●2013/14.十六滑目「苗場」
えー、昨日も例に由っての滑走行脚。
向かったゲレンデは今季初となる「苗場スキー場」。
昨年三月のJSPニューモデル試乗会以来、約10ヶ月振りの来訪で御座います。
そんな訳での「Mt.Naeba」、以下ゲレンデリポになりまする。
【写真上】9時前にゲレンデ着、9:10より滑走開始。
8時頃の越後湯沢駅では、ボタ雪の降る曇天模様。
それがバス移動の40分間で、すっかり蒼天の冬晴れへと変わりました。
「うーん、イイ天気」。
【写真上】「ナエバ」っぽい風景、3高より見返るプリンスホテル群。
最初の一時間は足慣らしを兼ね、第3ゲレンデ回し。
ピステンされているものの圧雪具合が軟らかく、強く圧を掛けるとトップからセンターが雪に引っ掛かり気味。
思いの外、板の走り難いバーンコンディションでした。
【写真上】10:15、ゴンドラ乗車。
取敢えずは大斜面からダウンヒルコースを滑る事に。
しかしコレも「ナエバ」っぽい構図ですね。
【写真上】大斜面ゲレンデより山麓一写。
平日なので滑走者も少な目、珍しくコースの荒れも殆んどありません。
それでも14時を過ぎると、多少のギャップが目立つ様になってきました。
【写真上】チャレンジコース入口より見上げる大斜面ゲレンデ。
斜度難易は大した事無いのですが、落とし穴になるのがゲレンデの擂鉢形状。
しかもウィークエンドともなると「滑走者で大混雑」+「止まって動かない人々多数」となり、トテモ滑り難いコースとなるのでした。
【写真上】男子スラローム.女子リーゼンのトップ部。
正午迄はゴンドラループ、「大斜面~ダウンヒル」をメインに男女リーゼンとスラロームコースを摘み食いしておりました。
【写真上】男子リーゼン。
上記3コースは斜度構成が違うだけ、コンディションは似たり寄ったり。
10~15㎝の堆雪も所々クラスト気味、パウダーと云うより昨日の残り雪と云った感。
正午前には融雪が進み、より体力の要する状況になっていきました。
【写真上】第二ゴンドラ.山頂駅より、筍山を望む。
正午を過ぎてから、山景眺望を目当てにゲレンデトップへと向かいました。
この辺りから上部は流石に良雪質、板を軽く踏むだけで「キュッキュキュ」と心地良い雪鳴きがします。
【写真上】筍山ロマンスにて。
この時間、流石に筍山ゲレンデの新雪は食い散らかされた後。
【写真上】苗場スキー場山頂、筍山ゲレンデトップからの眺望。
ゴンドラより上部のコースは、雪は良いものの滑走満足度がイマイチ。
まぁ「パノラマ風景」見に来ただけだから良いんですけどね。
【写真上】パノラマ北側。
左手前より雪化粧の一際映える平標山、鞍部を経て右奥に仙ノ倉山、雲間より時折覗くは谷川岳、山稜伝い右横には大源太山。
遥か彼方には山頂に冠雪した上州武尊山も見晴らせます。
【写真上】パノラマ中央。
左の大源太山より中央には三国山、凹部三国峠を経て長倉山。
【写真上】パノラマ南側。
ゲレンデ向こう手前には筍山より続く西沢ノ頭への尾根。
中央最奥の高原台地山影は、赤城山の連山群。
…、で降りてきてから気付きました。
「山頂反対側の苗場山、撮るの忘れてた…」。
【写真上】再び下界へ、13:30.第5ゲレンデ。
下部ゲレンデ左半分は緩斜面構成で、ゲストの殆んどが若い方や家族連れ。
楽しそうでユルめの雰囲気は、「これぞ苗場」ってなレジャー感です。
【写真上】14:420、再び第3ゲレンデへ。
ギャップも少なく良好なコースコンディション。
滑走跡でバーンが踏み固められ、却って早朝時より板が走る位です。
尤も15時を過ぎると日蔭化、一気に荒れが進んで行きました。
【写真上】3高より、「平日は動かさず」の第1ゴンドラ&2高&8高。
ナエバ一番の問題点は、「ウィークデイ」ゲストを舐め切った索道稼働率。
来場者数からゴンドラ一基での営業は解りますが、止めるのは「第1」じゃ無くて「第2」の方だと思います。
あと2高/8高の片っ方を動かして貰わないと「下部ゲレンデの横移動が面倒」「吹雪.極寒時にフード付きクワッドが使えない」と、不便極まりません。
プリンスさん、この辺は御一考頂けませんかねぇ。
【写真上】17:00、エヌ.プラトー前駐車場からゲレンデ一写。
昨日は16時半に撤収、休憩30分を除いて約7時間「フル滑走」でした。
以上「シーズンに一度」の苗場行脚、滑走記で御座いました。
如何も此処は、スペックの割に「お腹一杯」的な充実感が得れないんですよねぇ…。