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2014.08.21

●川苔山~長沢背稜~天祖山縦走トレラン.その③

えー、一昨日.昨日ログの続きにて。

昨月曜日は奥多摩へトレイルラン行脚、鳩ノ巣駅から川苔山~長沢背稜経由で天祖山へと至る縦走トレランに行って参りました。
そんな訳での山走記その③、「タワ尾根ノ頭~東日原」篇になりまする。

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【写真上】ヘリポートを過ぎると再びフラットトレイル。
西谷山~タワ尾根ノ頭は多少上り基調でしたが、タワ尾根ノ頭からは逆に下り基調。
どっちにしても緩やかな勾配で、走るのに支障の出る程ではありません。

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【写真上】水松山.長沢山方面と天祖山方面の分岐。
天候悪化に伴いプランBの雲取山踏破は取り止め、予定通り天祖山を経て日原へ下山する事と致しました。
進路を左に分け、長沢背稜とも此処でお別れです。

因みに今回初走破となった長沢背稜ですが、予想以上のグッドトレイルで大満足。
尾根を巻いた縦走路なのでアップダウンが殆んど無く、特に蕎麦粒山~酉谷山はほぼ全てが走れる区間です。
正直、今迄使わなかったのを悔しく思う程のトレイルランニング向きコースでした。

只、奥多摩でも深いエリアに位置するので、アクセスがやや不便なのが減点。
デイリーで無理無く40㎞未満の行程を組むとしたら、以下の三つくらいのパターンしか無いと思われます。
①この日のルート「川苔山から日向沢ノ峰を経て、天祖山へ至るコース」。
②「鴨沢から雲取山を経て長沢背稜入り、ヨコスズ尾根へ至るコース」。
③「名栗湖から棒ノ峰を経て長沢背稜、天祖山へ至るコース」。

あと車使ってのアーリースタートなら、雲取山を絡めた50㎞超のロングコースが幾らでも組めますし、逆に30㎞未満のショートコースならバスを使って東日原や川乗橋をベースに。
タワ尾根(破線ルート)の踏破経験者なら、エスケープルートのバリエーションも広がるでしょう。

全体を通して道幅が狭くやや単調な嫌いはありますが、走りっ放し可能なトレイルとしては石尾根に比肩する快適ロングコースだと思います。

尚「長沢背稜~石尾根」フルパート縦走記はコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2015/07/post-3ab8.html

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【写真上】梯子坂のクビレ付近にて。
長沢背稜の分岐を過ぎても、暫くは平坦基調の快適トレイルが続きます。

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【写真上】天祖山直下、ナギ谷ノ頭へは一転、急坂が始まります。
勾配30度強の上り根道、しかもひたすら一直線な山路取り。
距離が短いとは云え、ツアー後半でこの急坂は流石に堪えます…。

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【写真上】急坂を過ぎると天祖山の肩の部分、ただっ広い踊り場に出ます。
緩勾配の広場を上り切れば天祖山頂です。

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【写真上】天祖山通過(1723m)。(time6:02:10 26.86㎞)
この日の、と云うより今夏の最高踏破標高。
近いうちに石尾根~雲取山縦走するので直ぐに上書きされるでしょうが。

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【写真上】天祖山頂に座する天祖神社。
天候の所為もあるでしょうが、標高の割に地味~な山頂。
「上るにしても下るにしても直通バスが無く、行程に組み難い」。
「ピストンでメイン扱いするには魅力に欠け、イマイチ触手が伸びない」。

結局今回の様に長沢背稜を縦走する際に使うか、ないしはそのエスケープルート。
まぁ座地の不便さが全てかと思われます。

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【写真上】天祖山から下り始めますが…。
下を見遣ると「真っ白」、ガスが酷い事になり始めています。

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【写真上】下り山路は、ガレガレ露岩場急斜面。
しかも馬の背的な矮小路幅…。

