SKI 2013/14.滑走記

2014.04.30

●「2013/14」滑走後記

「嗚呼、今冬も終わってしまった... つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

先週4月25日にて、私め今季の滑走予定も全て終了。
これより七ヶ月間の「長〜い」オフシーズンに突入致しまする。
そんな訳で本日は「死児ノ齢ヲ数ウ」宜しく、過ぎ去ってしまった「2013/14シーズン」の滑走遍歴を振り返ってみたいと思います。
今季スキー場別の滑走日数は以下の通りに成増。

1_2
  かぐら×10       五竜&47×9       八方尾根×7       石打丸山×6

5_2
  戸隠×4         丸沼高原×3      六日町八海山×2     猪苗代×2

9
  狭山(室内)×2     斑尾高原×1        苗場×1         戸狩×1

13
  赤倉/新赤倉×1  ハンターマウンテン×1  水上宝台樹×1  

今季の滑走日数は「51日」、室内(狭山)を除くと49日と云うスタッツとなりました。
例に由って「上四つ」に偏ったゲレンデチョイスになっています。

滑走日が一番多い「かぐら」ですが、完全に「シーズンイン&アウト」専用スキー場。
ハイシーズンの遠征が皆無で、メインゲレンデと云う感じは全く致しません。
ま、12月と4月は可也お世話になってますけどね。

嘗ての住み込み仕事先、「白馬五竜」と「八方尾根」には今季4度の遠征。
やっばり滑り応えがあるのはこの2つ、来季はもう少し滑走日を増やそうかと。
因みに五竜は「予備校」、八方は「道場」てなイメージでしょうか。

此処数年来、日帰りユーズでの主戦ゲレンデ「石打丸山」は今季やや少な目。
「近いし」「朝イチから滑れるし」「コースはソコソコ面白いし」なのですが、標高の低さ故にハイシーズン期間が短いのが難点です。

戸隠はどちらかと云うと3月専用、湯沢/沼田エリアの雪質が悪くなった時期にグッドスノー求めて行く場所です。
あと、恒例のタナベさんニューモデル試乗会もありますしね。
丸沼も試乗会絡み&4月専用ゲレンデです。
八海山はもうちょい行きたいのですが、新幹線ユーズだと交通がやや不便。

猪苗代/斑尾/赤倉/戸狩には今季久し振りに足を運びました。
あ、そー云や今季は「お初」のゲレンデが一つもありませんでした。

何て事を色々と振り返っているうちに、胸を去来すのは只寂寞の念。
嗚呼、早く冬が来ないかしら…。

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2014.04.26

●2013/14.五十一滑目/ファイナル「かぐら」

「嗚呼、遂にこの日が訪れてしまいました…」。

昨年11月より突入した私めの「2013/14.スキーシーズン」も愈々最後の日。
昨日4月25日の五十一滑目を以て「ファイナル」となりました。
オーラスのゲレンデは「かぐら」、今季最後のゲレンデリポで御座います。

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【写真上】6:20、東京駅.上越新幹線ホームにて。
「Maxと303号」「あさま501号」と並ぶ、私め冬場の主戦列車「たにがわ401号」。
昨日で19回目の上越新幹線乗車、今季も大変御世話になりました。

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【写真上】8:15、越後湯沢駅西口.井仙前。
昨日の「カグリスト」シャトル第一便は20名。
因みにGWは、200名程の乗車待ち行列になります…。

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【写真上】8:50、みつまたゲレンデ到着。
ラス日も元気に、そしてちょっぴり寂しく「行って来ま~す」。

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【写真上】9:20、かぐらゴンドラより、メインゲレンデと神楽ヶ峰を望む。
最後の一日は突き抜ける様な青空、「春スキー日和」に恵まれました。

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【写真上】メインゲレンデ.二写。
昨日はスタート時で約10℃の高温、ザラメ融雪に拍車が掛ります。
10時頃迄は板潜りも少なくマズマズのコンディションでした。

