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2015.04.30

●「前言撤回」「勇躍北上」

えー、三日前は月曜日、私めの「2014/15スキーシーズン」もピリオド。
42滑目のかぐらにて、今季の滑り納めとなりました。
否、なった筈でした…。

うーん…、

けど…、

やっばり…、

「もう一回だけ、滑りに行こっと」。

私めのシーズン最終滑は、毎年4月下旬が常。
兎角混雑甚だしいゴールデンウィークには、シーズンを終える事にしておりました。
しかし今年の大型連休、本格突入は5/2からの5連休。
つー事は5/1(金)は狭間の平日扱いで空いてるんぢゃないかい?。
その上予報ではピーカンの快晴、絶好の春スキー日和みたいです。

そんな訳での前言撤回、「アンコール」決行。
明日を以て本当にファイナルと致します。

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「冬だろうが春だろうが」「何滑目だろうが」、滑走前夜は心躍り楽しみなもの。
そしてフィナーレに向けて、ちょっぴり淋しい荷造りです。

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2015.04.29

●「雪神巡礼」「若菜摘」「桜狩」

えー、私めの「2014/15.スノーシーズン」も一昨日にてラス滑(仮)となりました。
若しかしたら前言撤回、も一回滑りに行くかも知れませんが…。

所処でこの日はかぐら撤収/湯沢駅到着後、シーズン最終日の恒例ルーティン。
「雪国の観桜」と「山菜狩り」、そして「スキーの神様への御拶挨」。
今冬無事に滑れた事に対する、感謝の儀式に向かいました。

そんな訳で滑り納めし後の「終冬式」。
赴いた先は「布場スキー場」ゲレンデ山麓で御座います。

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【写真上】いなもとさん前の紅八重枝垂。
湯沢温泉街の桜はソメイヨシノ.ヤマザクラ等、何れも散り初め~葉桜。
例年は丁度今頃が「満開」なのですが、今年は桜前線チョイ早めです。
シダレザクラはソメイヨシノに較べ開花遅めの分、未だ見頃を保っていました。

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【写真上】今年もやって参りました、湯沢高原スキー場.布場ゲレンデ前。
湯沢駅から県道462号を北進約15分、道なりに進むと到着致します。

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【写真上】布場スキー場、北端方面。
写真の中央奥が目的地、雪解けで足場の悪いゲレンデを斜行横断致します。

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【写真上】朽ちた荒ら屋 小さな社が見えて参りました。

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写真上】そんな訳で目的地、「湯沢スキー神社」さんに到着。
毎年同じ様なコメントなので文面省略、同社に就いては下記参照にして下さい。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/04/post-2000.html


お参りする内容も毎年一緒。
「今季も無事に過ごせ有難う御座いました(無事滑走御礼)」
「来年も沢山雪が降ります様に(大雪祈願.暖冬退散祈願)」
「来年も更に上達します様に(技能向上祈願)」

因みに賽銭箱はありませんので、詣納は社殿の中に放り込んでおりまする。

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【写真上】社札と扁額と本坪。
こういったスキー神社は「やまがた赤倉温泉スキー場」「大鰐温泉スキー場」等にも御座いますが、日本一の宮.スキー神社は「妙高高原スキー神社」だそうです。
因みに「スキー安全御守」で有名な野沢温泉の湯澤神社さんは一般の村社で、スキー神社ではありません。

しかし折角の数少ない「スキー神社」なのに、掘立小屋同然に放置され対外アピールも殆んど無いのは凄く勿体無い気がします。
それこそ数多ゲレンデの所在する湯沢.南魚沼エリア、各スキー場と提携して「スキー安全御守ステッカー」でも販売すれば、社殿の改修費用位は直ぐに捻出出来ると思うのですが…。
如何ですかね、湯沢町観光協会さん。

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【写真上】社殿より、南東一写。
散り初のソメイヨシノに斑雪のスキー場、遠景には残雪の三国山脈。
「雪国の春」風情を詰め込んだ様な景趣です。
望める山姿は左より、大源太山.七ツ小屋山.武能山.万太郎山。


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【写真上】参詣を終えると、何故か祠裏の斜面をよじ登る私め。
その訳はと申しますと…。

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【写真上】参詣目的その二、「こごみちゃん」。
スキー神社の裏手から県道土手にかけての山坂は「こごみ」の密生地。
日当たりの良い場所では伸びきってしまって「クサソテツ」と化してしまっていますが、日蔭斜面ではまだまだ食べ頃の幼葉が芽吹いています。

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【写真上】今年も大量大漁。
これも毎年恒例のルーティン「若菜摘み」。
持ち帰って「天ぷら」「塩茹でして刺身」「同.マヨ醤油」なぞにして食べちゃいます。

こうして手にはビニール袋一杯の「春の滋味」。
シーズン終冬式を終え、小祠を後にするのでした。

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【写真上】布場ゲレンデ前、湯沢高原の排水管土手のソメイヨシノ群。
此処の染井ちゃんは比較的花持ちの良い方でした。
ソメイヨシノは「咲き始める」のも早いですが「散り始める」のも早いです。

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【写真上】布場幅下線の橋梁にて、ヤマザクラ一写。
ヤマザクラも花弁より新葉の方が多く目立ちます。

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【写真上】「ロッヂ政エ門」前のオオヤマザクラ。
夕暮れの三国山脈を背景にしたこの構図、毎年撮っているお気に入りの風景。
残念ながらオオヤマザクラはもう殆んど葉桜となっていました。

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【写真上】】「駒子の湯」にて、オオヤマザクラ。
此方のオオヤマサクラも、すっかりと葉桜。
因みにベニヤマザクラ(オオヤマザクラ)は湯沢町の「町花」。
湯沢駅周辺には植樹されたソメイヨシノが目に付きますが、少し温泉街を離れるとオオヤマザクラが多く見られます。

昨年は花見頃に恵まれた湯沢観桜逍遥、満開の様子はコチラです。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/04/post-7abb.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/04/post-d850.html

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【写真上】湯治の後に、駒子の湯一写。
「雪神巡礼」「若菜摘」「桜狩」を終えて、滑走の疲れを癒すべく♨タイム。
湯殿を出る頃にはすっかり真っ暗となっていました。

この後は湯沢高原ロープウェー横の蕎麦屋で山菜を肴に打ち上げ麦酒。
湯沢駅からはたにがわで一眠り、東京駅に着いたのは22時前でした。
おしまい。

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2015.04.28

●2014/15.四十二滑目「ファイナル/かぐら」

えー、昨日は今季「ラス滑」雪山行脚。
昨年11月からの「2014/15.スキーシーズン」も愈々最後の日となってしまいました。
オーラスのゲレンデは「かぐら」、今季最後のゲレンデリポで御座います。

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【写真上】早朝6:20の東京駅、新幹線中央乗車口。
数えてみると今季16度目の上越新幹線乗車。
ハイシーズンには数え切れない程のスキーヤー.ボーダーが屯していましたが、今やそれらしき人は殆ど見当たりません。
昨日は私め以外、たった1人の「板持ち人」を見掛けただけでした。

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【写真上】8:10、越後湯沢駅西口.井仙前。
「えっ、誰も居ない…」。
GWの飛び石平日期間にしてもゲレンデの選択肢が殆ど無いこの時期には珍しい風景、昨日のシャトルバス第一便.カグリストは20名程でした。
因みにGW休日中は、200名程の乗車待ち行列になります…。

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【写真上】8:40、みつまたステーション到着。
ゴンドラ乗り場では水仙の花がお出迎え、もうすっすり春本番の陽気。
ラス日も元気に、そしてちょっぴり寂しく「逝って来ま~す」。

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【写真上】同.みつまたステーション、レンタルショップ裏にて。
片付けの準備に入ったスノボブーツ、ずら~っと天日干しされていましす。
こんな風景からもシーズンエンドの寂しさを感じるものでして。

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【写真上】9:20、かぐらゲレンデ1高乗車。
空の色相は「春」を通り越し「夏本番」のそれ。
突き抜ける様なディープブルーが空一面に広がっておりました。

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【写真上】メインゲレンデ、その1。
クワッド側のコース半分は不整地、2本のコブラインが並んでいます。

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【写真上】メインゲレンデ、その2。
四月になって矢鱈と賑いを見せるのがコブキャンプを始めとするスクール。
ビデオ撮影にも打って付けの天気です。

