●「北陸新幹線.開通」考
えー、毎冬恒例の事とは云いつつも、毎日が「雪曜日」の弊ブログ。
12月以降エントリーする話柄と云えば「滑走日誌」に「マテリアル」ネタ、「アルペン.ワールドカップ」観戦記…。
日々「スキー一色」のエントリーで御座います。
「お前はスキーの話しか出来んのか 凸(`Д´メ)ゴラァ」
と、イイ加減に罵声 叱咤激励を受けそうです。
そんな訳で本日は久し振りに時宜に見合ったおハナシなぞを。
皆様御存知の事かと思いますが、来月3月14日より「北陸新幹線」が開業致します。
今迄「東京-長野」間の運行だった暫定長野新幹線が愈々全線開通。
首都圏から北陸/富山.金沢方面への新インフラ完成は、旅客流動や地域活性に大きな影響を及ぼす事となりそうです。
しかしこれに由って「ワリ」を食うのが上越新幹線。
高崎迄は同じ線路を使うのですから、「何かが増えれば」「何かを減らさないと」計算が合いません。
結果、「とき」の本数は概ね変更無し(1往復減)も、「たにがわ」の運転本数をほぼ半減させる(7往復減)、と云うダイヤ改正になるそうです。
「えっ、チョット待って」
首都圏在住のスキーヤー(スノーボーダー)にとって東京⇔湯沢を結ぶ「たにがわ」は、文字通りの「スノーライフライン」。
特に「早朝の下り便」が減らされては、それこそ死活問題です。
因みに私めがデイリースキーで使う主戦列車は以下の三本となります。
・とき301号/東京発06:08→越後湯沢着7:23
・たにがわ91号/東京発06:28→越後湯沢着7:45
・たにがわ401号/東京発06:36→越後湯沢着8:06
そこで新ダイヤ改正後、3月16日以降の時刻表を急ぎ調べてみますると…。
「良かった、全部無事でした(ホッ)…」
取敢えず早朝時間帯の「たにがわ」下りは本数半減の影響無し。
湯沢/南魚沼方面へのスキーユーズ影響は無いみたいです。
あと、物は序でで「長野駅」への北陸新幹線.始発ダイヤも調べてみる事に。
現行ダイヤ.始発列車
・あさま501号/東京発6:24→長野着08:03
ダイヤ改正後.始発列車
・かがやき501号/東京発6:16→長野着7:39(大宮~長野間ノンストップ)
・はくたか551号/東京発6:28→長野着8:08(現行あさま501号に該当する列車)
何と始発乗車なら、長野駅に着くのが30分近く早くなります。
これなら当日発で白馬方面にも大分早く到着出来るのでは、と思いましたが…。
アルピコ交通.長野-白馬線 バス始発便
・長野駅南口発8:15→白馬五竜9:15→八方BT9:25
コレが変わらないと、そのメリットは何もありません。
其処で早速、アルピコさんに電話して聞いてみる事に致しました。
すると…。
「今の所、バス便の時刻変更予定はありません」
うーん、一寸残念です。
流石に八方尾根/五竜へ日帰りスキーする気は有りませんが、遠征初日の際のゲレンデ到着が「9時」と「10時」では大違い。
アルピコさん、何とか「7:55発」の始発便を作ってくれませんかねぇ…。
尚、この「かがやき501号」ですが、長野の次の停車駅は一足飛びで「富山」。
「野沢.斑尾エリア」「妙高.赤倉エリア」の最寄りとなる飯山駅は通過してしまい、スキーヤーにとっては余り関係の無い列車となっております。
従い上信エリア各スキー場へは「はくたか551号」利用となり、飯山駅着は8:21。
運行される(であろう)シャトルバスを使ってもゲレンデ到着は9:30前後と予測され、然程の恩恵は見込めません。
矢張り首都圏在住のスキーヤー(スノーボーダー)の日帰り利用として、越後湯沢エリアの地位は不動みたいです。
…と、結局はスキーの話になってしまいました。
まぁ殆ど「確信犯」みたいなモノですが。