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2014.02.09

●2013/14.十九滑目「八方尾根」

えー、先日「第二次白馬遠征」の後日談。
二日日/2月4日のゲレンデは八方尾根、「滑走記&ゲレンデリポ」になりまする。
尚、この日のスキー場を漢字ひと文字で表すと…、

「凍」でした。

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【写真上】8:00スタート、ゴンドラ乗車の筈でしたが…。
強風の為に営業開始が遅延、搬器すら出ていないので白樺ペアから名木山経由で山頂に向かう事と致しました。
思えばコレがこの日のプロローグ…。

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【写真上】で、取敢えずは、

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【写真上】朝イチリーゼン。
この日のリーゼンは圧雪上に約10㎝のパウダー堆雪。
下地はカリカリの硬バーンですが、新雪が良い按配のクッション具合。
ミドル~ロングの高速カービングが決め易く、前日よりコンディション「Good」でした。

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【写真上】9:50、リーゼンクワッドにて。
しかし10時を待たずに視界不良化、トップ~ミドルに掛けて濃ガスが覆い始めます。
良いバーンコンディションを保っていただけに残念でしたが、仕方無くパノラマからセントラルへと向かいました。

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【写真上】10:10、パノラマ下部の不整地バーン。
ガチコチの厄介なコブゾーン、うーん嫌な青光り…。
凹溝にはパウダーが吹き溜まり、その分だけ凹凸衝撃が和らぐのが救いでした。

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【写真上】10:10、セントラルコース。
こっちも若干のギャップの上にパウダー堆雪。
取敢えずはジャガイモも姿を消し、前日よりは数段良いコンディション。
バーンへの安心感があると、板にしっかりと体軸を預けられます。

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【写真上】10:40、再びリーゼンへ。
トップ部の靄も収まったものの風の強さが増し、冷え込みが厳しくなって参りました。
バーンは所々でアイシーな箇所があるものの、ハードパックの為に大した荒れも無し。

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【写真上】11:10、ゴンドラ乗り場にて。
上部では時間を追うに従い気温冷化、暫くはセントラルとリーゼンを「アダム回し」。
皆さん同じ事を考えられてる様で、ゴンドラは常時10~15分待ちの混み具合でした。

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【写真上】11:40、兎平。
ボチボチ上に上がろうと思ってたら…、「アルペンクワッド、止まってます」。
これ以降、兎平より上部へのアクセスは絶たれた儘でした。

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【写真上】パノラマの国際ペアも強風の為、停止。
この後、暫くして「ゴンドラ」「パノラマペア」も順次運休。
山麓から上部へのアクセス手段はリーゼンクワッドのみとなってしまいました。

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【写真上】11:50、リーゼンスラロームのトップにて。
横殴り&山颪の強風が「ビュンビュン」風吹き、表雪のパウダーを浚っていきます。
「こりゃ、リーゼンクワッドも時間の問題だな…」。

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【写真上】そんな訳で再び「リーゼンループ」。
何せ天候状況からして、リーゼンクワッドの運転が何時迄持つか解りません。
従い「寒い」の「冷える」の云ってられません。

シカシこの日午後のリーゼンクワッドは、本当に堪えました。
以下、そんな「暴風寒威.傍若無人」振りになります。↓

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【写真上】リーゼンクワッド、1/28支柱~7/28支柱。
クワッドなのにペアリフト並みの鈍行運転になっています。
まぁこの辺りは陽射しも柔らかく、快適な天候なので構いませんが…。

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【写真上】リーゼンクワッド、7/28支柱~16/28支柱。
この辺は「フツー」に寒い、風が強まると「フツーより」寒い。
コース上部が白いのは、ガスでは無く地表の新雪が舞っている為です。

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【写真上】リーゼンクワッド、16/28支柱~24/28支柱。
この辺から荒行開始、搬器も暴風に揺られ始めます。
樹々の枝に積もっていたパウダーもすっかり吹き飛ばされ、影も形もありません。
顔面「痛い」、指先爪先「痺れる」、兎に角「寒い冷たい」。

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【写真上】リーゼンクワッド、24/28支柱~28/28支柱。
風を遮るモノが何も無く、殆んど野晒し風晒し。
搬器はブランコ状態、荒行を通り越して拷問に近くなってきます。
心で念じるのは唯一つ、「嗚呼、止まる事無く早く終点に付いてクダサイ…」。

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【写真上】横から見るとこんな感じ。
何の寒稽古ですかね、これは…。

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【写真上】「そして、誰も乗らなくなった…」
上掲の次のリーゼン乗車後、リフトには殆んど人影が見られなくなりました。
私めでさえ、その次でギブアップした位ですら…。

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【写真上】13:50、で次の一本。
薄晴れの空色と相反する、無慈悲極まり無い暴風。
体感温度は▽5℃増し、-15℃以下に感じました。
地表のパウダーも風吹に飛ばされ、昨日のジャガイモが姿を現し始めています。

そしてこの10分後、遂にリーゼンクワッドも運休。
仕方無く白樺に下りる事と致しました。

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【写真上】14:20、白樺ゲレンデにて。
スキー場下部は風も無く快適な天候、-3℃が「トテモトテモ暖かく」感じられます。

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【写真上】14:30、セントラルコース。
13時過ぎのゴンドラ停止後、代替えとして急遽セントラルペアが稼働。
まさかこの時間に「セントラル回し」するとは…。

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【写真上】15:30、リーゼン復活。
名木山移動中にクワッド再稼働を発見、急ぎリフトに乗り込みました。
しかしこの時間帯に「人っ子一人」居ないリーゼン…、うーん不気味です。

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【写真上】で、この日はリーゼン回しで終了。
コース中央は結構ガリっていましたが、大町側には風に運ばれた新雪が吹き溜まっており、程良いファンデーション状態。
人も殆んど居ないので「朝イチ」並みのスピードが楽しめました。

と、文字通り「凍り付きそうな」二日目スキーing。
これ迄累計1000日近く滑っている私めですが、その中でも「ワースト3」に入る極寒地獄な一日でした。
ま、それでもフェードアウトなぞは微塵も考えずの「終日フル滑走」でしたけど、ね。

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