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【写真上】メインゲレンデ、その3。
スタート時からして既に緩んだ層が厚く、「妖怪イタシズミ」が襲ってくる砂浜雪。
呪文「ザブザブ」を魔の手に掛り、バランスを失う滑走者が多く見られました。
「意識し過ぎると沈んで足場を崩し」「意識が薄いと足を取られ」と、内足の使い方に苦労するコンディション。
「ラディウスに逆らわない」「ターン中盤は長めに」「後半は遊びと待ち多め」「両脚同調」を意識した悪雪遊びを楽しんでいました。

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【写真上】11:10、最後の5ロマ乗車。
オフピステゾーンは汚れの目立つブレーキ雪で人影も数える程。
中尾根方面に向かわれるゲストは殆どがBCカントリーの方々でした。

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【写真上】5ロマ田代側の南斜面。
昨日の5ロマは此処を一本滑って終わり。
まぁ三国山脈のパノラマ風景を眺めに来ただけです。

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【写真上】同.平標山~谷川連峰中核部~巻機山のパノラマ風景。
南には三国山~北には越後三山と、ファインダーの左右にも壮大な眺望が広がっています。
しかし巻機山以北は春霞が掛り、クリアな山景色とは参りませんでした。

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【写真上】かぐら/田代連絡路合流地点にて、かぐら側を望む。
額縁巻機山。

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【写真上】同.連絡路合流地点にて、田代側を望む。
額縁平標山。
何時も同じ構図計りなので、たまには趣を変えての山景フォト。

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【写真上】11:30、パノラマコースへ。
例年に較べ氷融が遅い田代湖、漸く湖面の1/3が望める様になってきました。
先月迄は「真っ白」だった平標山の頂も、ほんの僅かな斑雪を残すだけです。

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【写真上】11:55、コブタイムスタート。
ジャイアントのコブ群はラインこそ増えたものの、掘り.形状.リズム全てイマイチ。
溝の外と山が削り取られた浅ミゾ状態が多く、中には殆んどウェーブラインとなっているものもありました。

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【写真上】メインゲレンデ脇のコブコース。
中盤にクイックが必要な乱れ箇所がありましたが、先週に引き続き此処のラインが一番整っていました。

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【写真上】テクニカル.2段目。
テクニカルのコブもピッチ.横幅広めの間延びバンク状態。
しかもラインの入口は横滑りの削れで踊り場となってしまってます。
そんな中、2段目のコブコースが比較論マシなコンディションを維持していました。

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【写真上】暫くは1高にてテクニカル回し。
燦々と…と云うより、最早カンカン照り。
午前中は左肩越しにある太陽が位置するのですが、正午からはリフト進行方向に正対する形で陽射しが降り注ぎます。
従い直射日光をモロに浴び「暑い」を通り越して「痛い」状態、因みに昨日の湯沢は7月並みの陽気との事でした。

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【写真上】12:40、スノーピクニックランチ。
昨日は室内でランチとるのも勿体無い陽気、かぐらPARK前にあるCLIF広場で昼食を取る事に致しました。
陽射しは極悪でしたが、気温自体はミドラーを脱ぎTシャツ一枚で丁度良い位。
時折そそぐ微風が、熱を持った肌に心地良い涼をもたらしてくれました。

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【写真上】15:40、メインゲレンデ脇のコブコース。
この日のかぐらでは唯一縦っぽいラインで、溝の掘りも深めです。
基本的には此処をメイン回し、テクニカルには入ったり入らなかったり。
ジャイアントはコブラインに良化の兆しが見られず、計3本で入って終わりでした。

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【写真上】15:40、メインゲレンデ。
ゲストが然程多くないので、整地側はコブの芽が出来るに止まっていました。
ゴールデンウイーク本番には、午後を待たずに一面のお花畑となる事でしょう。

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【写真上】16:00、最後の1高乗車。
田代側への連絡コースは既にクローズ、間違って入り込まない様にスタッフの方が常駐されています。
「営業終了」の案内板が私めの「シーズンファイナル滑」と相俟って、何だかモノ悲しくなってしまいました。

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【写真上】16:05、かぐらゲレンデ撤収。
あとは「滑る」と云うより「移動する」だけの連絡コース、西日射す中をみつまたゲレンデへと下ります。
シーズン最後の滑走日、此処を滑り下りるのって凄く寂しいんですよね…。

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【写真上】16:35、みつまたロープウェイ.山頂駅にて。
ビンディングからブーツを外したその時、私めの「2014/15シーズン」にピリオド(仮)が打たれました。

と、こんな感じの2014/15「最終滑/ファイナル」。
その気なら五月末迄は滑れるのですが、「雪も雪だし」「GW期間は鬼畜混みだし」…。
まぁこの辺りがキリの良い所処でして、毎年四月末の連休前を「板仕舞い」としている私めで御座います。

…、の筈なのですが、
…、うーん、
…、如何しよう。
昨日が殊の外楽しいアクティビティ、何だかもう一回滑りたくなってしまいました。
そんな訳で只今思案中、若しかしたら「アンコール」があるかも知れません。
何れにせよ、行ってもあと一度でしょうけどね。
おしまい。

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2015.04.27

●2014/15.WINTER 「Fin.」

えー、2015年4月27日(月).17:05、新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742なう。

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本日のかぐら滑を以て私めの「2014/15シーズン」終戦。
至福のスキーライフも遂に終わりの時を迎えました。

「あーあ、終わっちゃった…」。

けど若しかしたら、あと一回位は翻意(アンコール)あるかも知れません。
取敢えず今から湯沢スキー神社さんにお参り行ってきます。

そんな訳での今季「滑り納め(暫定)」、でした。

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2015.04.26

●最後のワクシング

えー、世間ではGW序盤戦、立夏到来も間も無くの砌を迎えようとしています。
しかしそんな時節にも関わらず、私めは明日も雪山行脚。
今シーズン滑り納め、かぐらへと逝って参ります。

11月の狭山にてプレスタート、12月のかぐらより本格突入した「2014/15シーズン」も愈々最終滑。
至福の季節は@云う間に過ぎ去り、スキーマッドな日々もピリオドを向かえます。

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そんな訳で今宵は最後のホットワクシング。
万感の思いを込め、何時もより念入りな滑走前日のルーティーンです。
ハイシーズンには寒さに震えながら行っていた愛機のメンテナンスも、何時の間にかシャツ一枚で行える季節になってしまいました。

と、思ってたら…。
チューン出す前のソール保護ワクシングが残ってました。
と云う訳で、マンションの通路を封鎖しての作業は、あと一回。

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2015.04.25

●「Nice to meet you !」

えー、本日は間も無く去り往く「2014/15スキーシーズン」の回顧録。
今季初めて訪れたスキー場を振り返ってみる事と致します。

今シーズンの滑走日数は4/25現在で41日、そのうち「はじめまして」のゲレンデは「アルツ磐梯」と「黒姫高原」の二つでした。

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「職人圧雪」と「上級者向けコース多し」の謳い文句につられて足を運んだアルツ磐梯ですが、満足度は65%位。
HPのコースマップが下駄を履かせ過ぎ、実質殆んどが初級/中級向けのコース。
ウリの圧雪も手の回って無い箇所が多く、正直期待通りとは参りませんでした。
緩斜面のロングコースが多く、コースレイアウトとリフト配置は悪く無いので、中級者には良いスキー場だと思います。

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黒姫高原は遠征の目的がニューモデルスキーの試乗会。
近隣の妙高/戸隠程ではありませんが、流石に雪質は良かったです。
緩斜面比が多い割には数少ない中斜コースもソコソコ面白く(しらかば/レルヒ/シルバー)、デイリーユーズ&試乗イベントの利用で丁度良い位。
但し「終日ガッツリ」滑るには物足りないスペックでした。

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あと番外篇として「かぐらスキー場.田代エリア、アリエスカ/田代湖コース」。
かぐら自体には百回以上訪れているのですがコースの面白味と移動の面倒臭さから、今迄田代7ロマ(チャレンジバーン/ダイナミックコース)より南側に行った事がありませんでした。
それが漸く滑走区域拡張、今年初めて田代1高迄足を伸ばしました。
従い実質的には初来訪のゲレンデみたいなものでして。
しかしこの調子だと、「田代1ロマ」に乗る日は何時になるのでしょうか…。

と、こんな感じの2014/15初滑走スキー場、回顧録。
もう四半世紀もスキーやってると、足繁く通うオキニゲレンデも「鉄板」となってきております。
総合力で「八方尾根」「五竜&47」、利便性で「石打丸山」「八海山」、雪質とスーパーパノラマで「戸隠」、シーズンイン/アウト専用で「かぐら」。
この面子、もう変わんないでしょうね。