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【写真上】午前中からテクニカル/ジャイアントでコブ遊び開始。
何時もなら「ウレシ」「タノシ」「ダイスキー」な雪猿タイム。
しかしこの日計りは時間が進むにつれ、寂しさが胸を過って参ります。
「あーあ、今季も終わっちゃう…」。
矢張りラス日の滑走は、センチメンタルな心持ちになるものです。

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【写真上】5ロマ田代側の大斜面にて、田代エリア方面を眺む。
「5ロマ」も「もさもさオフピステ」もこれで滑り納め。
そー云や、今季もチャレンジバーン以南の田代エリアには行かず終いでした。

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【写真上】同.三国山脈のパノラマ眺望。
上は4/1の、下は昨日(4/25)のもの。
上越連山の山々残雪も、大分少なくなってきました。

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【写真上】ジャイアントコース.トップより、田代湖と平標山.仙ノ倉山。
田代湖も融氷が進み、湖面の半分程が覗ける様になっていました。
先々週迄「真っ白」だった仙ノ倉山の頂も、僅かの斑雪を残すだけです。

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【写真上】メインゲレンデ右端のコブバーン。
ピステンが掛り、朝の時点ではフラットだったメインゲレンデ脇のコブコース。
コブ作りスタッフが数人でラインを作ると、正午前にはこんな感じになりました。
春の軟雪はあっと云う間に凸凹が出来上がります。

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【写真上】テクニカルコース.モーグルバーン。
連休を前に、此方も多少デラが掛っていた様子。
三段構成のコブバーン、トップとミドルのラインが繋がっていましたので長い距離を滑れる様になっていました。

昨日はゲレンデ滞在時間の殆んどを「コブ過ごし」。
全般的にコブ形状と並びリズムが良くなっており、横目(バンク系)のコブと縦目(モーグル系)のコブが並列していました。
ま、GWにはゲレンデ全面が「凸凹畑」になっているでしょうけどね。

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【写真上】15:30、今季最後のかぐらメインゲレンデ一写。
ラス日はコブ三昧で充実の一日。
扨、帰ると致しましょうか…。

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【写真上】かぐら~みつまた連絡コースにて、春靄の越後三山を望む。
あとは「滑る」と云うより「移動する」だけの連絡コース。
シーズン最後の滑走日、此処を滑り下りるのって凄く寂しいんですよね…。

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【写真上】15:45、みつまたロープウェイ.山頂駅にて。
ロープウェイ乗車の為、板をブーツより外したその時。
この瞬間、私めの「2013/14.スキーシーズン」にピリオドが打たれたのでした。

と、こんな感じの2013/14「最終滑/ファイナル」。
その気なら五月末迄は滑れるのですが、「雪も雪だし」「GW期間は鬼畜混みだし」…。
ま、この辺りがキリの良い所処。
そんな訳で毎年この時期、四月末の連休前を「板仕舞い」としておりまして。

嗚呼、サヨナラ白銀のシーズン。
そして今日から、長~い「シーズンオフ」が始まるのでした…。

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2014.04.23

●2013/14.五十滑目「かぐら」

えー、私めの「2013/14.スノーシーズン」も残す所処あと僅か。
過ぎ往く「至福の季節」との別れを惜しむべく、昨日も「かぐら」へと行って参りました。

そんな訳で節目の50滑目、ゲレンデリポになりまする。

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【写真上】8:50、みつまた1高にて。
濡っていた細雨は8時過ぎに止んでくれたのですが、ゲレンデイン即この風景。
あちゃー、濃ガスです…。

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【写真上】みつまた.ファミリーコース。
みつまたエリアは濃靄で全面真っ白。
標高840~1050m地点でこの状態、上(かぐら)は果たして如何なっているのやら…。

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【写真上】9:20、かぐら到着。
ホワイトアウトを覚悟していたのですが、意外と視界は広がっていました。
取敢えずは「Hot」一安心。

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【写真上】かぐらメインゲレンデ、トップ部。
上部はこんな感じでしたが可視範囲15~20m、全然オケーです。

