« ●「嵐山~愛宕山~明智越~唐櫃越」ラウンドトレラン.② | Main | ●「嵐山~愛宕山~明智越~唐櫃越」ラウンドトレラン.④ »

2014.11.07

●「嵐山~愛宕山~明智越~唐櫃越」ラウンドトレラン.③

えー、もう一ヶ月近く前のハナシになりますが、先月帰京の後日談.続篇。

10/12は地元嵐山から西山周辺を周回トレイルラン。
松尾山.嵐山からツツジ尾根経由で愛宕山、神明峠より明智越ルートて馬堀に下山。
唐櫃越を経て上桂.嵐山へと至るラウンドトレイルを走って参りました。

そんな訳での京都西山環状トレイル.その3、「愛宕山~神明峠」篇で御座います。

Pa120100_563x750
【写真上】愛宕さん本殿前の鳥居。
山頂到着後、先ずは本殿参詣。
実家で頼まれた火迺要慎御札の「お返し」と「お納め」に、授与所へと向かいます。

Pa120101_750x563_2

Pa120101_750x563
【写真上】愛宕神社、社殿二写。
因みに愛宕山の最高地点(924m)は本殿裏の禁足地に所在、神域にて立ち入る事は出来ません。
それでもこっそり忍び込もうとする「タチの悪い輩」が居るらしく、コマッタものです。

Pa120103_750x563
【写真上】石段下の休憩所で15分小休止。
冬場には焚き木で暖のとれる有難い場所。
この日は風が強く、半袖では屋外にいると肌寒く感じました。

Pa120104_750x563
【写真上】12:00ジャスト、トレイル再開。
休憩小屋横の山路から「裏愛宕」方面に走を進めます。
この日の行程予定40㎞中、上りは殆んど片付いており後は下りか平坦路。
此処からは殆んど「ラン」区間となります。

Pa120106_750x563
【写真上】途中迄は地蔵山.三頭山.竜ヶ岳方面と同じ進路。
愛宕山の北側を「ぐる~っ」と∩字形状に回ります。
主だった分岐には標識が立っていますが、迷いそうな分岐もチラホラ散見。
初踏破の場合、多少の地名勘.方向勘は必要です。

Pa120107_750x563
【写真上】途中の寄り道ポイント、「愛宕山スキー場跡」へ。
ま、スキーマッドとしては御約束の行程でして。

Pa120108_750x563
【写真上】「愛宕山スキー場跡」、石碑と案内板。
地形からして、此処がゲレンデトップだったと思われます。
若し今でも存続していたら、冬場帰京時には毎日滑り来てた事でしょう。

Pa120110
【写真上】頂より、真北の眺望。
灌木が一面に植生していますが、ゲレンデの雰囲気はそれなりに残っています。
正面は竜ヶ岳方面、今日はあっち側には行きません。

因みに愛宕山スキー場跡に寄って行く場合の注意点。
途中から小広い踊り場を進んで行くので、登山路への戻りに少し迷うかも。
往路の際、ある程度目星を付けて進んでいくのが良いでしょう。

Pa120113_563x750
【写真上】スキー場跡から登山路に戻り、トレイル再開。
快適な下りトレイル、西山杉北山杉の中を進みます。
クッションの利いたダート路ですが、林道も兼ねているので所々に車轍の跡が。

Pa120114
【写真上】杉林を抜けると、一気に視界の開ける場所に。
左手は植林の無い急斜面、西から南に掛けての眺望ポイントです。
私めもこの辺りからは未踏破、初コースとなりまする。

Pa120114_2
【写真上】南面の眺望。
右手の柔らかい頂が牛松山、中央には馬堀駅周辺の亀岡市街が望めます。
その奥は黒柄岳.明神ヶ岳.金毘羅峠と連なる京都西山の低山群シルエット。

これから正面に並んでいる鉄塔沿いに下って行き、明智越に合流します。

Pa120120_563x750
【写真上】回りは再び北山杉、ピッチの上がる下りトレイルが続きます。
檜林じゃなくて杉林ってのがミヤコっぽいですね。

Pa120121_563x750
【写真上】暫くすると雑木林のダート路に。
このチョット手前で、気になる分岐があったのですが…。

Pa120122_563x750
【写真上】構わずダウンヒルラン継続。
で、数分後…。

Pa120123
【写真上】下って来た路を上り直している私め…。
距離と方角を考えると、如何やら樒原集落に降りていってるらしく引き返し。
先程やり過ごしていた分岐が正解だったらしく。往復3㎞の無駄足です。

Pa120127_750x563
【写真上】神明峠に向かう分岐、首無地蔵。
この二又別れを左手に進むのがが正解でした。
だって通せんぼのトラロープ張ってあるんですもの(しかも二本)…。
しかも周囲は檜林、てっきり林業用の作業路と思ってパスしたのですが良く考えればこの道は車も通る林道。
要する「車両通行止」ロープなのでした。

Pa120132_563x750_2
【写真上】気を取り直して山行再開。
引き続き杉林のトレイル、次第に急勾配の下りへと変わって行きます。

Pa120133_2
【写真上】杉林を過ぎると、前方の開けた伐採地へ。
「実るほど 首を垂れる 芒哉」。

Pa120136_2
【写真上】送電鉄塔の一列縦隊。
明智越の合流地点迄の間、暫くコイツとは付かず離れずのランデ.ヴー。

Pa120139_2
【写真上】左手には愛宕さん。
何時もは東側からしか見ない愛宕山、なだらかな稜線の印象が強いのですが、西側からの眺めは意外と重厚な山容です。
まぁ間近から見てるってのもありますけどね。

伐採地を過ぎると再び杉林間へ入ります。

Pa120137_563x750_2
【写真上】深くえぐれたU字窪路。

Pa120138_563x750_2
【写真上】散乱する倒木。

Pa120140_563x750_2
【写真上】ガレた石場。
と、伐採地以降の路面は荒れ場が目立ちます。
難路と云う程ではありませんが、他少気を使うコンディション。
まぁ基本的には作業路扱いのマイナー登山路なので仕方有りません。

Pa120141_750x563_2
【写真上】首無地蔵分岐より1.9㎞、府道50号線に合流。
一旦舗装道に出て左進、150m先の神明峠へと向かいます。

と、こんな感じの「洛西洛外環状トレイル」その③、「愛宕山~神明峠」篇。
この後は神明峠から明智越、馬堀市街を経て唐櫃越へと向かうのでした。
つづく。

|

« ●「嵐山~愛宕山~明智越~唐櫃越」ラウンドトレラン.② | Main | ●「嵐山~愛宕山~明智越~唐櫃越」ラウンドトレラン.④ »