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2015.04.24

●急場凌ぎ

えー、一昨日は「かぐら滑走記」の拾遺集。
この日は出だしから、一寸したイレギュラーが御座いました。

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私めのスキーポール「LEKI/SPEED S」。
何でしょ、コレ?。
別に変なお呪いをしているのでは無く、必要上こうせざるを得なかった訳でして…。

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原因はコレ。
そう、右手の「トリガーS」を無くしてしまったのです。
如何やらかぐらゴンドラの中で落としたらしいのですが、結局見つかりませんでした。

レキのポールは殆どがセーフティビンディングシステムになっており着脱がワンタッチ、手から放す都度ストラップを握り直す必要がありません。
しかしグリップとストラップがセパレートになっているが故、こんな不慮の事態も起こってしまうのです。

「うーん困った」…。

グローブにトリガーを付けてないレキポールは、単にグリップを握ってるだけ。
手元不如意甚だしく、流石にこれでは滑る事が出来ません。
みつまたステーション迄下山してレンタルする事も考えたのですが、かぐらゲレンデからだと往復1時間近く掛かってしまいます。
それでは余りにも時間が勿体無いし、第一面倒臭い。

で、冒頭の写真になった次第。
コース脇の防護ネットに引っ掛かっていたビニール紐の切れっ端を拝借、結わえて急場凌ぎのポールストラップとしたのでした。

取敢えずグリップホールドが弱まった際に、手からポールがサヨナラしてしまうのだけ避けられればそれで良し。
転倒でもしなければ、ビニ紐の強度不安も関係ありません。

結局この応急措置の後はオフピステやらコブやら、何時も通りのアクティビティ。
フツーに問題無く滑れたのでした。
嗚呼良かった、と。

 

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2015.04.23

●2014/15.四十一滑目「かぐら」

えー、昨日のアクティビティも例によ由っての春スキー。
ゲレンデはこの時期お決まりの「かぐら」で御座います。

そんな訳で以下、恒例のゲレンデリポになりまする。

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【写真上】9:00、みつまたゲレンデ到着。
昨日のかぐらは青空広がる春スキー日和。
早朝より気温10℃のポカポカ陽気、如何にも「四月のゲレンデ」ってな好天です。

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【写真上】9:.30、かぐらゲレンデ到着。
前々回.前回と極悪濃靄の視界不良に祟られていたので、「見えるメインゲレンデ」は久し振り。
山側よりそよぐ風が肌に心地好く、幾分か暑さを和らげてくれました。

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【写真上】かぐらメインゲレンデ、三写。
まあこの時期ですから雪質のコメントしても仕方ありません。
思っていたよりコース荒れの進行は遅く、暫くはメインゲレンデで回していました。

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【写真上】11:10、5ロマから中尾根方面林間へ。
流石に汚雪が目立ち、板が全く走りません。
ま、三国~越後山脈のパノラマ見に来ただけなので構いませんけどね。

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【写真上】平標山と仙ノ倉山。
山頂の残雪も殆ど無くなって参りました。

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【写真上】巻機山。
こっちも一ヶ月前迄は「真っ白」だったんですけどね。

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【写真上】越後三山。
越駒より北東の山々には薄らと春霞が掛かり、クリアな山景とは参りませんでした。
5ロマを二本回し、南斜面からパノラマへと向かいます。

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【写真上】11:35、パノラマコース。
ゲストの少ない分荒れは少なく、メインゲレンデに較べるとフラットなコンディション。
3本程回していると…。

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【写真上】皆さんも同じ事をお考えらしく…。
気付くとやおらゲストが増えて参りました。
田代湖の氷解も大分進み、エメラルドグリーンの湖面が1/4程現れています。

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【写真上】12時からはテクニカル「コブ回し」スタート。
テクニカルのコブは何時も通り。
上段/浅めのバンク、中段/程良い掘れ具合、下段/不規則な乱れコブ、てな具合。
基本的には1高側のラインの方が整っていました。

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【写真上】メインゲレンデ端のコブライン。
この日、意外と「当たり」だったのがココ。
何時もは間延びした溝バンクなのですが、昨日は縦目のラインが整っています。
掘りもソコソコ深く、並びのリズムも良く、と攻めるには絶好のコンディション。
スピードに乗った滑りで一気にテクニカル迄下りる事が出来ました。

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【写真上】ジャイアントのコブも順調に育成中。
正午頃には「一寸浅いな~」と思っていましたが、14時を過ぎると良い按配に掘れてきました。
GWには立派なコブ畑になっている事でしょう。

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【写真上】15:40、かぐらエリア撤収。
矢張り「コブ専念ループ滑」は3時間が限界。
上体の支えにリカバーにと、腰と後背筋が云う事を聞いてくれなくなりました。

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【写真上】かぐらゴンドラコース。
連絡コースも積雪は充分、今季も5月末の最終日迄大丈夫そう。
因みにみつまたげれんでの積雪量は目に見えて減少傾向でしたが、「寄せて上げて」しているのでGW迄は持ってくれると思います。

と、こんな感じの4/22.滑走記。
そして恐らく次のかぐらで、今季も滑り収め。
あーあ、2014/15シーズンも愈々「マジック1」となってしまいました。
おしまい。

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2015.04.22

●雪国に春到来

えー、本日は四月四度目のかぐら行脚。
その帰路、新幹線を一本遅らせ「雪国の春」を愛でて参りました。

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【写真上】中野屋さんを背景に、桜花一写。
湯沢駅近辺のへぎそば屋と云えば、「西のしんばし」「東の中野屋」が両横綱。
毎冬お世話になっている縁もあり、染井と合わせて撮ってみました。

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【写真上】シャトルバス乗り場を背景に、桜花一写。
私めの主戦ゲレンデの一つ、石打丸山のゆきだるま号も此処が発着所。
今季最後の石打滑はもう一ヶ月以上も前の事。
そんな事を思い出すと、ちょっぴり寂しくなってしまいました。

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【写真上】そんな訳で越後湯沢駅東口、萬亀さんのソメイヨシノ。
湯沢の桜は今が見頃最盛、「いなもとの紅枝垂」も「花月の山桜」も「湯沢砂防事務所の染井吉野」も、春の到来を待ちわびてたと計りに咲き誇っておりました。
今年の開花は昨年より少し早いみたいです。

東京の桜は「シーズン終焉の足音」を感じさせるものですが、湯沢の桜は「ファイナルのカウントダウン」。
そして私めの2014/15.スノーライフも愈々オーラス間近。
来週のかぐらがラス滑の予定です。

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2015.04.21

●2015/16ニューモデルスキー.インプレ⑦

えー、毎春恒例、来季の「ニューモデルスキー試乗会」リポート。
インプレッションその⑦、「ノルディカ.ブリザード篇」になります

今シーズンの参加試乗会は「3/9.五竜いいもり(アルペン)」「3/14.黒姫(スポーツゼビオ)」「3/21.苗場(JSP)」「4/28.戸隠(タナベスポーツ)」の計4回。
例に由って「小回り~中回り基軸の基礎板」を中心にテストして参りました。

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【写真上】3/28(土)、戸隠試乗会の様子(タナベスポーツさん主催)。
尚、試乗者スペックは以下の通りになります。
  年齢 アラ4(おっさん)
 体格 身長172㎝ 体重59kg
 体力 中距離ランナー.中の上 (1万m:37分、ハーフマラソン:82分) 
 技術 SAJ1級 13年前迄は草レースに出没
 嗜好 ショート.ミドルターン>ロングターン、スピード好き
 弱点 軽量。返りの強過ぎる板、重い板には負け気味
 滑走日数 毎季約30〜50日
 現行板 DYNASTAR/SPEED GROOVE DEMO R18(2012/13)

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NORDICA/DOBERMANN
 SLR Evo (165㎝)
 R/13 SC/121-70-106 (2014/15より変更無し)
ノルディカ一発目は今季本線板の一つ、昨年乗り損なったSLR。
従って前モデルとの比較は出来ませんが、芯材やサイドカーブの変更は無いので大きなブラッシュアップは無いかと。

流石準SL仕様+フルキャンパー構造、兎に角トップからのエッジグリップが「早い」「強い」、そして「キレる」。
基本的にはトップの進行方向を素早く決め、トップ~センター中心のエッジでターンを切っていく感じ、テールは補完的な役割で補助輪レベルの扱いです。
ターン前半に短いエッジングで減速要素を最小限に抑え縦に走らせるショートが真骨頂で、深く丸いターン弧を描く基礎機とは全く違ったフィーリング。
「クグーッ」と撓ませる感じでは無く、「ギッ」と踏んで「スバーン」と走らせるイメージ、その反応速度.間隔が基礎機より短いです。

