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2014.11.08

●「嵐山~愛宕山~明智越~唐櫃越」ラウンドトレラン.⑤

えー、もう一ヶ月近く前のハナシになりますが、先月帰京の後日談.続篇。

10/12は地元嵐山から西山周辺を周回トレイルラン。
松尾山.嵐山からツツジ尾根経由で愛宕山、神明峠より明智越ルートて馬堀に下山。
唐櫃越を経て上桂.嵐山へと至るラウンドトレイルを走って参りました。

そんな訳での京都西山環状トレイル.その5、「唐櫃越~嵐山」篇で御座います。

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【写真上】トロッコ亀岡駅より唐櫃越に出立。
線路下のガードを潜り、鵜ノ川に架かる一つ目の橋を渡ります。

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【写真上】要所要所に「からと越」への道標が立っています。
昔はこんな案内板無かったのですが…、便利になったものです。

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【写真上】三つ目の橋を左折、坂上の集落を進みます。
目の前の小刹が如意寺、唐櫃越への取り付きとなるお寺さんです。

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【写真上】如意寺の脇を直進すると、直ぐに取り付き口。
害獣フェンスを通ってトレイル再開、みづき山へと向かいます。

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【写真上】みずき山への山路二写。
歪曲した小ガレ路の連続。
「430mの低山」と舐めて掛かると意外に一苦労、如意寺登山口の標高が110mですから高低差はソコソコあるのです。
しかも山頂迄は1㎞の距離なので必然的に急坂の上りとなりまして。

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【写真上】みづき山(430m)通過。(time5:14:52 29.92㎞)
標高の割には見晴らしの利く頂、まぁ「山」っつーよりは「丘」ですけどね。

所処でこの唐櫃越の道標ですが、半年前に出来た計りの様です。
「亀岡.篠町自治会/町つくり推進会」さん、どうも有難う御座います。↓
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140215000069

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【写真上】右手には亀岡市街の眺望。
東南側は亀岡盆地の端っこなので、左右から山に挟まれた形になっています。

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【写真上】北面には愛宕山。
愛宕山頂を後にして3時間弱、随分遠くなってしまいました。

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【写真上】みずき山を下ると、直ぐに砂利道に入ります。
此処から2.4㎞は林道続き、この中間パートが少々かったるい…。

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【写真上】再び左手の視界が広がる好展望。
今迄踏んで来た行程が一望の元に。
愛宕山山頂から稜線を左伝いに進み、途中からは左側の鉄塔下を通過、その後は山腹を左に下ったのでした。

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【写真上】砂利道を終え、アスファルトの舗装道に入ります。
「敵は~」。

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【写真上】延々と続く舗装道。
「本能寺にありぃ~」。
本能寺の変の際、亀山城を出発した明智光秀軍がこの唐櫃越を通り京洛に入ったと云う説があります。
扨果、真偽の程や如何に。

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【写真上】舗装道ラン終了。
みずき山直下より続いた林道走りもやっとお終い。
左手の取り付きより再びトレイル、沓掛山.上桂方面に向かいます。

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【写真上】トレイルヘッド.近景。
此処にもちゃんと道標板が立っています。
篠町自治会さん、本当に有難う。

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【写真上】沓掛山へのトレイル二写。
基本的には殆んど平坦路、走り易い山路構成です。
但し写真の様にヤセヤセ尾根や片斜トラバースが多く、足元には多少の注意要。

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【写真上】取り付きから1.7㎞、沓掛山への分岐。
沓掛山のピークはメインルートから少し路外れた所処にあります。
このプラ板が目印、左手を数十m上ると直ぐに山頂です。

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【写真上】沓掛山(415m)通過。
鬱蒼とした植林帯に囲まれた頂。
取り立てて何も無いので、ちゃっちゃと通り過ぎます。

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【写真上】ウッキキー。
沓掛山を下りると、目の前に猿出現。
「お前がドケよ」と云わん計り、じーっと睨んで逃げようとも致しません。
余裕でカメラを取り出し、シャッター切る事が出来ました。

人を見ても恐れない所処を見ると、恐らく岩田山からの落ち猿。
直線距離でも2㎞以上離れているのですが、活動範囲広いですね…。

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【写真上】沓掛山を過ぎると、路幅も多少広めに。
後半には少し勾配が増しますが、快適な下りパート。

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【写真上】沓掛山以降は幾つか分岐有り。
野鳥遊園方面に分けると洛西ニュータウン側へ下りちゃいます。
上桂に向かうには「唐ト越」「山田」と指示されている方へ進みましょう。

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【写真上】竹林が見えてくると唐櫃越も最終パート。
枯竹葉をガサガサ踏み締め、走を進めます。

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【写真上】浄住寺.登山口に到着。(time6:17:13 37.53㎞)
上桂方面からの唐櫃越取り付き口、目の前はお寺の墓地になっています。
此処から上桂駅へは1.2㎞の距離ですが、もう暫くトレイルラン継続。
山田別れから西芳寺方面へと進みます。

で、この時点でカメラの電池が切れてしまい、撮影は終了。
これ以後のリポートはコメントのみにて。
尚、此処から先のコースは近似ルートの過去ログが有りますので参考迄に。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2013/09/post-a003.html

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浄住寺登山口からは山田別れ.西芳寺門前を経由して西芳寺川上流へ。
京都一周トレイル.西山51番の取り付きから、西山トレイルコースを北上します。
1.5㎞のトレイルを経て松尾山分岐の32番標識に到着、そこからはスタート時に来たコースを逆走し阪急嵐山駅裏の26番標識にてトレイル終了。
あとは中の島公園から渡月橋を渡り、JR嵯峨駅でフィニッシュとなりました。

因みに今回のスタッツは以下の通り。
・走行距離43.12㎞ ・走行タイム7:09:39(㎞/9:58) ・獲得標高3320m

ロングの距離を踏んだ割にはそれ程の疲労感も無し。
理由としては纏まった上りがツツジ尾根からの愛宕山登頂のみ、7つ踏んだピークのうち6つが500m以下と登山パートが少なかった事が挙げられます。
その裏返しで膝に負担の掛るダウンヒルも余り無く、クロスカントリーに近いトレイルコースでした。
また舗装道/林道(砂利道含)のパートも11.7㎞で、実質トレイルは32㎞弱。
2/3が走破経験有り、1/3が未走破ルートと云うコース構成も、新鮮さと気楽さが上手く合わさった良いバランスだった様に思えます。
総じて難易度も低く、楽しみながらの地元トレランとなりました。

と、こんな所処にて。
今度帰京した際は、鞍馬から天ヶ岳.ナッチョ、焼杉山.翠黛山.金毘羅山.瓢箪崩山辺りをぐるっと走ってみようと思います。
おしまい。

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