●2014/15.三十滑目「五竜&47」
えー、先週土曜日も飽きず懲りずのスキーライフ。
この日は今季「30」滑目、昨シーズンに較べて一日遅い節目到達となりました。
で、向かったゲレンデは「五竜&47」。
平日スキーヤーの私めと致しましては珍しくウィークエンドの遠征。
しかもスキー人生初となる、東京↔白馬「日帰り強行軍」で御座います。
その理由はログ中追々解るとして、以下恒例のゲレンデリポになりまする。
【写真上】6:25、スカイフォーリフト前にて。
週末の五竜は6時半よりとおみゲレンデ営業開始、で「即」滑走スタート。
空はまだ薄ら白んだ状態、写真だと早朝だかナイター前だか解んない風景です。
【写真上】7:10、雲が引き始め、淡い青空が覗いて参りました。
緩斜一枚のとおみゲレンデをずーっと滑り続けるのは流石に飽きるもの、6.7本滑ってはコーヒータイムの繰り返し。
それに「緩斜面オンリー」ってスピード殺さない様に板へのアクション取りっ放し、休むゾーンが無くて意外と疲れるんですよね。
この後8時前にはテレキャビン待機、朝イチのグランプリへと向かいました。
…で帰宅後に気付いたのですが、週末はいいもりも7時からやってたんでしたっけ。
あーぁ、勿体無い時間を過ごしてしまった…。
【写真上】8:25、今週三度目のグランプリ一番乗りっ♥。
空は雲一つ無いディープブルー、そして朝陽に煌めく白銀。
何てクールビューティな光景でしょう。
【写真上】まるで山麓に吸い込まれて行く様なビューティフルピステ。
【写真上】コースのど真ん中から1stシュプールを刻みます。
表面は程良い湿り気を伴いつつも、ベースはやや硬めのパックバーン。
此処数日纏まった降雪が無く、3日前に較べるとザラメ化が進んでいました。
【写真上】第三ペアより望む天狗岳。
うーん、何て爽快なクリアブルーの青空。
【写真上】第三ペア降り場より望む五龍岳。
正に「突き抜ける」様な青空です。
【写真上】同.第三ペア降り場より北面の眺望。
八方山~唐松岳の尾根向こうには白馬鑓ヶ岳.杓子岳.白馬岳の白馬三山。
その奥には小蓮華岳.白馬乗鞍岳と連なります。
【写真上】第3ペア、二本目乗車。
バーンには幾重ものロングシュプールが刻かれていきます。
【写真上】冬晴れの空に映える五龍岳。
武田菱もこれで見納め、五竜ラス滑の朝は見事な山景日和に恵まれました♪。
しかしこの日は朝イチグランプリを僅か三本で切り上げ。
「未練タラタラ」「後ろ髪引かれつつ」いいもりゲレンデへと向かうのでした。
【写真上】理由はコレ。
3/7~8は毎年恒例、アルペン松本店さんの「2015/16.ニューモデルスキー試乗会」。
そんな訳で態々混んでいる土曜日の滑走行脚となったのでして。
【写真上】9:15、そんな訳でテストスキー開始。
こんな時間から「いいもり回し」するのは、ゴンドラが強風で止まってる時位。
【写真上】コスモフォーリフトより、サニーウェイ上部を一写。
にしても、この日のいいもりは何時もに増して早い時間から混んでいます。
【写真上.下】理由はコレ。
「ニューモデル試乗会」に加え「テク.クラのスペシャルレッスン」「ポールバーン×2での競技トレ」、更には「技術選な方々の大会トレ」。
ゲレンデは競技/基礎のエキスパート入り混じってのカオス状態、一般ゲストの方からすれば一種異様な雰囲気だったでしょうね。
【写真上】週末名物、サニーウェイ.ミドル部の凸凹廊下。
この日のいいもりは@云う間にゲレンデコンディション「極荒化」。
緩い軟雪質の上にゲスト激増+日中の天候(晴れ→小雨)が追い打ちを掛け、ゲレンデ全面がコブコースと変わって行きます。
削られた雪面からは下地のアイシーバーンが露出し「凸部/ザラメ吹き溜まり」「凹部/氷結溝」の極悪コラボレーション。
正直テストスキーには辛いコンディションでした。
【写真上】14:30、試乗会ラス滑。
この日の試乗本数は15本、思っていたより多くテストする事が出来ました。
私めのテストルーティーンは基本二本、気に入ったスキーはもう一本回し。
大雑把なフィーリングを掴むのはこれ位で丁度良いのです。
その中で再テストしたいスキーは次回.次々回の試乗会でみっちり乗り込むのでして。
・SALOMON X-MAX (170㎝/R15/SC.120-73-103)
一台だけ簡易先行インプレ。
来季からのサロモン.ニューラインナップモデル、この日一番楽チンで面白かった板。
大雑把に云うと「24hour」と「Xkart」を足して2で割った感じ、其処に往時の「XDemoシリーズ」の取り回しの良さを加えたイメージです。
ファーストフィーリングとして真っ先に「軽っ」、従い抜群の操作性を誇ります。
しかし意外と雪面コンタクトはしっかりしており、ミドルスピードのレンジでは上掲のゲレンデコンディションでも破綻の無い安定感。
兎に角楽してキレて回る板、特に心地良かったのが走らせた後の足元への返り。
絶望的にカッコ悪いトップシート以外、欠点の無い板でした。
あ、ちゃんとしたインプレ集は、三度の予定試乗会を終えてからアップ致します。
因みにこの日ガリ&ザラ悪雪で好感触板だった板は下記三機(順不同)でした。
・ATOMIC/BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 LX (166㎝)
・Volkl/PLATINUM SW SPEEDWALL (173㎝)
・SALOMON/X-Race (170㎝)
【写真上】15:20、試乗会を終え、再びグランプリへ。
正午頃より山麓部で濡っていた小雨は、アルプス平では雪に変わっていました。
週末の人出混雑と暖かい気候からすると、思っていたよりバーン荒れの少ないコンディションでした。
【写真上】人の多い事。
平日スキーヤーの私め、こんな混雑したゲレンデに出くわすのも久し振りです。
【写真上】とおみゲレンデはもっとスゴい有様。
週末とおみゲレンデ名物、「真夏の海水浴場」状態。
この風景だけ見ると、何だか昔のバブリースキーな時代を思い出します。
【写真上】16:40、「that's all」。
白馬での滑走はこれがシーズンラスト、五竜とも八方とも暫しのお別れです。
今季の白馬遠征は都合四度、「五竜&47×6日」「八方尾根×5日」と例年より少な目の滑走日数となってしまいました。
そんな訳で「サヨナラ白馬」、また来シーズンねっ。