メタル感全開のフレックスも、しっかりした剛性の中に「粘り」を感じる板。
サンドイッチらしい「しっとり実の詰まった」強さと程好い湿度。
そしてこの路線/スペックの板としては甚だ軽量(3200g弱)で取り回しも容易です。
レスポンスはそれなりに強いものの「ピシャッ」足元に返って来る板返りは心地良く、次のターンにもリズム良く入れます。
上に抜けるのを注意しておけば、一般上級者でも処理出来るレベル。
叩き台となる競技機のシビアさを残しつつ上手く纏められており、「強さ」と「軽快さ」の折衷具合は実に私め好みの板でした。

注意点としては上掲にもある様、あくまでトップ~センターが主役の板。
それとターン前半のスキッドコントロールは問題無いものの、遅れ気味の状態で後半迄ズラしを引っ張ったりすると、エンスト気味なブレと引っ掛かりが発生します。
要するにトップをフォールラインから一定以上山側に向けると、スキーが露骨に嫌がるのです。
この辺は程度の差こそあれ、他の準SL機にも散見されるクセ。
まぁ開発ベースと使用意図からしてコレは仕方ありません。

欠点としては「ゲレンデユーズでは万能で無い事」。
キレキレの加速と小気味良いリズムを有する硬派な小回機ですが、ベースがスラ板なのでターンサイズは妥協して中回り迄、大回りは完全不可。
ミドルでも急斜/高速域では、走りたがっている馬を無理になだめて我慢させる様な扱いになってしまいました。
コブに関しては春の軟雪コンディションでも結構叩かれます。
そして何より「ズラし難い」、基本的にはフォールラインに向けてスキーを平行に近づける操作がタブーなので、腹を削ったりバンクで山回りしたりと云った操作が非常にし辛い板です。
と、「整地専用」「小回り特化」スペシャル、傾向的にはフィッシャーSCと近似。

最後に雑感レベルでの感想ですが、例えばフィッシャーSCやフォルクルSDが「カミソリ」、サロモンXRaceやオガサカTC-SFが「ナタ」的な切れ味だとするなら、このSLRと下掲SRCはその中間。
差し詰め「日本刀」と云ったイメージでした。

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・BLiZZARD/SRC RACING SUSPENSION (165cm)
 R/13 SC/121-70-106
 (2014/15より変更無し)

テクニカグループのノルディカ兄弟板、ブリザードのセカンドSL機。
この「ブリ.SRC」は上掲「ノルディカ.SLR」と同じ板、コスメとプレート+ビンディングが違うだけです。
従いコメントもSLRと殆んど重複、従い↑インプレを参照にして下さい。
因みに両者共、昨年からのブラッシュアップは無いとの事でした。

と、コレで終わっても芸が無いのでSLRとの比較インプレ。
ざっくり云うとブリの方が荷重スポットが広く、遊びが取れる感じ。
ズレの対応幅やコブ適正も広く感じました。
共に試乗回数は三度、しかも同日.ほぼ同時刻にテストしての感想ですから、あながち間違った感想とも思えないのですが…。
まぁ多少のレベルですけど、要約すると扱い易かった様に思えます。

これ等の違いはプレート/ビンの全長や重さ、サスの有無から来るものなのか。
それとも単に気の所為?。
この辺のメカニズムには疎いので、来季はサービスマンの方に聞いてみます。

そんな訳で「何でも出来る」重視で購入するなら、ブリの方が良いかも知れません。

※2016.4加筆補正
2016シーズンよりこの板が私めの愛機となりました。
ワンシーズン「ガッツリ」乗り込んでのインプレは下記になります。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/04/blizzard-src-ra.html

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2015.04.20

●「軽井沢ハーフマラソン」四週間前

えー、本日は久方振りに「スキーネタ」以外のエントリー。
どれ位久し振りかっつーと2/28以来、殆んど二ヵ月振りの事で御座いまして。

四月も後半に入り、いよいよシーズンエンドが近づいてきたスキーマッドの日々。
同時にオフトレを兼ねたラン/トレランのシーズンがやって参ります。

そんな訳で2015年.走活、私めの1stエントリーは「軽井沢ハーフマラソン 2015」。
大会迄、残り一ヶ月を切って参りました。
で、軽井沢ハーフと云って気になるのは矢張りアレ。
参加賞「Run, Green Run! 」Tシャツカラーです。

私めの予想では…。
◎本命/ラベンダーパープル
○対抗/クロムグリーン
×大穴/レモンイエロー

順番からするとボチボチ黄色系が来ても良いのですが、前年のオレンジと近似色になるので、コレは来年のド本命と深読み。
因みに五年前から始まった寄藤文平氏デザインシャツのカラー推移は「モスグリーンオフホワイトローズピンクターコイズブルーオランチョ」となっています。

まぁ当るか否かは、送付されて来た茶封筒を開けてのお楽しみ。
恐らく連休明け頃には届く事でしょう。
個人的にはワインレッドなんかが希望なんですけど…。

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2015.04.19

●2015/16ニューモデルスキー.インプレ⑥

えー、毎春恒例、来季の「ニューモデルスキー試乗会」リポート。
インプレッションその⑥、「フォルクル篇」になります

今シーズンの参加試乗会は「3/9.五竜いいもり(アルペン)」「3/14.黒姫(スポーツゼビオ)」「3/21.苗場(JSP)」「4/28.戸隠(タナベスポーツ)」の計4回。
例に由って「小回り~中回り基軸の基礎板」を中心にテストして参りました。

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【写真上】3/21(土)、苗場試乗会の様子(JSPさん主催)。
尚、試乗者スペックは以下の通りに成増。
  年齢 アラ4.5(おっさん)
 体格 身長172㎝ 体重59kg
 体力 中距離ランナー.中の上 (1万m:37分、ハーフマラソン:82分) 
 技術 SAJ1級 13年前迄は草レースに出没
 嗜好 ショート.ミドルターン>ロングターン、スピード好き
 弱点 軽量。返りの強過ぎる板、重い板には負け気味
 滑走日数 毎季約30〜50日
 現行板 DYNASTAR/SPEED GROOVE DEMO R18(2012/13)

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・Volkl/ PLATINUM SD SPEEDWALL (165cm)
 R/12.7 SC/123-68-104 (2014/15より変更無し)

「芯材の変更」「UVO標準装備」「ビンディング.プレート変更」と、昨季の大幅なブラッシュアップで高評価を得たフォルクル基礎機シリーズ。
特にSDは「チップロッカー導入」「サイドカーブ/Rも変更」と完全にフルモデルチェジ。
今季はブラッシュアップ無しでトップシートのみの変更です。

プラチナムシリーズの中では硬派色の強いSD、今季もその特性は変わらず。
シャープな走りは健在、SL板的にキュンキュン気持ち良く走ってくれます。
「トップは硬め、テールは柔らかめ」なフォルクル的特性が特に色濃く、カチッとしたターンの捕え。
昨季チップロッカー導入もグリップが弱くなった訳では無く、寧ろターン導入時のマイルドさが増した感じ。
相変わらずの軽快さで取り回しも容易、個人的には何だかキャップ構造のドライな乗り味に近いと感じました。

ターン中後半からの板返りは「たわみ」と云うより「しなり」ってなイメージ。
マイルド調節されているSWに較べ、SDはスマッシュ的に「スパーン」と返ってきます。
この返りを上手く処理出来る方は、リズムに乗った小気味良いショートターンが堪能出来るでしょう。
まぁこの点に関してはあくまでSWとの比較論、他メーカーのリアクションの強いセカンドSLモデルに較べれば上手く纏められており、過度な反発力ではありません。

取り回しの容易さとチップロッカーの恩恵で丸いターン弧も描けますが、スキッド少な目でタイトに攻めたい小回り機。
ターン弧チョイスは加減次第でミドル迄、但し回転半径を大きくとろうとする程、遊びと待ちを取らざるを得なくなり、鋭敏な切れ味は薄まってしまいます。
矢張り守備範囲は狭めの「小回り特化型」として考えた方が良いですね。

適正幅は然程シビアでは無く1級前後からオケー、体躯の縛りもありません。
但し第一印象で「硬い」と感じた方は、止めた方が賢明だと思います。

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・Volkl/ PLATINUM CD SPEEDWALL (171cm)
 R/16.6 SC/124-76-105
(2014/15より変更無し)

