« ●2014/15.三十五滑目「プロローグ」 | Main | ●苗場「ヤマコレ集」 »

2015.03.27

●2014/15.三十五滑目「八方尾根」

えー、一昨日は水曜日、3/25も例に由っての滑走行脚。
しかし此処んトコの陽気がコレなもんでして、選択肢としては標高の高いゲレンデ。
良雪求めて「滋賀志賀方面」と大雑把に決めておりました。

「雪質とボルシチ狙いで横手.渋峠にするか…」。
「利便性なら一ノ瀬ベースで左右に動けるし…」。
「コース主体で選ぶなら、やっぱりヤケビだし…」。
「パノラマ山景狙いなら龍王も捨てがたいな…」。

が、こんなプランを覆す、週初めからのプチ寒波襲来。
雪質を気に掛けずに済むのなら、ゲレンデの面白味で決めるのが最上の策です。

そんな訳でのゲレンデチョイスは、矢張り「聖地.八方尾根」。
以下恒例のゲレンデリポになりまする。

0
【写真上】6:50、ウォームアップジョグの際に一写。
淡青の広がる空に厚雲は見えず、ゲレンデトップの視界もクリア。
春ガスの心配も無く、絶好のスキー日和に恵まれそうです。

1_2
【写真上】7:20、ゴンドラ前にて今季7度目の朝イチ待機。
既に6名の先着様、デポ板を見る限り矢張り「パウダージャンキー」な方々です。
恐らくこの日が2014/15八方の、「POWDER SNOW」LAST DAYですからね。

2_2
【写真上】8:07、朝イチリーゼン。
ジャンキーゲストは皆アルペンクワッドに向かわれましたので、棚ボタ1stラン。
一本目はコンディションを探りつつの七割滑、この時期のモーニングタイムは結構手強いバーン状況が多いのです。

3_2
【写真上】リーゼンクワッドより一写。
この日のリーゼンは、前夜からの新雪が薄くファンデーションしたピステ。
しかし融雪と冷え込みでを繰り返した下地は「カチッ」と硬く、フラットな中にも小さいギャップが散見するバンピーなコンディション。
ハイシーズンに較べると地形の起伏も現れ始めていました。

で、この一枚を最後にデジカメ電池切れ。
バッテリー充電し忘れて来るスカポンタン、以後はモバイル撮影と云う事で。

4_2
【写真上】8:25、パノラマコースへ移動。
朝イチリーゼンは2本で切り上げ、この日のターゲットコースへ。

5_2
【写真上】パノ急よりたてっこ。
狙いはパノラマからオリンピックⅡへのダウンヒルです。
前日迄行われていた「ジャパンパラリンピック」SG/GSに使用されていただけあって整備具合はカンペキ。
リーゼンに較べ小さなギャップも無く超フラットなピステコンディションでした。
特にパノラマ~馬止め迄は雪質も極上、暫くはゴンドラ使っての「オリⅡ回し」です。

6_2
【写真上】9:20、オリンピックⅡ回しの後はグラードクワッドへ。
「えっ、まだ面ツル状態っ?」
グラードクワッドは運行が遅れていたらしく、丁度営業スタートしたばかり。
お陰でリーゼングラードは未だノートラック、何て嬉しい誤算でしょう。

7_3
【写真上】グラードクワッドより、左手に五龍岳と鹿島槍。
…は見えません。
この日は畝雲と春霞に遮られ、白馬三山以南の北アルプスを望む事は叶いませんでした。

8_2
【写真上】第1ケルンより、北東のパノラマ。
妙高~戸隠連峰方面も春霞のブラインドが掛り、朧に稜線が覗く程度です。

Dvc00043
【写真上】リーゼングラード朝食タイム、左端のシュプールが私めの食事跡。
硬いギャップ下地の上に10~15㎝のドライパウダーがトッピング。
時折「ガツガツ」と不規則な底付きを食らいますが、粉雪クッションが程良い按配。
とても三月下旬とは思えない、軽やかな雪の感触でした。

10
【写真上】10:10、兎平.大町側。
モヒカン横の整地兎も、時期を考えればマーベラスなコンディション。
新雪特有の柔らかさを伴ったピステはエッジ喰いも抜群、荒れも殆ど見られません。
兎に角この日は「非.リーゼン」で回した方が正解な一日でした。

それにしてもこれ程上質のコンディションが整うのは、恐らくこの日(3/25)と翌日(3/26)でシーズンラスト。
八方での滑り納めがこんな「グッドディ」にピンポイント的中、いゃあラッキーです。

11
【写真上】10:50、黒菱からセントラルへ。
兎とパノラマ同様、黒菱三角もフラット&ソフトと良好なコンディション。
思わず寄り道、第2で三本回してしまいました。
因みにこの黒菱第2、クワッドでありながら固定循環式と云う珍しい索道です。

