザ。
単体の楓木ではコレが一番の色付き。
高山にしては珍しく、目にも鮮やかな「赤紅色」の彩りでした。
【写真上】とおみゲレンデを後に、ラス一写。
オフシーズン中、ゲレンデ周辺のペンションや各ショップは殆んどクローズ。
ま、この時期にスキースノボを貸出ししててもしょーが無いですからね。
しかし困ったのが大糸線電車のタイムテーブル。
小遠見山へのトレックを予定していたのですが、ガスの所為で時間が「ダダ余り」。
気分的にも消化不良で、この儘帰っては寝覚めが悪そうです。
そんな訳でブラン変更、いいもりゲレンデに向けてチャリを扱ぎ出すのでした。
つづく。