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2014.02.14

●TLファイナル「2.11秩父宮」

えー、スキーやら何やで遅れたエントリーですが…。
2月11日.キンローカンシャの日は御昼過ぎより南青山へ。
別段「ショッピング」や「カフェ」に出掛けた訳では無く、赴いた先は秩父宮ラ場。
トップリーグ.プレーオフ決勝「パナソニックvsサントリー」を観戦に行ったのでした。

以下、そんな訳での観戦記になりまする。

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【写真上】ジャッカルさん。
パナのアップはセミファイナルで観たので、昨日はこっち。
6ゲート上段.記者席下に陣取り、サントリーの試合前風景を何枚か撮ってみました。

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【写真上】今季充実の佐々木隆道とジョージ.スミス。
しかし基本的には「適正ポジション」、被るんですよね…。
外人枠さえ無ければ、⑦には早めの交代でペネトレイター(ヘンドリック.ツイ)を使いたい所処です。

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【写真上】こっちは「豪華SH」ツーショット。
「レジェンド」G.Gと、「現在世界最高SHの一人」デュプレア。
この人攻撃時にはSH/FH、守備時にはSH/FBと一人三役やってます。

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【写真上】2/8~9、首都圏豪雪の名残り。
本来ならば日曜日開催だったファイナルですが、件の大雪により順延。
二日置いて建国記念日の仕切り直しとなったのでした。
ま、ピッチコンディション考えれば「大正解」でしたね。

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【写真上】大挙駆けつけたパナ応援団。
バックスタンドは圧倒的に「青」優勢。
パナ:5/サントリー:3/空席:2、と云った勢力図でした。

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【写真上】14:05、キックオフ。
この日の観客数は10217人、プレーオフファイナルで「この数字」は余りにも惨い…。
そう考えると「キヨミヤさん」って偉かったんだなぁ、と。

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【写真上】前半1分、ファーストラインアウト。
初っ端から立て続けに3本TO、パナが此処にフォーカスしてくるとは意外でした。

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【写真上】前半2分、ファーストスクラム。
サントリーとしてはセットプレーで優位に立ちたかった所処も、LO/スクラム共に前半は苦戦。
自分達のペースを掴み切れない要因の一つとなってしまいました。

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【写真上】後半5分、パナLOからモールも押し出される。
後半は10分頃迄重た~い試合の雰囲気。
そんな閉塞感を打ち破ったトライは…、髪の毛切ったあの人でした。

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【写真上】ノーサイド。
後半10分以降、ゲームの流れは完全にパナの支配下。
サントリーの後半得点はPGの一本のみでした。

【パナソニック45 - 22サントリー】
前半を終え、3Tを上げたサントリー(パナ1T)が3点リードで折り返します。
しかしゲームの流れは微妙にパナペース、キックを有効に使いテリトリーでは優勢、意外やボール保持率でも優位を保ちます。
アタックの精度に欠け得点こそ3点刻みですが、それも云ってみればパナ的な流れ。
片やサントリーはセットとペナでペースを掴み損ね、前半殆んどの時間でボールを持たせてもらえず。
「らしい」トライは35分の一本、あとは「スミスのジャッカル→真壁の突破」と「サントリーLO乱れる→TOぽくなった所処をデュプレアのサイドアタック」とパナディフェンスを崩し切った訳ではありません。

後半序盤で各々のスーパーブーツがイージーなPGを一本づつ外し、ファイナルならではの重い雰囲気になってなってきた入りの9分間、両チームにとって「我慢の時間帯」を打破したのは矢張りバーンズ。
「個人技で大きくラインブレイク→ホラニ→山田」と繋いで逆転トライ。
前半終盤から後半序盤サントリー的な攻撃の型が出始めていただけに、得点以上の大きなスコアとなりました。
次いで2分後、今度は堀江のビックタックルでスミス相手にTO→ペナルティとゲームバランスがじわりじわりと傾き始めます。

リードを保ち敵陣でプレーし続ける展開になればパナは盤石、「時計」と「点差」を考えてのゲームマネジメントはお手の物です。
サントリーも閉塞感を打破すべく、比較的キックを使っていた前半からいつも通りのマルチフェイズアタックに移行、しかしパナのディフェンスに悉く絡め取られ「+3」加点ループ。
事実「29-22」となってからの15分は一方的とも云える内容でした。

スコア程の実力差がある訳では無いのですが、此処迄大差になった要因は素人目にも見て「キックの精度と使い所処」「デンジャラスゾーンでのペナルティ数」なのは明らか。
サントリーは元々キックを攻め手としてアタック構築していないだけに、この試合のキックも殆んどがデュブレアの判断。
御世辞にもチームとしてキッキングゲームに成熟していたとは云えませんでした。
リードを許した後は攻守共に辛抱し切れず自陣で反則の繰り返し、と負の連鎖に陥ってしまいます。
対してパナは「エリア」「ポゼッション」の足し引きを考えたバランスの良いプレーチョイス
前半マークされてると見るや⑩も自ら積極的にコンタクトプレー、後半マークが薄れると何時も通り自在なポジションからゲームメイク。
長短織り交ぜた極悪パスにバックスリーを背走させるキックと、相手に的を絞らせません。

そしてリザーブカードの切り方でも優劣の差がはっきり表れました。
ラインアウトとディフェンスで無双していたヒーナンを躊躇無くスパっと二枚替え、後半早々にピーターセン戦投入。
スクラムで奮戦していたベテラン相馬も早めの見切り、ゲームを纏めにかかると三宅投入と見事なベンチワーク。
⑥⑨を如何しても動かせず外人枠の都合で自縄自縛、選手交代で後手後手に回っていたサントリーとは対照的でした。

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【写真上】表彰式.二景。
「三洋」からチーム母体が変わっての初タイトルとなりました。
しかしTLの優勝はこれで二度目、イメージより少ないですね。

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【写真上】表彰式、歓喜のパナを見つめるサントリー。
現状トップリーグのチーム力からして、日本選手権での再戦は濃厚。
果たしてやり返せるか、サントリー。

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【写真上】左より、スキッパー真壁.金井.青木.ライアン。
特に前三人は、目を背ける事無く「ずーっと」凝視。
遠目から見ても悔しさが伝わってきます。

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【写真上】カメラ目線で記念撮影。
ヒーナンもJPもバーンズも嬉しそう、途中交代3分で負傷したホラニ龍弟も嬉しそう。

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【写真上】MVPはこの人、バッサリ髪切ったヤマダくん。
トライ取った人は文句無くエラいので、このゲームに関してはまぁ宜しいかと。
特に後半分のトライは値千金、ゲームバランスがどう転んでもおかしくない時間帯だっただけに価値のある一本でした。

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【写真上】帰途の折、トップリーグ.チャンピオンチームフラッグ。
これで優勝回数は東芝×5、サントリー×3、パナ(三洋)×2、神戸×1。
まぁ恐らく来季以降も「パナ」「サントリー」の二強状態、「東芝」「神戸」「ヤマハ」が何処迄絡めるか、と云ったシーズンが続きそう。
後、優勝云々は別にして、「NEC」の一発食いと「キヤノン」「織機」の成長位にしかゲーム観戦の興味が湧きません。
しかしチームの現有戦力を考えると、神戸.トヨタの低鱈苦振りは何とかならんもんですかねぇ…。

と、こんな所処にて。

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