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2015.01.23

●2014/15.十五滑目「八方尾根」

えー、今週「第二次白馬遠征」の滑走後記.その②になります。
1/20(火)、二日目のゲレンデも前日に引き続き「八方尾根」。
そんな訳でのゲレンデリポで御座います。

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【写真上】イントロダクション.その①。
細野諏訪神社から深雪旅館に抜ける、大楢川沿い小径にて。
此処数日の大雪で、山麓部でも多い所処では2m以上の積雪となっていました。
今季一月の白馬は、例年に較べ可也の降雪量です。

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【写真上】イントロダクション.その②。
ゴンドラ乗り場前にて「おっ、晴れて来た」。
若しかして今日は「THE DAY」の予感、と期待が膨らんで参りました。

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【写真上】イントロダクション.その③。
7:15、ゴンドラ乗り場到着。
先客4名様は何れもファットスキー、恐らくパウダージャンキーな方々と思われます。
この日もゴンドラは8時スタート、定刻通り定刻10分遅れの運行開始でした。

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【写真上】で、朝イチリーゼン…。
「出たっ、真っ白闇っ」。
嗚呼、折角のモーニングリーゼンが「何てこったい…」。
ゴンドラ乗車中の景色からして「嫌~」な雰囲気はしていたのですが、リーゼン上~中部は濃ガスで視界ゼロ。
一本目は平衡感覚も少しヤバい状況、手探り足探りでの滑走を余儀無くされました。

あ、因みに雪質は極上Max、「キュッキュ」と雪鳴りのするピステバーンです…。

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【写真上】リーゼンクワッドにて、リーゼントップ(ハ3)。
ホワイトアウト…。

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【写真上】リーゼンクワッドにて、リーゼン二段目(ハ2)。
何とかこの辺から可視範囲が広がります。

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【写真上】リーゼンクワッドにて、リーゼン三段目(ハ1)。
此処迄下りてきて、やっとガスも切れました。

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【写真上】旧サンテラスうすば前にて、リーゼンうすばの壁。
あーあ、うすばから下はこんなに晴れているのに…。

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【写真上】パノラマゲレンデも死亡。
国3ペアの乗り場手前で、漸く視界が利く程度です。

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【写真上】パノ急~たてっこから下は大丈夫。
この日の午前中はリーゼンとオリンピックⅡ回しです。

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【写真上】白樺ゲレンデは快適そのもの、スキー日和。
ゲレンデ下部(名木山/白樺)は視界良好、晴れ間も覗くベストコンディションです。
雪もすこぶる良質、こりゃ今日は下で回した方が正解かな…。

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【写真上】しかし、上の方は相変わらず…。
11時過ぎの兎平、奥に薄ら見えるのはアルペンクワッド乗り場。
兎、黒菱(三角)も勿論ホワイトアウト、滑ってて全然楽しくありません。
…、今日はもう上行くの止めよっと。

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【写真上】そんな状況ですから、混み出すのは必然的にココ。

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【写真上】リーゼン「一極集中」となってしまいます。
しかしリーゼンも上部1/3は相変わらずの視界「極」不良。
結局三段目~うすばメインで回すしかありませんでした。

尚、雪質は引き続き良コンディションを維持。
昼過ぎ暫く迄は目立った荒れも少かっただけに、猶更濃靄の恨めしい結果となってしまいました。

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【写真上】名木山ゲレンデにて、上空一写。
リーゼンの混雑とバーン悪化ピークの14時に名木山へ移動。
この頃から「ヒュンヒュン」「バラバラ」と、ヘリの飛び交う姿が目立ち始めます。

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【写真上】その後も常時4~6機のヘリコプターが上空を飛来。
初めはゲレンデの怪我人を松本へ運ぶレスキューヘリかと思いましたが、如何やら様相が違います。
五竜~岩岳間を多くのヘリが低空で往復旋回、「こりゃ捜索活動だな…」。

結果はニュースでも御存知の様に、BCスキーの遭難事故が起こっていたのでした。
皆さん、冬ピーク時の山スキーは呉々も慎重.綿密な計画で…。
と云うか、基本的には止めときましょう。

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【写真上】16:30.白樺ゲレンデにて、プチアーベントロート。
結局この日はラス2時間半、名木山&白樺回し+たまにリーゼン。
山麓ゲレンデでもバーン状況もが頗る良好で、ガスだらけのトップ部よりは快適な滑走が楽しめました。
但し両ゲレンデ共に索道機動力がイマイチ(ペア/トリプル)なので、「お腹一杯」の満足感は得れませんでしたけどね。

と、こんな感じの白馬スノーライフ二日目。
翌日最終日は五竜にてフィニッシュです。

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