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2014.11.09

●大魚逃ス

えー、昨日はラグビー日本代表、秋のウイドウズマンス第二戦。
秩父宮にて「ジャパンvsマオリ.オールブラックス」が行われました。

しかし何故か私め、自宅で無念のJスポ観戦。
チケットの捌け方が去年のABs戦より鈍かったので半月前位でも自由席買えるだろうと高を括ってたら、何時の間にか全席完売。
嗚呼、ちゃんと早めに購入しときゃヨカッタ…。

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結果は周知の通り「ジャパンXV●18 - 20○マオリ・オールブラックス」。

ジャパンはゲーム開始直後からギア全開のアタック。
「初戦とは違う」と思わせる気持ちの入ったプレイで、試合の入りは先ず満点です。
しかし敵陣入りっ放しにも関わらずスコアは動かず。
PG放棄でトライを狙い続けた挙句、例に由っての切り返しから連続失トライ。
イヤ~な雰囲気が秩父宮(テレビの前)を包みます。
そんな中、前半終了直前のトライで15-7、ゲームとチームを生き返らせる意味でこれが本当に大きかった。

後半に入ってもテリトリー/ポゼッションはジャパン、切り返しからのラインブレイクはマオリと云った構図は変わらず。
ジャパンはスタミナ切れの不安が付きまといましたが、マオリの消耗も思っていた以上に激しく、危険な場面でキックを選択し助けられた場面も何度が見られました。
ストロングポイントの認定トライとPG二本で逆転、テレビ越しでもスタジアムの異様な雰囲気が伝わってきます、か…。
大金星目前の残り3分で、ラインアウトからの「スーパー」なトライを喫し逆転。
ラストプレーでも敵陣でフェイズを重ね、もしやの期待を抱かせましたがそのままノーサイド、「ウェールズ」「イタリア」に戦続くビックイーターとはなりませんでした。


以下簡単なゲーム雑感、ジャパン大健闘の要因は。
・アタック時のブレイクダウン、2人目3人目の寄りとオーバー。
人を掛けてでも少しづつゲイン、下げられずにフェイズを重ねられた点。
・安定したセットプレー、特にスクラム。
急造チームとは云え、マオリ相手にPを狙ってしっかり取れるのには胸熱。
・ラン.キック.パスをバランス良くチョイスした⑩のゲームコントロール
前への意識が強いとラインも良く動く、強気の突っ掛けも効いていました。
・ブレイクダウン攻守に陰日向無く働き続けたバックファイブ。
ラインアウトの要④、スキッパー⑥、既にアタックの中核⑧、皆身体張ってました。

課題だったアンストラクチャー時のディフェンスも及第点。
相手はその分野で世界二番目に秀でたチーム(一番目は勿論…)、マオリに対して「失トライ3」なら合格点です。
特に後半は総じてジャパンペース、足の長い外へのパスやラインギャップを狙ったラン、後ろからの走り込みにもしっかり対応出来ていたかと。

「対トップ10(特にアイランダー)」としての課題も改めて明確に。
得点力で云うならトライレンジの狭さ、これに尽きます。
現在のジャパン.ストロングポイントがスクラム/モールである以上、敵陣深く入り込まないとトライチャンスは生まれません。
トップスピードの持続力では長い距離を走り切ってのトライは難しく、結局フェイズを重ねてギャップが出来るのを待つ「我慢のアタック」をミス無く続けられるのか、に掛っていると云う事です。

これで今季のジャパン、残すゲームは欧州遠征ルーマニア/グルジアの2戦。
きっちり勝って「W杯イヤー」に向かって欲しいと思います。

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