●2014/15.三十八滑目「かぐら」
えー、昨日もマダマダイケル「春スキー」。
今月二度目となる「かぐら」へと逝って参りました。
四月も二週目を迎えると、首都圏日帰り圏内のゲレンデも続々とクローズ。
従いこの時期になると、如何しても「かぐら一択」なチョイスになってしまいます。
そんな訳で先週に引き続いての、かぐらゲレンデリポになりまする。
【写真上】8:20、越後湯沢駅.井仙前。
湯沢温泉街からして既にチラホラと白いものが舞い散っています。
この日のスノーマッド第一便は総勢約40名。
神立に向かった雪馬が約10名、かぐらに向かった雪鹿が約30名と云う内訳でした。
【写真上】9:05、みつまたエリアの霧氷。
山麓での気温は-1℃程度、小さく芽吹いた新蕾も寒そうです。
【写真上】9:10、1stランは珍しくみつまたゲレンデで。
「この時期」に「この気温」と「この天候」ですから、ゲレンデ上部のコンディションはおおよそ見当が付きます。
まぁ急いで上ってもしょーが無いでしょうから、ウォームアップをしっかりと。
【写真上】9:40、かぐらゲレンデ到着。
「あーぁ、やっぱり…」、予想通り、ガスってます。
しかも天気予報の天候推移からして、終日この儘っぽいですね。
【写真上】かぐら.メインゲレンデ。
ザラメ氷結の下地に5㎝程度のトッピング湿雪、ベース自体に細かな起伏が多い上、モサモサ新雪が滑走寄せでギャップ化。
「ゲレンデ全体が斑ら雪質の多層状態」+「雪面情報はガスで目視出来ずと」、可也テクニカルなコース状況です。
思い通りの滑りには程遠く、正直フラストレーションの溜まるコンディションでした。
【写真上】続いて5ロマ。
メインゲレンデから上部は、基本的に視界が利きません。
【写真上】神楽ヶ峰/霧ノ塔方面への登山口。
標高1845mのゲレンデトップ(一応)。
5ロマを降りると濃靄帯を抜け、ブルーグレーの曇り空が広がっていました。
【写真上】取敢えず中尾根/中ノ芝沢辺りへドロップイン。
コンディションはメインゲレンデに輪を掛けて酷くした様な状態。
始終突き上げを食らうバンピーな下地に、スキー操作のし難い湿雪堆積。
春のオフピステ特有の難コンディションでした。
【写真上】田代湖側.南斜面。
こっちは下地のギャップが少なく、意外と滑り良いコンディション。
このまま田代エリアへと向かいます。
【写真上】7ロマ下、この辺迄来るとガスが薄まって参りました。
8ロマ、ダイナミック、7ロマを通り過ぎ…、
【写真上】チャレンジコース/田代湖コース/連絡路への分岐。
過去150回位はかぐらに来ている私めですが、未だにココがゲレンデ最南端。
移動の手間暇やコースの面白味から、これより田代側に行った事がないのです。
で、ウェザー/ゲレンデコンディションがコレですから、この日は先に進む事に。
気分転換を兼ね、ツアースキー的にあちこち徘徊すると致しました。
【写真上】11:00、田代1高とアリエスカ。
始めて見る風景ですが、何かそーでも無い様な。
まぁ「プリンス経営のスキー場」に良く有る建物とレイアウトですからね。
【写真上】田代1高降り場。
田代のクワッドもかぐら1高同様、フード付き。
この天候ではトテモ有難かったり致します。
【写真上】アリエスカコース。
みつまたゲレンデをそのまま長くした様な、初級者向けコース。
下地は然程アイシーな感じもせず起伏も目立たないフラットバーン、意外とグッドコンディションでした。
只、緩斜面中心のコースって、スピード繋げるのにアクション取りっ放し。
結構疲れるんですよね…。
【写真上】12:20、再びかぐらメインゲレンデへ。
「ガス、酷くなっている…」。
しかも時間を追う毎に濃靄の密度は酷くなり、14時前には「可視範囲3m」程となってしまいました。
そんな訳で止む無くかぐら撤収、みつまたゲレンデへと向かいました。
【写真上】14:50、みつまた3ロマにて。
ゲレンデ上部があの状況ですから、みつまたゲレンデは大盛況。
特にかぐらゴンドラ前のゴンドララインは賑わっていました。
コンパクトとは云え、みつまたには此処位しか中斜コースありませんからね。
と、春靄に祟られたかぐら滑。
この日は私めも15:30でゲレンデ撤収となりました。
おしまい。