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2014.04.27

●「雪納メ」ノ儀

えー、@云う間に過ぎ去っていった12月からの5ヶ月間。
私めの「2013/14.スノーシーズン」も4/25のかぐら遠征でオーラスとなりました。

所処でこの日は何時もより少し早め、16時にゲレンデ撤収。
何故かと申しますと、シーズン最終日には毎季恒例のルーティンがあるからです。
ま、今冬一年無事に滑れた事に対する、感謝の儀式みたいなものでして。

そんな訳で滑り納め後の「終冬式」。
赴いた先は「布場スキー場」ゲレンデ山麓で御座います。

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【写真上】県道462号線を徒歩北上。
越後湯沢駅西口、温泉街のメインストリートをてくてくと進みます。

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【写真上】湯沢高原スキー場、布場ゲレンデ前。
駅から約15分、道なりに進むと到着致します。

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【写真上】布場スキー場、全景。
県道462号(湯沢温泉線)に隣接する小さなゲレンデ。
大正4年の創設と湯沢エリア最古のスキー場で、国内でも有数の歴史を誇ります。
今では「湯沢高原スキー場」の一エリアとなっていますが、元々は独立したスキー場(旧名.湯沢スキー場)でした。
川端康成の「雪国」で、ヒロイン駒子がスキーをする場所(布場スキイ場として登場)としても有名です。

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【写真上】布場スキー場、北端方面。
写真右奥、桜の咲いている所処が目的地です。

 

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【写真上】斑雪のゲレンデを斜行横断。
雪解けでぬかるみ足場の悪い登り斜面、意外と時間が掛ります。

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【写真上】そんな訳で目的地到着。

「湯沢スキー神社 !!!」

有名無名は兎も角、「スキー神社」と云われた日にゃ信心しない訳にいきません。
由緒は昭和51年10月の創祀、近隣村社.諏訪神社(これも「雪国」の舞台)造替の際、旧社殿を移築した事に由るとの話。
ですから同社の境外社と云った方が正しいのかも。
祭神は「雪艇湧現明神」、そんな神様此処でしか聞いた事がありません。
あと一応、「一間社.入母屋造(妻入).方一間庇付」でしょうか…。

 

尚、例祭はスキー神社らしくスキー場開きの12月12日、但し暖冬等でオープンが遅れた際には例祭もずれ込むらしく。
主要神事は「越後湯沢温泉雪まつり」に合わせて3月第一土曜日に行われる「スキー供養」、古いスキーが松明で火葬弔悼されるそうです。
昨今のカーボンやメタル入りスキーは燃やしても大丈夫なんですかね…?。

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【写真上】扁額と本坪。
と云う訳で「二礼二拍一礼」、お願いする内容は毎年一緒です。
「来年も沢山雪が降ります様に
「来年も無事にシーズンが過ごせます様に
「来年も更に上達します様に

因みに賽銭箱はありませんので、詣納は社殿の中に放り込んでおりまする。

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【写真上】社殿より、南東一写。
満開間近のソメイヨシノに斑雪のスキー場、遠景には残雪の三国山脈。
「雪国の春」風情を詰め込んだ様な景趣です。
望める山姿は左より、大源太山.七ツ小屋山.武能山.万太郎山。

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【写真上】祠裏より、オオヤマザクラ。
参詣を終えると、何故か裏山をよじ登る私め。
その訳はと申しますと…。

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【写真上】コレの為です。
スキー神社の裏手から県道土手にかけての山坂は「こごみ」の密生地。
日当たりの良い場所では伸びきってしまって「クサソテツ」と化してしまっていますが、日蔭斜面ではまだまだ食べ頃の幼葉が芽吹いています。

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【写真上】今年も大量大漁。
これも毎年恒例のルーティン「若菜摘み」。
持ち帰って「天ぷら」「塩茹でして刺身」「同.マヨ醤油」なぞにして食べちゃいます。

こうして手にはビニール袋一杯の「春の滋味」。
2013/14シーズンの「終冬式」を終え、小祠を後にするのでした。

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【写真上】一応、案内表示もあったり致します。
因みに同様のスキー神社は「やまがた赤倉温泉スキー場」「大鰐温泉スキー場」等にも御座いますが、日本一の宮は「妙高高原スキー神社」だそうです。

「雪神様参詣」「山菜狩り」を終えた後は、「雪見桜」風流と「温泉」湯治。
引き続き湯沢界隈を漫ろ歩きするのでした。


つづく。

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