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【写真上】メインゲレンデ、ミドル部。
ミドルから下はガスも無く普通の曇り空コンディション、時間を追うに従い薄日も射して参りました。

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【写真上】ジャイアントコース.トップにて。
田代湖の融氷も大分進んでおり、湖面の1/3程が覗ける様になっていました。
ジャイアント/テクニカルのコブは軟雪進行で凸部のトップが削られ、凹部だけのグサグサバンク溝化。
ザバザバな溺れ雪にスキーのトップやインエッジが沈む事もしばしばでした。

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【写真上】5ロマから林間エキスパートコースへ。
前日からの雨のお陰で上部の板滑りはマズマズ。
但しスキーの沈みが激しく、板なりに走らせているだけでセンターが「ズブズブ」潜ってしまいます。

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【写真上】沢沿いのオフピステ。
降りてくるに従い、汚れ雪の目立つブレーキバーン化。
ルーズに滑ってると「止まる」は、角付けすると「沈む」はで、如何しようもありません。

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【写真上】12:30、メインゲレンデ一写。
11時を過ぎるとガスは抜け、薄日も覗いて参りました。
以降、14時位からは青空の広がる「春スキー日和」となりました。

…しかし昨日はこっちのコンディションがワースト。
シーズンエンドの疲労からか、身体が「重い」「鈍い」「動かない」。
悪雪&コブでは気持ちが負けていると、滑りに如実に現れるもの。
今季初めてと云って良い程の「グダグダ」なダメ滑りに終始してしまいました。

こんな日は思い切って「早期撤収」。
14時半にゲレンデを後にして、湯沢温泉街へ花見と湯治に向かったのでした。
つづく。

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2014.04.19

●「○×○×○×○×○×○」

と云う訳で、四月に入っても相変わらず「スキーマッド」な私め。
二週目からはずーっと中一日での滑走行脚、本日漸く「飛び石ループ」も打ち止めとなりました。
因みに三月以降の「スキージュール」を振り返ってみますると。

23 24 25 26 27 28    3/1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31    4/1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
今ココ↑

…、週3以上のハイペースですね。
次の遠征は来週火曜日を予定しており、二月中旬以来の「中四日」。
二ヵ月振りにゆっくり寛いだ週末を過ごしておりまする。

尤もそんな「ヘビィローテーション」の雪山歴訪も間も無く終了。
今季もあと2~3回で滑り納めの予定です。

嗚呼、長く虚しい「シーズンオフ」ももう間近…。

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2014.04.18

●2013/14.四十九滑目「かぐら」

えー、昨日も例に由っての春雪山行脚。
向かったゲレンデは今月5度目となる「かぐらスキー場」。
と云うか、「丸沼は直ぐ飽きるし」「奥只見は遠すぎるし」「天神平は天神峠リフト動かないし」「白馬迄行くのは手間暇の見返り無いし」…。
と、この時期はココしか選択肢ありません。

そんな訳でのゲレンデリポになりまする。

2
【写真上】8:40、みつまたロープウェイにて一写。
「今日も元気で逝ってきまーす」。
清津川もすっかりと春の面持ち、目にも鮮やかなエメラルドグリーンです。

3
【写真上】9:15、一高よりかぐらメインゲレンデ。
スタート時から既に板が引っ掛かり気味、ザクザクの軟雪バーン。
ザラメの雪質も日に日に水っ気を増し、重雪化してきました。

4
【写真上】同、メインゲレンデサイドのバンクライン。
ミドル斜度変化の部分ではグダグタの凸凹並び。
縦に攻めるにはエグも深くなっており、バンクラインでの滑りを余儀無くされました。

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【写真上】かぐらメインゲレンデ。
昨日も快晴、春スキー日和。
尤も空全域に春霞が掛り、遠方眺望は全く利かない状態。
ディープブルー/縹と云うより、浅葱に近い空色でした。