続いては二季振りに乗ったCD、此方もトップシート以外の変更は無し。
一昨年の試乗バーンがガリカリバンピーなコンディションで叩かれまくり、板の特性を引き出せなかったのを覚えてます。

板なりに走らせているだけで明らかに解る、トップ&テールロッカー独特の乗り味。
接雪面から板が浮いている様な感覚は一般基礎機とは異なるフィーリングです。
「マイルド」と云うよりは「たおやか」とか「なめらか」と云った表現、只ちょっと頼りないじゃないか~?てのが第一印象。
今回テストしたのは171㎝も、173㎝のSWより板の長さを感じました。

ターンは入りから終わり迄レールターンをしているかの様なスムーズなエッジ感、「じわわ~っ」とエッジが効いてきて「すすぅ~っ」と角付けが消えていく感じ。
しかし意外とグリップはしっかり、中~大回りでもソコソコ飛ばせるレベル。
幅広のセンター幅と、フォルクルにしては重めスキーウエイトなのが良い按配で効いてます。
カタログスペック通り、基本的は大回りシフトのスキー。
流石に小回りはゆったり目になりますが、板に正対してややルーズ目の中~大回りは快適の一言です。
そして何より特筆すべきは「無茶苦茶ズラし易い」、進行方向と速度調整のコントロールが感動的なイージーさでした。

あと、黒姫での試乗会が季節外れのパウダー日、コース脇を少しツリーランしてみたのですが…、「楽しいぃぃ♥」。
オフピステへの適応性、これは基礎系板で最強クラスです。
「ハイシーズンのパウダー」「湿潤なモサ新雪」「春ザラメのザク雪」「それを通り越したウォータースノー」…。
雪質条件を選ばない凡庸性は「オールラウンドモデル」と云うより「オールシチュエーションモデル」と云った方が正しいでしょう。
若しかするとライバルはセンター幅90㎜前後のセミファットなのかも知れません。

切り替えのもっさり感や朝イチグルーミングバーンでのかっ飛びには、やや難がありますが、タイトな滑りを嗜好される方には鼻っから選択肢外の板。
ですから、コレはコレで良いのです。

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・Volkl/ PLATINUM SW SPEEDWALL (173cm)
 R/16.5 SC/122-74-104
(2014/15より変更無し)

SWに関しては、昨季のインプレでコメント書き切った感。
ブラッシュアップも無いに等しいので、加筆補正程度に纏めておきます。

ターンサイズもオールラウンドならバーンシチュエーションもオールラウンド、乗り味は優しくユーザーレベルも幅広い、と正にハイレベルな万能基礎機。
「何でも出来る板.大賞」&「乗り手に優しい板.大賞」のW受賞ってな感じです。

ロング~ミドルではカタログスペック(R15)通りのスムーズな弧を描き、ショートでは操作の自由度から小回り機並みの回転性。
「整地ではキレ/ズレ不問」「荒れたバーンでもスムーズな走り」「コブも極端にダイレクトに攻めない限りは問題無し」「春のザラメ悪雪にも強そう」、と守備範囲の広さは特筆モノ。
取り回しの楽チンさも変わりありません。

弧の大小問わずターンの入りはストレスレスのスムーズさ、抜けは乗り手に優しくマイルド、抜けと返りも過不足ありません。
トップロッカー&ライトウェイトの恩恵が最大限に発揮されており「スキーが雪面から1㎜浮いてるんじゃ無い?」ってな回し易さです。
そしてオートマ/マニュアル的バランスも絶妙の塩梅。
行き過ぎたオートマ感は無く「乗り手のマニュアル操作をスキーがオートマチックに導いてくれる」、てなイメージでした。

ゲレンデユーズレベルでは高速域の安定性もさして問題無し。
一昨年モデルに較べ適度な「湿り気」と「落ち着き」が加わりました。
重厚路線板の「自重で抑え込むようなどっしり感」とは違った、「雪面とやり取りを楽しむ」様な温和な安定感です。

尤もこの板の良さが生きるのは、目イチで走らせるより「八割走行」かと。
スキーの素性の良さと万能性を生かすなら、斜面状況や滑走コンディションによってユーザーの技量引き出しをフル活用する扱い方が良いと思います。
まぁ「攻める板」じゃ無く、「上手くなる為(上手く見える為)の板」ですしね。

試乗サイズは173㎝も、165前後の板と変わらない快適な操作性。
男性ユーザーの場合、173㎝「一択」で良いでしょう。
個人的には切り替え時のマターリ感がもうちょい無くなってくれればなー、と思いました。

以上、こんな所処にて。
ニューモデル試乗インプレ、次回は「ノルディカ篇」になります。

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2015.04.18

●2014/15.四十滑目「かぐら」

えー、昨日は節目となる今シーズン40滑目forかぐら。
天候には恵まれませんでしたが色々と「初体験」、結構楽しい一日となりました。

以下、例に由ってのゲレンデリポになりまする。

Img_5830
【写真上】8:15、例に由って井仙前。
昨日の湯沢は早朝から小雨模様。
降り足こそ弱いものの、止みそうにない細雨です。

Img_5834
【写真上】8:50.みつまたロープウェイより、清津川一写。
みつまたステーションに着くと、雨は次第に大粒になって参りました。
しかしこんな天気の場合、春のかぐらで本当に心配なのは「雨」では無いのです。

Img_5837
【写真上】みつまた1高にて。
あちゃー、みつまたゲレンデからして軽いガスってます。
多分「不安的中」だな、こりゃ…。

Img_5840
【写真上】9:20、かぐらメインゲレンデ到着。
矢張り「真っ白…」。
可視範囲は10m前後、この時期の荒軟雪でバーン状況が目で拾えないのは辛い。

Img_5839
【写真上】メインゲレンデ.トップも当然真っ白…。
先週来た時もこんな状態、此処んトコかぐらでは天候には恵まれません。
雨のお陰で板の走りは良いのに…、惜しい、悔しい。

Img_5838
【写真上】同、全く必要の無い山座同定盤。
「何が見えるっつーんだっ!!! ヽ( )`ε´( )ノ ゴルァッ
と思ってたら、30分後に撤去されておりました。

Img_5846
【写真上】10:30、「2015/16 K2 ニューモデル試乗会」へ。
昨年迄の「KAMP K2」から、解り易く「試乗会」と云うイベント名に変わりました。
午後からの参加を前倒しして、早めの試乗会エントリー。
こんな悪条件でガツガツ滑ってても余り楽しく無いもの、スキーテストでモチベーションアップを狙います。

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【写真上】かぐら1高。
こんな日、フード付きクワッドは本当に有難い。
10時を過ぎると雨は雹混じりの小雪へと変わり、ウェザーコンディションはやや良化して来ました。
しかし濃靄は引く気配無く視界は極不良、ザク雪バーンも早々に荒れが進みます。
その上14時からは、再び大粒の雨が降って参りました。

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【写真上】14:20、試乗会撤収。
当初の予定では「ボルト」「チャージャー」「ベロシティ」の三機だけを試す心算でしたが、ゲレンデコンディションは「視界不良」「雨雪雨」「荒れ放題のザク雪」三重苦。
もうこの日のスキーは「お遊びシフト」に路線変更、未体験ゾーンだったファットスキーを片っ端から試乗して楽しむ事と致しました。

そんな訳で2015/16ニューモデルインプレ番外篇「オールマウンテンモデル」。
何本かテストした中で気に入った板のみのリポートとなります。

但し私め、これ迄競技板と基礎板しか履いた事が無く「初のファット/セミファットモデル試乗」、この手のジャンルには経験値/予備知識が全く無いテスターコメントと云う事を御了承下さい。

Z
・LINE/SUPERNATURAL 92(179cm) SC/127-92-115
・LINE/SUPERNATURAL 100(179cm) SC/132-100-121

先ずは「乗り手のスペック」と「初オールマウンテンモデル試乗」の旨をサービスマンさんに伝え相談。
そんなオーダーに出て来たのがコレ、ラインのスーパーナチュラル92です

もっとセンター幅の太さを感じるかと思っていたら、滑走フィーリングに違和感は無くフツーのスキー履いてるのと然程変わりません。
質感もペラッとした中にメタルの板張り感、意外としっかりとした乗り味でした。