13
【写真上】11:10、スカイライン。
左右に振ったシケインに緩急織り交ぜた擂鉢状斜面、とアンギュレーションに富んだコース。
唯一の泣き所処は距離が長いにも関わらず、余りにも低速なスカイライン第2ペア。
クワッドと迄は云わなくても、せめて高速トリプル位だったらなぁ…。

14_2
【写真上】スカイライン第2より望む白馬三山。
厚いヴェールに包まれるが如く、その頂を隠す白馬三山。
スカイラインを3本回した後は、北尾根方面へと滑り込みます。

15
【写真上】北尾根コーストップより、小谷三山を望む。
左より中西山.東山.黒鼻山、こうして見ると何だか白馬三山と並びが似てますね。

17
【写真上】11:50、この日の「コブ初め」は北尾根コース。
北尾根のコブは順調に育成中、暫くは此処に張り付く事に致しました。

18
【写真上】で、咲花北尾根クワッドでコブ巡回スタート。
咲花クワッド使っての北尾根回しなんて、何年振りでしょう。

16
【写真上】北尾根.上段のコブ畑。
手頃なエグれのコブが程良く緩んだ攻め易いコンディション。
下部に進むに従いコース幅が狭くなる分、不規則で深いコブとなって行きます。

19
【写真上】続いては八方の中洲過疎地、国際ゲレンデでコブ遊び。
うーん、何十年振りだろう、国1使っての国際回し。

嘗て学生時代、私めが八方で冬籠りしていたのはバブル末期頃。
当時の混雑具合は今では想像出来ぬ程、土日ともなれば「ゴンドラ1時間待ち」「白樺第1ペア20分待ち」なぞ当たり前の時代でした。
そんな際は比較的空いている国1を使ってのコブ回し、3時間の自由時間を只管コブ修行に費やしていたものです。

00
【写真上】国1より、アダムズバウルから続くバキュームチューブ。
オリンピックⅠコースの後半部、個人的には「チャンピオンコース」と云った方がしっくりします。
丁度この写真の左下位からパノラマ上部に掛けて架かっていたのが、2005/06シーズンを最後に廃止されたチャンピオンスカイペア。
ペアリフトとしては高速の部類で、パノラマ~チャンピオン回しに結構使ってました。
白馬エリアで廃止となった索道では、五竜の「チャンピオンペアリフト(97年廃止)」と並んで惜しまれる存在です。

20
【写真上】そして午後からは兎小屋、の筈でしたが…。
此処数日の降雪でウサギの凸凹は半リセット、写真の様に浅長のコブラインが一本あるだけです。
「黒菱もリセットでナチュラルバーン状態」「北尾根は戻るのに遠い」「国際はリフト遅くて時間掛かり杉」…と、この日の八方は意外とコブの遊び場選びに難儀。
そんな訳で、残すコブ畑はあそこしかありません。

21

22
【写真上.下】セントラルのコブ畑です。
何時もはもっと手強いイメージのあるセントラル凸凹ですが、意外と滑り易い。
理由はコース最大急斜部の小谷側半分がクラックで閉鎖されており、大町側にラインが流れているからでした。

22_2
【写真上】14:50、ゴンドラより望むセントラル。
セントラルは陽射しが届かなくなるのが早く、15時前には一面日蔭となります。
日中はクッションが利き攻め易いコンディションだったものの、次第にクラスト化。
板沈みと雪掛りが酷くなり、コントロールが難しくなっていきました。

Dvc00034
【写真上】15:00、パノラマは最後迄好コンディションを維持。
ラス一時間半はパノラマ起点、たてっこ/セントラルを織り交ぜてフィニッシュ。
この日の「当たりゲレンデ」は兎~パノラマ~たてっこと続く縦のラインと、黒菱三角~スカイラインと続く横のライン。
ゲレンデミドルから上部は日中の気温上昇も最小限に保たれ、何れもコース荒れは少なくハイシーズンに近いグッドスノーでした。

因みに山麓ゲレンデは時間を追うに従い、融雪進行で総ザラメ化。
ウスバや馬止からの廊下、白樺ゲレンデは「雪の砂浜」状態と化していました。

Dvc00001
【写真上】今季もお世話になりました、また来年ねっ。
と、こんな感じの2014/15シーズン.八方尾根「ラス滑」となりました。
しかし、確か「先々週」も「先週」も同じ様な事云ってた気がします…。

そんな訳で「四度目の前言撤回」があるかも知れませんが、取敢えずこれにて今季「白馬〆」と云う事で。

|

« ●2014/15.三十五滑目「プロローグ」 | Main | ●苗場「ヤマコレ集」 »