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【写真上】メインゲレンデでは16日より「KAMP K2 2014」開催中。
「春かぐら」恒例の風物詩イベント。
この雪像見ると「嗚呼、今シーズンもあと少しだなー」と実感が湧くのでして。

6

7
【写真上.下】試乗会風景、二写。
K2ジャパンさん取り扱いブランドの「2014/2015.ニューモデル試乗会」。
スキーはファットやオールマウンテンモデルが主流でしたが、AMPシリーズも揃っていたので一通りテストしてきました。

8
【写真上】今日の林間エキスパートコース。
オフピステゾーンはまるでスポンジを踏んでいる様な超軟湿雪。
少しでも圧を加えるとスキーセンターがズブズブと沈んでしまいました。

9
【写真上】テクニカルのコブコース。
テクニカルのコブも削り荒れが目立ち始めラインの入りは横滑りで平坦化、出口はグダグタとした溝エグレになっていました。
尚写真は無いですが、良い感じでコブ育成進行中だったのがジャイアント。
トップ~ミドル部ではコース一面が凸凹畑となりつつありました。

10
【写真上】ラス滑は珍しくみつまたゲレンデ。
時間が余ったので2本流してみましたが、思いの外良く板走りのするコンディション。
積雪量も豊富で、GW過ぎ迄余裕で滑走可能でしょう。

と、こんな感じの4/17かぐら。
今季も残りあと2~3回かな。

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2014.04.16

●2013/14.四十八滑目「かぐら」

えー、四月も折り返し通過、ボチボチとGWも近づいて参りました。
そんな「春酣」の時節にも「我関セズ」、私めは昨日も「」春スキー」forかぐら。
と云う訳で、以下恒例のゲレンデリポになりまする。

1
【写真上】8:50、みつまたロープウェイにて。
空色はディープブルーの絶好調「快晴」、こりゃスキー焼け確定ですね。

4
【写真上】9:20、かぐらメインゲレンデ.トップにて。
昨日も三国山脈~谷川連峰~越後山脈が一望の元に。
しかし月初に較べると、山頂群の残雪も目に見えて少なくなってきてます。

2
【写真上】同、1高よりメインゲレンデミドル~ボトム。
滑り始めの時点で既に軟雪のザラメバーン、10時を待たず早々に荒れが目立って参りました。
此処数日は夜間の冷え込みも無く日中気温は10℃オーバー、先週の「ミラクル」なコンディションはもう望め無さそうです。

3
【写真上】1高より、メインゲレンデ。
ミドル部コースはスキーヤーズライト半分が不整地になっていました。
その殆んどがコブ未満のバンクバーン、こー云うラインはあまり好きじゃありません。

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【写真上】10:20、ジャイアントコース。
メインゲレンデには早々と見切りを付け、アーリータイムよりテクニカル&ジャイアントでコブ遊び開始。
ジャイアントのコブはリズムが良いのは1ラインのみ、コースの殆んどが「ザラメ荒地」or「バンクの浅溝」でした。

5
【写真上】「ぽかぽか春スキー♪」
11時半に一旦コブ遊びを打ち切り、5ロマ方面へパノラマ眺めに向かいました。

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【写真上】林間エキスパート、神楽ヶ峰側。
「ぽかぽか春スキー♪」「サンサン春スキー♪」、イイ天気イイ気分♥。
散歩ならぬ「散滑」てな感じで春の雪山気分満喫です。
「早く滑る(競技)」「綺麗に滑る(基礎)」とは全くベクトルの違う楽しさ、理屈抜きの気持ち良さだったり致します。

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【写真上】同.越後三山の眺望。
飯士山北麓には岩原スキー場、ゲレンデにも大分地面が目立ち始めています。

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【写真上.下】神楽ヶ峰側の沢斜面尾根筋より。
南(右)は三国山~北(左)は越後三山、約50㎞に亘るスーパーパノラマ。

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【写真上】峰沿いの斜面には大きなクラック。
まぁ5ロマ滑走やツボ足登山じゃあそこ迄届かないので大丈夫です。
BCの方は気を付けて下さいね、っと。