トップの入りはスィーッと滑らか、テールは半分が消えてる様な引っ掛かりの無さ。
そして圧倒的なズラし易さ、アーリーライズとは云え流石のロッカー仕様です。
エッジの捕えもイージー、且つブーツ回りだけで無くその前後もしっかりグリップしている感覚、部分的に効率良く配入されたメタルマトリックスが効いてます。
ラディウスは20m程との事も、そのカタログスペックからは想像出来ないスムーズさ、素直でなめらかな操作感でした。
ノーズのバタバタ感は、この路線の板ならまぁこんなモノなのでしょう。

線で走らす事も可能でしたが、やっばり滑走ラインがブレ気味。
前半ズレズレ、後半エッジを使って遊びを取りつつ走らせた方が楽しいです。

続いてもーちょい幅太のスーパーナチュラル100。
フィーリングは92と殆んど同様も、速度域を上げて角付けを強めに取ると多少ブレ幅が増し、トーションの弱さを感じました。
あと流石に100㎜、切り替えからターン初動時にはセンターのもっさりさも感じます。
とは云ってもセンター支点の回し易さに弊害が出るレベルではありませんでした。
まぁその代わり浮力は増すので、オフピステ適正はアップするんでしょう。 
正直、確かにこの板乗るとパウダー食べたくなりますね。

Zzz
・K2/PINNACLE 95(177㎝) SC/132-95-115
・K2/PINNACLE 105(177㎝) SC/137-105-121

幅太スキーのテストも4~5台をこなし、乗り方も解って来た所処で「ファット/セミファットで今売れスジの人気機種」と云うオーダーでチョイスして貰いました。
で、出て来たのがK2のピナクル95、アドバイスは「乗り位置後ろ目意識で」。
パッと見「サロモンBBRもこんなトップ形状してたなー」て思い出しました。
テスターはオールマウンテンモデルにはこの程度の認識しか無いのです…。

手に取って「軽っ」、走らせてみて「軽っ」。
LINEよりも更に軽量でフレックス/トーションともソフト、甚だ軽快な操作性です。
そしてロッカー機らしい「浮いた感じ」の雪面タッチ、軽く足元で荷重するだけで、スキーが敏感に反応してくれます。

ノーズの柔らかさ反してテール剛性はしっかりしたもの、エッジホールドもしなやか且つしっかりとしています。
「ズラし」「いなし」系の滑りが上手い反面「たわみ」も取り易く「キレ」も同居、ショートでのカービングもビシバシ決まりました。
この板もフルレングスでは無く、エッジサイドにメタルを使っているのですが、それが上手く効いています。
軽量と安定性と剛性のバランスが絶妙な按配でした。
と、オフピステ志向のユーザーに独占させとくのが勿体無いスキー。
中級クラスの女子や軽量男子ならファーストチョイスの板としても良い鴨。

ピナクル105に関しても基本同じ乗り味。
シチュエーションのペクトルがよりオフピステ寄りになるので、95に較べると上記「フツーのスキー」的な乗り方の融通性は狭まりました。
軽量.柔軟さに秀でている為、「LINE/SUPERNATURAL92/100」の対比よりスキー自体の弱さも目立つ様になります。
矢張り105の真骨頂は「より」オフピステ。
膝上の深雪パウダーなんか入ったら、浮力感抜群で無茶苦茶楽しいでしょうね。

尚個人的にはセンター95ならK2/PINNACLE。
100オーバーならLINE/SUPERNATURALてな嗜好になりました。

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【写真上】14:40、かぐらゴンドラ連絡コース。
視界の利かないかぐらゲレンデに見切りを付け、みつまたゲレンデへと移動。
ガスは山麓へと下り始めており、連絡路も御覧の濃靄となっています。
因みに5時間振りに履いた自分の板(ディナ.スピードグルーヴ)の感想は、「短っ」「細っ」「足下狭っ」でした。

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【写真上】16:00、かぐら↔越後湯沢駅シャトルバス内にて一写。
結局昨日は15:30と異例の早期撤収、早々に帰途へと着きました。
湯沢駅近辺は路傍の雪も消え、山間の残雪も斑に見えるのみです。
こんな風景を見ると、雪国にも「春」が近づいて来た事を改めて実感するのでして。

私めの湯沢行脚も恐らくあと2~3回。
2014/15シーズン「スキーライフ」も、もう数える程で御座います。

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2015.04.17

●鯉幟のある風景

えー、本日も例に由っての春スキー。
過ぎ往く…と云うか、とっくに過ぎ去ってしまった冬の名残を惜しみつつの「かぐら行脚」で御座います。

Img_5860

かぐらゴンドラ山頂駅の鯉のぼり。
四月初旬からGW迄揚げられている、かぐら春スキーの風物詩。
しかし「雪(冬)」「霞(春)」「鯉幟(夏)」と、季語を全く無視した組み合わせです。

Img_5881

「屋根よ~り低~い鯉の~ぼぉ~り~♪」
越後湯沢駅にも今週より鯉のぼりがお目見え。
一昨年迄、駅構内に挙げられる鯉のぼりは三匹だったのですが、昨年より一気に繁殖増加。
御覧の様にがんぎ通りの天井一面を埋め尽くしておりまする。

と、軽~い「小ネタ集」.二題。
ゲレンデリポは亦明日にでも。

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2015.04.16

●「スキーフォーラム」&「カスタムフェア」

えー、未だ立夏も迎えて無いと云うのに、早や梅雨時のおハナシ。

世の中極少数の雪猿達が今だアクティヴにゲレンデ行脚を繰り返している四月半ば、シーズンエンド後のイベント便りがボチボチと届き始めて参りました。

Skiforumweb
・スキーフォーラム 2015 (主催.日本スキー産業振興協会)
数有る各ショップ/メーカーさん展示会の中でも、嚆矢を切るのはJSPさん。
首都圏在住のスキーマッドにとりましては、既に5月下旬の風物詩となった感です。

今年も会場はベルサール新宿グランド。
自宅からチャリ5分未満の場所なので、間違い無く両日共御邪魔している事でしょう。

Isicusutom
・2015/2016.石井スポーツカスタムフェア(主催.ICI石井スポーツ)
そして大御所、石井スポーツさんのカスタムフェア。
東京での開催は以下の二開催。
東京有明カスタム(有明ビックサイトTFTビル西館) 6/11~14
東京ファイナル(恵比寿EBiS303エビススバルビル) 7/3~5

少し残念なのは過去4年続けて「ベルサール新宿」開催だった東京ファイナルが恵比寿に移ってしまった事。
これでは「自宅からチャリ5分」と云う訳にいかず、散歩がてらに連日覗き見するのは無理っぽそうです。

と、こんな感じのスキー「オフシーズンネタ」。
勿論私めの2014/15.白銀の季節はマダマダ続きます。
そんな訳で明日も滑りに出掛けるのでした。

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2015.04.15

●2014/15.三十九滑目「丸沼」

えー、昨日の滑走先は上毛片品、春スキーの御約束ゲレンデ「丸沼高原」。
何時もは試乗会絡みのウィークエンドに訪れるゲレンデですが、今回は珍しく平日の遠征で御座います。

そんな訳で、以下恒例の「ゲレンデリポ」になりまする。

0
【写真上】日光白根山ロープウェーより、丸沼を望む。
丸沼御約束の「Photographic subject」その①、取敢えず撮っとかないとね。

1_2
【写真上】同.ロープウェーより、武尊山を望む。
丸沼御約束の「Photographic subject」その②、取敢えず撮っとかないとね。

3
【写真上】ゲレンデ山頂展望台からのパノラマビュー。
この日は午前中から「どんより」「じんめり」とした鉛雲の曇天模様。
山景パノラマは全く期待してなかったのですが、意外と眺望が利いています。
ラッキー♥。

4
【写真上】右手には白く冠雪した至仏山と小至仏山~尾根伝いに笠ヶ岳.小笠。

5
【写真上】中央奥には朝日岳.谷川岳らの谷川連峰、左端には沖武尊。

2_2
【写真上】右より沖武尊.中ノ岳.家ノ串.剣ヶ峰.前武尊とピークを連ねる武尊山。

7
【写真上】武尊山南裾越しに薄らと仙ノ倉.平標山、草津白根山、四阿山。

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【写真上】浅間山、標高1200m付近の東南には雲海が広がっています。

9
【写真上】そして展望台を振り返ると、丸沼のランドマーク日光白根山。
丸沼御約束の「Photographic subject」その③、取敢えず撮っとかないとね。

9_2
【写真上】からくらコース~ローズコース上部。
足場の脆い春のザク雪でしたが、前夜の雨もあって板は結構走ります。
ゲレンデ上部を回せるリフトはロープウェーしか無いので滑走荒れも少なめ。
からくら/しらねコースはゲレンデミドル~ボトムに較べると、終日良好コンディションでした。

