●「近江高島~栗原」比良山地縦走トレラン.その②
えー、前日ログの続きにて。
先日ミヤコ帰京の折に行って参りました湖西トレラン「10/8.比良山地縦走記」その2。
「岩阿舎利山~釈迦岳」篇で御座います。
【写真上】岩阿沙利山頂の大露岩。
両側にはトラロープが張ってあったので、岩横の踏み跡を辿って進みます。
【写真上】岩阿沙利山から数分で、花崗岩の露出した急坂岩面へ。
朽木の集落を眼下に、ガレた岩肌崖路を下って行きます。
【写真上】はい、「道間違いです」。
リトル比良縦走路に、こんなトレイルコースは有りゃしません。
如何やら西の尾根筋を下っていたらしく、方角からして正面に朽木集落が見えた時点で気付くべきでした…。
怪しいとは思いつつも要所要所に所々に縄場とリボンが有り、深入りする羽目に。
よーするに林業用の目印だったんですね。
【写真上】岩阿沙利山に引き返し、正規ルートへ。
山頂手前のT字路に道標有り、これが正しい縦走路でした。
だって寒風峠への道標、落ちかかって直進方面に向いてたんだもの…。
これで往復約30分のロス、痛い。
【写真上】岩阿沙利山から10分弱の下りで鵜川越へ。
舗装道を横切り、左正面の取り付きに入ります。
【写真上.下】鵜川越から寒風峠へ向かう山路。
雑木帯を経て檜の林業植樹帯へ。
高度的にはやや落とし気味なのですが細かい勾配の連続、走りっ放しと云う訳には参りません。
【写真上】寒風峠通過。
俗に「リトル比良」と呼ばれるエリアは此処で終了。
これより先は「北比良」区域に入ります。
【写真上】寒風峠からヤケオ山迄の2.2㎞は、殆んど上り行程。
ヤケ山迄は所々に深えぐれの目立つ、中斜面窪路となります。
【写真上】ヤケ山(700m)通過。
寒風峠からはひと上りの距離。
視界が広がり、右手にはこれから向かうヤケオ山.釈迦岳の山容も望めます。
【写真上】タンヤマノ頭への上りトレイル。
ヤケ山~タンヤマノ頭は急坂、1.3㎞を270mと一気に高度を上げて行きます。
比良山地を北(近江高島/音羽)から南(和邇/栗原)へ縦走する際は、此処のパートが最も「上りらしい上り」です。
【写真上】タンヤマノ頭より、北方の眺望。
ヤケ山~釈迦岳の中間地点辺り、四囲の展望が良く利くビューポイント。
振り返り望めるのは、今迄踏んで来たリトル比良の稜線。
【写真上】同.左手には琵琶湖と湖南の眺望。
湖面中央に浮かぶは沖島、右横には奥島山を頂とする近江八幡の300m残丘群。
こうして見ると陸地じゃ無く、島に見えてしまいますね。
その奥の丘陵地は安土城史跡で有名な繖山(観音寺山)。
【写真上】眼前にはヤケオ山。
次に向かうピークが目視出来ると、俄然ヤル気も出て来ると云うもの。
上り勾配が続きますが、此処から傾斜は落ち着きます。
【写真上】ヤケオ山(970m)通過。
右手にはこれから向かう釈迦岳が望めます。
【写真上】ヤケオ山から釈迦岳へと続く尾根筋山路。
南側(琵琶湖方面)の見晴らしが利いた明るい稜線トレイル。
中間に小ピークが有りますが、山頂直下迄は大部分が走れるトレラン区間です。
【写真上】尾根筋からの湖景二写。
正面には近江舞子と内湖、昔ブラックバス釣りに良く来たものです。
南西側には琵琶湖大橋が望める様になりました。
【写真上】釈迦岳直下の上り。
標高.距離共に大人し目の直下、然程のピーク感はありません。
【写真上】10:35、釈迦岳(1060m)通過。(time3:19:06 13.73㎞)
前半二度のルートミス(20分+30分ロス)が響き、予定より35分オーバー。
この日の山行プランは「比良山地北南縦走+武奈ヶ岳」。
まぁこれなら時間的に「武奈ヶ岳立ち寄り」は問題無いだろうと踏んでたのですが…。
悲(喜)劇のルートミス、実はまだまだ続くのでして。
と、こんな感じの「比良山地縦走記」PartⅡ。
次ログ「釈迦岳~荒川峠」篇へ続き〼。