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【写真上】5ロマから田代側の大斜面より、平標山~巻機山の眺望。
右の大源太山.三国山と左の越後三山はファインダーに入り切りません。
ホント、昨日は最高のパノラマ日和でした。

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【写真上】同、田代湖と三国連山。
例年ならもう湖面を表している田代湖ですが、今年は未だ殆んどが氷結状態。
今季のかぐらは本当に雪が多いのです。

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【写真上】田代エリアに向けてドロップイン。
5ロマ周辺のオフピステエリアは御覧の通りザクザク雪でしたが、融雪化が進み板の走りは却って良くなっています。
日向ではシャバシャバとした軟濡感、日蔭に入るとフィルムクラストの心地良いパリパリ感が楽しめました。

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【写真上】テクニカルコース.ミドル。
約2時間の5ロマ滞在の後、ラス3時間は再びコブ三昧inテクニカル。
三段あるテクニカルのコブですが、トップは斜度が緩過ぎ、ボトムはリズムがイマイチと、ミドルが一番快適に攻められました。

因みにテクニカルではビデオ撮影らしき事が行われており、スタッフの一人に粟野利信らしき人を見かけました。
滑ってる現場は観ていないのですが、本人だったのかな?。

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2014.04.14

●2013/14.四十七滑目「丸沼」

えー、昨日は珍しくウィークエンドの滑走行脚。
向かったゲレンデは春スキーのメジャー所処、丸沼高原で御座いました。

今の時期はスキー場の選択肢自体が少ない上、初中級者に人気の高い日帰り圏内スキー場で「大混雑」間違い無し。
まぁこの日の目的は「2014/15ニューモデルスキー試乗会(パワーズ主催)」、ソコには目を瞑っての遠征となりました。
そんな訳で、以下恒例のゲレンデリポになりまする。

1
【写真上】想像通りのロープウェイ乗り場。
9時半頃から長蛇の列、この日で「滑り納め」の人も多いんでしょうね。
混雑ピーク時は10:00~11:30頃、20分程の待ち時間でした。

2
【写真上】ロープウェイ山頂駅。
スタート時のゲレンデ上部は硫安締まりのカッチリ良バーン。
しかし気温上昇と激混滑走者で@云う間にコンディション悪化、正午前にはザラメ荒れのグサグサバーンとなってしまいました。

4
【写真上】中央リフトより、日光白根山ロープウェイの行列。
これでもピーク時に較べれば大分マシな方。
丸沼のロープウェイは搬器間隔が長く、輸送力イマイチなんですよね…。

3
【写真上】同、リフト待ち行列の図。
手前の中央リフトと右の第1リフトもピーク時には10分程の待ち時間。
それでもロープウェイを使うよりは、「中央→第5」と接続してバイオレット/ローズを回す方がストレスが溜まりませんでした。

5
【写真上】第5リフトも長蛇の列。
此処は比較的マシな方でしたが、それでもピーク時は5~8分程の待ち時間。
丸沼の主力リフトは全てペア、その所為で「相乗り」が進まず混雑原因の一つになっています。

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【写真上】山頂展望台より、北面の眺望。
中央には四朗岳、尾根筋を左に下がると唐沢岳と続きます。
右奥に頂を覗かせるのは東北以北国内最高峰(2356m)の燧ヶ岳。
双耳の左が柴安嵓、右が俎嵓、あそこはもう福島県です。

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【写真上】同、北西の眺望。
右手より白く冠雪した至仏山.小至仏山~山稜伝いに笠ヶ岳.小笠~朝日岳.谷川岳の谷川連峰を挟んで左手の武尊山と連なるパノラマ風景。
左手前の尾瀬岩鞍スキー場から中央に伸びるのは西山。

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【写真上】武尊山。
鋭角な山頂群と四囲に裾野を伸ばす山容は「荘厳」の一言。
右側のピークより、沖武尊(2158m).中ノ岳(2144m)、家ノ串(2103m)、剣ヶ峰(2083m).前武尊(2040m)。