10
【写真上】第5リフトより、ローズコース下部(右)とバイオレットコース(左)。
ゲレンデミドルに位置する丸沼のメインコース。
流石に11時頃から荒れが目立ち始め、時間を追うに従い板沈みの激しいザクザクコンディションに。
「早めのターン前半仕上げ」「中後半は落差を取った走り」「両脚同調」「ラディウスに逆らわない回転弧」を心掛けた滑りとなりました。

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【写真上】】第5リフト降り場付近。
ローズコース側では入りの部分で地表の露出が目立ち始めていました。
集中的にスノーマシン使わないと、あと数日で滑走自体が危うくなりそうです。

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【写真上】ゴールドコース。
バイオレットと共に午前中のメインコース。
実はゴールドコース滑るのは4、5年振りだったり致します。

13
【写真上】ゴールドコースに掛かるのは、今や絶滅危惧種のシングルリフト。
久し振りの第7リフト、今季は石打丸山.チロル以来のシングル乗車です。
私めが丸沼に来るのはニューモデルスキーの試乗会絡みが殆どで、何時も「FIS公認丸沼スプリングカップ」とカチ合うのです。
従い大会コースのゴールドは何時もコースクローズ、滑る機会が無かったのでした。

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【写真上】ゴールドコース、トップにて。
スキーヤーズレフトがやや片下がり、途中で軽く一段折れる一枚バーンです。
平均斜度も22度と頃合いで面白味はあるのですが460mしか無いのが難点、滑り出したら10秒足らずで終わってしまいます。

この日の天気予報は午前/曇り→午後/雨。
天候の持っている間は「ロープウェー→からくら→バイオレット3本→ゴールド2本→ロープウェー」で一時間ワンセット、これを延々繰り返しておりました。

15
【写真上】シルバーコース。
シルバーのコブは下部になるに従い浅溝状態に。
緩々のザク雪でミドル回しているのが楽しくなり、コブは数本つまむ程度でした。

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【写真上】13時を過ぎ、空模様は予報通り本降りに。
朝から今にも降り出しそうな重たげな空だったので、意外と持ってくれた方。
と云うか、この日はウェザーニュースとにらめっこした上での「小雨狙い」遠征。
今の時期は下手に冷え込むより、雨天下の方が板の滑走性が良いのです。

お陰で思惑通り、ゲレンデ全域で予想以上のスキーの走り。
イエロー、グリーンと云った緩斜面でもブレーキ雪とはならず、ソコソコの滑走バーンとなってくれていました。

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【写真上】14時以降は雨足が強くなったり弱くなったりの繰り返し。
ゲレンデには影響無いものの、四囲の山々にはガスが掛って参りました。
武尊山もすっかりと濃霧に消えてしまいました。

18
【写真上】16時前、雲間より再び姿を現せた武尊山。
山頂には笠雲、山麓には棚ぶ濃靄と云った山姿も、深山幽谷の趣があって宜しく。

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【写真上】帰途の折、おまけ一写。
今季で開業40周年を迎えられた丸沼高原さん、どーもオメデトウゴザイマス。
丸沼には毎年数回は必ず滑りに来るのですが、その何れもが全て「四月」の来訪。
要するに「100%春スキー専用」のスキー場なのでして。

今シーズンは恐らくこれが最初で最後、次回は来年のこの時期になるでしょう。
おしまい。

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2015.04.14

●雨天滑走

かみつけぬのくにの春は。 
まるぬま たんばら てんじんだいら のこりたる雪のおほしこと えならず

と、枕草子にも詠われている様に、群馬エリアの春スキーと云えば「丸沼」。
そんな訳で本日は季初の「荒山権現詣」へと行って参りました。

1

但しお天気は午後から雨、御覧の様に雨天滑走となってしまいました。
と云うか、実は「小雨日狙い」だったので、ドンピシャなんですけどね。

この時期は雨の方が板は走ってくれるのです。

2

どこぞのPAにて、桜花一写。
トーキョーではもうすっかりと新緑に染まっているソメイヨシノてすが、上毛国ではまだまだ花見頃。
前夜の雨が花弁に残る桜風情も、艶っぽさが増して宜しいものです。

と、今日はイントロダクションのみにて。
滑走リポは亦明日にでも。

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2015.04.13

●2015/16ニューモデルスキー.インプレ⑤

えー、毎春恒例、来季の「ニューモデルスキー試乗会」リポート。
インプレッションその⑤「サロモン.フィッシャー篇」になります

今シーズンの参加試乗会は「3/9.五竜いいもり(アルペン)」「3/14.黒姫(スポーツゼビオ)」「3/21.苗場(JSP)」「4/28.戸隠(タナベスポーツ)」の計4回。
例に由って「小回り~中回り基軸の基礎板」を中心にテストして参りました。

A5
【写真上】3/21(土)、苗場試乗会の様子(JSPさん主催)。
尚、試乗者スペックは以下の通りになります。
  年齢 アラ4(おっさん)
 体格 身長172㎝ 体重59kg
 体力 中距離ランナー.中の上 (1万m:37分、ハーフマラソン:82分) 
 技術 SAJ1級 13年前迄は草レースに出没
 嗜好 ショート.ミドルターン>ロングターン、スピード好き
 弱点 軽量。返りの強過ぎる板、重い板には負け気味
 滑走日数 毎季約30〜50日
 現行板 DYNASTAR/SPEED GROOVE DEMO R18(2012/13)

5

6
SALOMON/ X-Race (165cm)
 
R13 120.2-70-104 (2014/15より変更無し)
・SALOMON/X-Race (170cm)
 R15 120.2-71-99
 (2014/15より変更無し)

今シーズンでリリース三季目となるサロのフラッグシップモデル「X‐RACE」。
兄弟板のアトミックが年毎新テクノロジーを導入するのに対し、此方は全く不変(とサービスマンの方が仰ってました)。
まぁ微々たる調整はあるにせよ基本的にはトップシートのみの変更。
で、三年続けて同じ様なコメントになる訳です…。

板なりに走らせてみて、真っ先に感じるイメージは「重っ」。
実際170㎝で3700g近くあり、基礎機としては最重量のスキーウエイトです。
しかしそんな質感に反してスキー自体にクセは無く寧ろ素直な操作性、ターン前半から綺麗に弧を描いてくれ切り替えもスムーズ。
スキーの挙動に反した急激なエッジングをしない限りは、レスポンスもマイルドで過剰な返りもありません。
「粘りを備えた重厚さ」と表現したら良いのでしょうか、「重くて」「硬くて」「強い」中にもしなやかさや湿り気を感じる乗り味です。

高速域での安定感に関しては申し分無し。
センターを中心にトップからテール迄を均一にホールドしてくれるエッジグリップは重厚の一言、まるで「根っこ」が伸びている様な雪地吸引力です。
多少のギャップやアイシーなバーンもお構い無し、叩かれたりブレたりとは無縁の世界に存在する板。
スキーヤーの「絶対速度域」を引き上げてくれると云う点では、アトのLXと双璧です。

ミドル~ロング仕様の170㎝は、そんな特性がより顕著に表れます。
ターン前半から滑らか且つ強い捕え、安定感溢れる雪面コンタクト力、そして板の剛性と粘りを利した中~後半加速がこの板の真骨頂。
「キュイン」では無く「ギュュィィーン」と云った推進力、ヘビィ級の板は矢張り大き目のターンサイズで真価を発揮します。
基本的に荷重ポイントはセンター中心にスキー全体、ターンの中後半のみ踵寄りを意識してセンター~テールで加速を生み出すイメージ。
但しショートに関しては「ラディウスなり」の小回り、落差を取らないとツラいです。

ショートターン仕様の165㎝は、如何にも「重厚路線の小回り機」と云った感。
低速時には板の自重を強く感じ、軽快さはありません。
中~高速域になって小回り機的な俊敏さが出て来ますが、ターンの切れ上がり角を除けば、寧ろ大回り機的な乗り味。
忙し目のショートより多少落差や横幅を取ったミドルターンの方が板の性能を引き出し易い、…と云うより家賃の高い乗り手だとそれしか選択肢がありません。
ま、こいつでリズミカルでキレキレのショートを刻むのは、それなりのスキルとパワーが必要と云う事です。
この辺の「大回り機的な小回り機」のニュアンス、難易度の差こそあれHEAD/MAGNUMにちょい似てるかな。