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【写真上】進路不明瞭な踊り場。
頼みの綱のテープを探しつつ進路を探します。
靄で視界が利かない上に踏み跡が殆んど無いものですから、見落すと大変。
下手に速度を上げて走れません。
そして、この辺りで空から「ポツリポツリ」と、雨雫が落ちて参りました。

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【写真上】んでまたガレガレ岩場…。
天祖山の中~上部はずーっとコレの繰り返し。
しかも降り始めた雨が、あっと云う間に夕立的な激しい降り足に。
只でさえ難儀な急坂下りが、益々厄介なスリッピーコンディションに変わります。

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【写真上】大日大神の廃社跡通過。
「時刻は15:20」+「山路残りは1.7㎞」+「登山口から鍾乳洞バス停へは2.1㎞」+「バス発車時刻は16:20」=「25分で下山して、㎞/5:00で林道をゆっくり走って16:00着」
これならバスの時刻に間に合いそうです。

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【写真上】ぐっちょり泥濘んだトレイル。
緩々で脆弱なダートトレイル、強く踏み込むと足が変な沈み方してしまいます。
まぁ余裕持たせ、ゆっくり下りればイイや。

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【写真上】大日大神を過ぎると山路取りが一転。
それ迄のダイレクトな直線下りから、スイッチバックの多い九十九折になってきます。
これが直後に起こる悲劇の遠因に繋がっていました。

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【写真上】???。
孫惣谷林道分岐から暫く行ったトコで、道が無くなってしまいました…。
正面もガケ、右もガケ、左は先の切れた獣道。
それっぽい所処を探して試しに降りてみるのですが、地滑りするは足場は崩れるはで、とても正規の登山路とは思えません。

嗚呼、残り1㎞切ってる筈なのに何てこったい…。

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【写真上】原因はコレでした…。
約20分右往左往した後、通って来た路を上り返してみると…。
鋭角的にスイッチバックした山路の上を倒木が遮っておりまする。
しかも山路の折れた部分の先の方にも道らしきものが真っ直ぐ続いており、勘違いしてそっちを進んでいたのでした。
写真で云うと左上から右斜め下に道があり、右角を斜め上に折れて進む所処を、右角下に真っ直ぐ行ってしまった、てな感じ。

結局30分近くタイムロスをしてしまいました…。

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【写真上】やっとの事で正規の登山路に戻り下山再開。
するとあっけない位、直ぐに下界が見えて参りました。

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【写真上】八丁橋到着、フィニッシュ。
下山時刻は16:11、余りにも大きなコースミスです…。
「㎞/4:10」で走ればギリ間に合いますが、面倒臭いのでもう諦める事に。
仕方無いので3.6㎞先の東日原バス停迄歩いて行く事に致しました。

尚今回の山行スタッツは以下の通り。
走行時間7:26:16 総距離31.02㎞ (㎞/14:23)

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【写真上】林道沿いより、日原川と天祖山稜を望む。
山中では樹々の枝葉で余り気にならなかった雨ですが、林道には遮るものも無し。
ずぶ濡れになりつつ、てくてく足を進めます。

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【写真上】逆光に照らされる稲村岩。
県道204号に出て暫くすると、雨は次第と小降りに。
「止むの、遅いわい!!! ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;」。

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【写真上】西日原バス停前より、御前山を正面に望む。
集落中心部に来ると雨はすっかりと上がり、薄日も覗き出しました。
この天気、何の嫌がらせでしょう…。

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【写真上】16:50、東日原BS到着。
次の奥多摩駅行きバスは17:47、約一時間待ちです。
こんな場合、何時もならヒッチハイクするのですが、折からの降雨で全身ずぶ濡れ。
流石に他人様の車を汚すには気が引けるので、大人しくバス待ちする事に致しました。
嗚呼、最後の道間違いが本当に悔やまれる…。

結局奥多摩駅に着いたのは18:10。
もえぎの湯で♨浴びた後に青梅線乗車、自宅に戻ると21時半を過ぎておりました。
おしまい。

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