25
【写真上】同、西南の眺望。
武尊山南裾向こうには薄らと三国山脈、方角からして仙ノ倉.平標.三国山と云った辺りでしょうか?。
中央左には微かに浅間山の雄姿が望めます。

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8
【写真上.下】試乗会風景。
11時~15時は、パワーズさんの2014/15スキー試乗会に専念。
上掲のゲレンデ状況で7本乗れたので、まぁ良しとしましょう。

6
【写真上】第5リフトより、バイオレット/ローズコース。
スキーテストのメインバーン、11時頃からザラメ溜まりで「グッサグサ」でした。
ポールセットの為、ローズコースの半分が午前中クローズされてたのが痛い…。

と、こんな感じの今季ラス滑「丸沼高原」。
基本的には四月にしか来ないスキー場(しかも殆んど試乗会絡み)なので、次に訪れるのは丁度「一年後」になる事でしょう。
おしまい。

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2014.04.12

●2013/14.四十六滑目「丸沼」

えー、昨日は急なお誘いで「春スキー決行」。
知人の車に御同乗与り、奥群馬迄行って参りました。

前日に「丸沼か川場、どっちがコンディション良い?」と聞かれ、控え目に「丸沼の方が雪多いヨ」とアドバイスしてゲレンデ決定。
そんな訳での滑走記&ゲレンデリポになりまする。

尚丸沼には4日前に来た計り、そんな訳でこの日は撮影控え目でした。

1
【写真上】ロープウェイより望む、日光白根山。
昨日も朝からピーカン「滑走日和」です。
山頂からのしらね/からく~ローズコースは硫安の利いた硬バーン。
しかも好天の割りに気温は冷え込み-1~-3℃を推移(山頂)、ゲレンデトップは一日を通してカッチリ締まったコースコンディションでした。

3
【写真上】ローズコース.下部。
スノーマシン&スノーセメントで完ペキに整備されたバーンは、ハイシーズンを彷彿とさせる締まり具合。
早い時間帯はトップの急斜部分をスキッド入れて滑る程でした。
一昨日のかぐらを上回るハードパックなコンディション、エッジを目一杯噛ましての高速ロングがこの時期に味わえるとは思いもしませんでした。

4
【写真上】バイオレットコース。
此方も朝からカッチリ締まったアイシーなコンディション、ミドルの中斜面では深回りのミドルカービングで板が「ギュイギュイ」走ります。
嗚呼、四月も中旬なのに何てシアワセ…。

5
【写真上】シルバーコーストップより、丸沼一写。
シルバーコース上部の急斜部分は溝の浅い氷結バンクコブ、凸腹を削ってのズレ走行を余儀無くされました。
ミドル以降は中緩斜、縦に攻め易い整ったコブラインでした。

2
【写真上】第5ペアより、ローズコースとバイオレットコース。
バイオレットの方は14時頃から荒れ始め、コース全面がザラメ溜まり化。
それでもターン中後半でセンター~テールを利して板を走らすと、スキーはしっかりと加速してくれました。
ローズの方は終日の硬パック、殆んど荒れも無くガリッたバーン状況を維持。
縦に落とし込んでの高速ロングがラスト迄楽しめました。

兎に角時期を考えれば「奇跡的なコースコンディション」。
こんなハードパックピステを味わえるのは今季最後かも知れません。
そんな訳で昨日は八割方「5ペア」回ししておりました。
おしまい。

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2014.04.11

●2013/14.四十五滑目「かぐら」

えー、一昨日は水曜日も例に由っての「雪山行脚」。
春スキーのメインゲレンデ、かぐらへ詣でて参りました。
実は前日から春風邪を拗らせてしまったのですが、「漢方薬」「栄養ドリンク」「イチゴ」「牛乳」「ポカリ」を大量摂取して無理繰り回復。
体調不十分、気合充分の遠征決行となりました。

そんな訳で以下、恒例のゲレンデリポになりまする。

P4090057
【写真上】8:10、越後湯沢西口.井仙前。
この日の「かぐら詣」、シャトル第一便は30名弱。
「登」「滑」兼用、BC装備の方も何人かおられました。

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【写真上】8:50、みつまた.ゴンドララインにて。
空一面晴天の「FINE SKI DAY」。
此処からのかぐらゲレンデと神楽ヶ峰の眺め、好きですね。

因みにリフト乗車中一発目から流れるBGMは「恋するフォーチュンクッキー」。
もうこの時点で「ノリノリ♪」ハイテンションです。

P4090061
【写真上】で、かぐらゲレンデ到着、

P4090062
【写真上】この日のメインゲレンデは、

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【写真上】当たりっ イャッホゥ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!
スノーマシンと硫安で整備されたバーンは「セメント感」独特の硬バーン。
しかも良い意味での緩みがあり、エッジがガッチリと食い付きました。
締まった雪面で目一杯たわみを使ってのカービングなんて久し振り、まるで三月下旬に時計を逆戻しした様なコンディションです。
そりゃ楽しくって、午前中は8割方メインゲレンデで回してました。

コースメンテのスタッフ皆様方、「本当に有難う御座います」ってな感じです。

P4090070
【写真上】ジャイアントコース.トップより一写。
田代湖の凍結具合は先週と大して変わらず、平標山と仙ノ倉山は大分残雪が少なくなってきました。

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【写真上】5ロマ北側、林間エキスパートコース(自己責任エリア)。
個人的には「越後三山コース」と呼んでいます。

P4090078
【写真上】5ロマ南側、林間エキスパートコース(自己責任エリア)。
個人的には「平標山コース」と呼んでいます。

5ロマからの林間エキスパート.オフピステは左右一本づつ流して撤収。
融雪と汚雪化が進み、殆んど板の走らないブレーキバーンになっていました。

P4090084
【写真上】1高より、テクニカルコース一写。
結局正午からはコブ三昧、テクニカルをメインに凸凹遊びしておりました。
かぐらのコブはコース斜度が緩ので、ビシバシ縦に攻められるんですよね。

但し一本滑って「汗ダラダラ」、陽射しも強く発汗量が半端ぢゃありません。

P4090085
【写真上】テクニカルコース.ミドル部。
現在のかぐらコブ状況は以下の通り。
・メインゲレンデ南端コブライン
バンクラインを通り越して波凹型化、滑走者が多いので溝は深エグれ。
二重コブやダブルライン、クイック箇所が多く、リズム感はイマイチ~イマニ。
・ジャイアントコース
一本だけコブライン有り、総じて浅目のバンクコブ。
滑走者が少ないので、午後になってもエグれ具合は適度な儘。
・テクニカルコース
トップの緩斜面、ミドルの中斜面は攻め易いラインでリズム感も良し、ラインも2~3本取れていました。
ボトムは入りの急斜部分が横滑りのエグれ、下部は並びの悪いオラオラ凸状態。

春は雪が軟らかいので、ちゃんとコブ「作らないと」ライン割れるんですよね…。

P4090095
【写真上】かぐらゴンドラ降り場にて一写。
春かぐら名物「鯉のぼり」、みつまたロープウェイ駅でも元気に泳いでおりました。
だけどコレ見ると、「シーズンの終わり」を改めて痛感するのでして…サミチイ。

と、こんな感じのかぐら紀行。
この日は「ハードパックバーン」に「コブ絶好調」と、とても充実した一日でした。
そー云えば「風邪気味」だったのって、最初の二本で忘れちゃってましたね。
おしまい。

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2014.04.09

●2013/14.四十四滑目「丸沼」

かみつけぬのくにの春は。 
まるぬま てんじんだいら のこりたる雪のおほしこと えならず

と、枕草子にも詠われている様に、群馬エリアの春スキーと云えば「丸沼」。
そんな訳で一昨日は今季初の丸沼行脚、以下ゲレンデリポになりまする。

1
【写真上】ロープウェイより、スキー場俯瞰。
今日も元気に「春スキーライフ」。
手前のゲレンデはバイオレット/ローズコース、奥には大尻沼。

2
【写真上】同、ロープウェイより、スキー場俯瞰。
コブ斜面はシルバーコース、丸沼は未だ池面の殆んどが氷結状態です。

3
【写真上】同、ロープウェイより望む武尊山(2158m)。
丸沼高原スキー場「一番」のビュースポットは、山頂の展望台じゃ無くロープウェイからの鳥瞰風景なのでして。

それと一応念の為、「ぶそん」でも「おんたけ」でも無く「ほたか」です。

4
【写真上】しらねコースと武尊山。
やっぱり武尊が映えるのは横目の構図。
七つの峰頂群からは900~1500mの高原/湿原が四囲が広がっています。

山麓右のゲレンデは前日クローズした尾瀬岩鞍、その左下はかたしな高原スキー場。

5
【写真上】山頂にて、日光白根山の主峰.奥白根山(2578m)。
丸沼のランドマーク、先ずは一枚撮っとかなきゃね。

6
【写真上】奥白根、山頂近景。
しかしロープウェイ山頂駅から見る白根山は近すぎる上に真正(裏)対。
フォト構図としては余り面白味が無いんですよね…。

10
【写真上】しらねコースより、見返り白根山。
この日の丸沼は前日約10㎝の新雪、時期を考えると稀なグッドコンディションです。
ややモサモサした堆雪でしたが下地はしっかり硬め、しっかり踏み込むと緩斜面でも板がグイグイ走りました。

11
【写真上】ローズコース.トップより眺む武尊山。
ローズコース上部も同様のグッドコンディション。
圧雪されていない箇所ではややブレーキ雪の傾向もありましたが、晴天の割りに気温は低めで融雪も進みませんでした。

14
【写真上】第五リフトより、バイオレットコース。
この辺迄下りてくると大分グサったバーンコンディション。
14時頃にはすっかりと荒ザラメ化していましたが、クラウチングからのロング~ミドルでスピードが繋げられるレベルでした。

この日は此処をメインに「山田卓也スペシャルレッスン」が開催中、あとワンゲルスポーツさんが「来季モデルのスキーテスト」をやっておられました。

13
【写真上】ローズコースボトム。
四月平日の丸沼は第3リフト(シルバー)と第7リフト(ゴールド)が隔日運転。
この日はゴールドコースが使えず、上掲2コース&シルバーをメインに回してました。

索道連結上、丸沼最大の欠点は「ミドル~トップ」の連絡手段が無い事。
しらね/ローズコース上部はロープウェイを使わなければアクセス出来ず、かと云ってそれ程手間を掛ける滑り応えもありません。
結果「ロープウェイで山頂へ→ミドルへ下りてバイオレット/シルバー/ローズ下部回し→暫くしてからまたロープウェイ」と云うパターンが多くなってしまいます。

15
【写真上】シルバーコース、トップより。
シルバーの凸凹はトップ~ミドルと意外と「カッチリ硬め」な氷結コブ。
しかもコブ腹と溝には湿新雪がもっさりと溜まっており、硬軟雪が混在。
此処暫く「春のザラメ軟雪コブ」に慣れていたので、可也手強く感じました。

16
【写真上】シルバーコース、ボトムより。
ボトム1/3は軟雪のバンクライン、斜度も緩いので一気に攻め易くなりました。

12
【写真上】第5リフトより、ローズ(右)とバイオレット(左)コース。
ラス一時間は第5回しにて16時半フィニッシュ。
斜度が中~緩斜面構成なので途中から飽きてきましたが、ターン後半に板を走らせるトレーニングと割り切って精進しておりました。

と、こんな感じのゲレンデリポ。
去年の同時期に較べ積雪量は三割増し、丸沼はマダマダいけそうです。
実はこの日の遠征は「4/13.ニューモデルスキー試乗会(パワーズさん主催)」に向けてのコンディション下見だったのですが、今週もう一回挟もうかな…。

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