因みにスキー自体に行き過ぎたオートマ感はありませんが、板のウエイトと安定性を利しての滑りが「結果的に板頼り」になってしまいます。
「板主導/人受動」とでも云ったら良いのでしょうか、「オートマ/マニュアル」と云う区分けとは一寸表現が違う様な…。
乗り手が「マグロ状態」になる危険性が大きい事に変わりは無いんですけどね。

あと、今回はコブに入ってみたのですが、コレが意外とイケる。
板の自重と落下速度を上手く利用すれば、コブ腹や溝に落とし込んだり、コブ側面を加圧する操作がスムーズに行えました。(注)但し疲れますけど。

適正ユーザーは体躯のしっかりした上級スキーヤー。
出来れば「テク.クラ」or「競技経験者」レベル、軽量スキーヤーにはチト辛いです。
只、性格自体は素直な板、ヘビーウェイト&ハイスペックな性能に反してマイルドに仕上げられていますので、「重さ」に対するハードル(フィジカル).さえクリア出来れば…とも思えたりもします。
個人的な好みとしてはベクトルが違う板なのですが、何だか欲しくなりました。

以下は雑感レベルでのお話ですが、毎年3~4回乗ってるとテスターがX‐RACEの扱い方に慣れてきて、次第に乗りこなすコツみたいなものを掴んできました。
従い板の難易度に対するコメントは年々ハードルが下がって来てます。
やっぱり板を扱いこなす最適の方法は「乗り続けて慣れる」事なんでしょう、と。

7
・SALOMON/ X-MAX (170cm)
 R/14 SC/120-73-103

サロモン来季からのニューラインナップモデル。
大雑把に云うと「24hour-MAX」と「X-kart」を足して2で割って(名前通りそのまんま…)、其処に往時の「XDemoシリーズ」の取り回しの良さを加えたイメージ。
キーワードは「楽チン」「軽い」「何でも出来る」です。

ファーストフィーリングは真っ先に「軽っ」、軽量が故に操作性は抜群です。
しかし意外と雪面コンタクトはしっかりしており、ミドルレンジのスピードならバンピーバーンでも破綻の無い安定感。
このスキーウエイトとしては水準以上の落ち着きです。

小回りでは170㎝/寸胴シェイプを感じさせないキレ味、類を見ないカービングマシンだった「X-kart」の官能的な回旋性と走りを薄味にしつつも、その余韻を残しています。
切り替えからの足元への返りも心地良く、X-kartのドンピシャ感を少し小均した感。
そしてサイドカーブに「合わせた」ミドルでは、「24hours」のナチュラルオートマな快適性も受け継いでいます。
サイドカーブとセンター幅に反してリズム良くショートを刻め、ラディウス相応のミドル~プチロングではノイズの無いスムーズな走り、カービング/スキッドも自在にコントロール可能と、ターンサイズ/キレズレ不問のオールラウンド機です。

そして春軟雪やコブにも強い。
ザク雪ではサロX-Raceやアトミックの様に除雪車的に掻き分けて行く感じでは無く、滑らかにいなして行くフルロッカー的なイメージ。
コブでは軽量アドバンテージと簡易な足元操作、比較的絞りの浅いサイドカーブから「縦」でも「ズラし」でも「バンク」でも何でもござれ。
コレが本当の「24時間板=24hour」じゃ無いの?、と感服する万能性。
久し振りにサロモンマジックを体感しました。

強いて弱点を挙げるなら、難易度の高い斜面ではトップグリップが稀薄になる事。
センター~テールで抑え込む力強さもありませんので、高速域のハードバーンでははやや頼り無く感じます。
あと、軽量キャップ板特有の「乾き系」乗り味なので、「ウェット粘り系」の板が好きな方には折り合い悪いかも。
競合相手が「Volkl/SWとCD」「K2/charger」と云えば方向性が解り易いですかね。

しかし致命傷なのが「絶望的にカッコ悪い」トップシートのコスメ。
X-MAXブーツ(黄×白)とカラーコーデした心算なのかも知れませんが、如何見ても¥49800クラスの量販板にしか見えないのは私だけでしょうか…。
コレ、早急に何とかした方が良いと思います。

以上、こんな所処にて。
ニューモデル試乗インプレ、次回は「フォルクル篇」になります。

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2015.04.12

●2015/16ニューモデルスキー.インプレ④

えー、毎春恒例、来季の「ニューモデルスキー試乗会」リポート。
インプレッションその④、「ロシニョール篇」になります。

今シーズンの参加試乗会は「3/9.五竜いいもり(アルペン)」「3/14.黒姫(スポーツゼビオ)」「3/21.苗場(JSP)」「4/28.戸隠(タナベスポーツ)」の計4回。
例に由って「小回り~中回り基軸の基礎板」を中心にテストして参りました。

Img_4711
【写真上】3/14(土)、黒姫試乗会の様子(ゼビオさん主催)。
尚、試乗者スペックは以下の通りに成増。
  年齢 アラ4(おっさん)
 体格 身長172㎝ 体重59kg
 体力 中距離ランナー.中の上 (1万m:37分、ハーフマラソン:82分) 
 技術 SAJ1級 13年前迄は草レースに出没
 嗜好 ショート.ミドルターン>ロングターン、スピード好き
 弱点 軽量。返りの強過ぎる板、重い板には負け気味
 滑走日数 毎季約30〜50日
 現行板 DYNASTAR/SPEED GROOVE DEMO R18(2012/13)

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・ROSSIGNOL/ DEMO ALPHA R21 Racing (165cm)
 R/13 SC/122-68-104 (2014/15より大幅変更)
昨季は板の性能以前の問題で、散々酷評した「αRACING」。
今季はガラリとそのコンセプトを変え、きちんとしたDemo仕様になりました。
と云うか、一昨年の立ち位置に戻っただけですけどね。

αRACINGに関しては板そのものの叩き台/開発ベースが昨季から全く異なっており、継続モデルと云うより新機種として考えた方が良いでしょう。
もっと云うと一昨年モデルからの「フルモデルチェンジ」ってのが正確かも。
で「やれば出来る子ロシニョール」、ちゃんと良い板に仕上がりました。

先ず、此処数年ロシを語るに外せないのがターン導入のスムーズさ。
これはαRACING/αSoft共通して云える事ですが、トップが「キュイン」と内に切れ込む初動の回旋性はクイック&ストレスレス、寧ろ一寸入り過ぎってな位。
ロシはトップロッカーの匙加減か非常に上手です。

そしてαRACINGの特性として、エッジングが「早く」「強く」そして「楽」。
グリップがしっかりしているだけで無く、それ自体がすごくイージーなのです。
例えるなら膝下だけの操作で軽く角付けしているのに、体軸使ってしっかり噛ましている様な感覚、板自体の自重感より更に強力なヘビィ級のエッジグリップ。
このブーツ回りを中心とした強力なエッジホールドが、中盤から後半に掛けての加速と官能的なキレを伴った走りを導いてくれます。
重厚なエッジグリップと強烈な推進力は、R21プレートに起因する特性です。

と、エッジの噛みが非常に早く強力で、レスポンスも俊敏。
膝下を使った素早い動きにも瞬時に反応してくれますが、その分乗り手の敷居も高くなります。
特に高速でR弧深めのショートターンの場合、身体が「置いていかれる」と云うより「左右に振り回される」的なイメージ。
「シュパンシュパン」と反復横跳び的なキレのカービングをコントロールするには、技量に加え体幹や下肢の強靭さが求められます。

あと、カタログスペック以上のターンサイズ(R13)を描くのには向いていません。
トップのクイックな回旋性故にターンの前半部が早く仕上がってしまい、しっかり乗れば乗る程、R弧を調整する遊びが少なくなります。
官能的なキレと走りを味わうなら、小回りメインにギリギリ中回り迄。
小回り特化のカービングマシンとして考えれは、今季モデルの中でもピカ一です。

フレックスはメタル全開の板張り感も、プロップテックの恩恵からかトーションは然程強く感じませんでした。
あと、それなりのスキーウエイトはありますが、アトSX/サロX‐RACE/オガTC的「どっしりとした重厚さ」と云うよりは、ノルディカ的「しっかり硬派的」な乗り味。

んでもって対象ユーザーは…広い様で狭い様な。
ターンのし易さがコレなもんですから「意外とイケる」と思われる方も多いでしょう。
板なりに走らせて重さをストレスに感じない方、8割走行でスキーについて行ける方、及び筋力のしっかりしてる方なら1級クラスでも大丈夫だと思います。

13
・ROSSIGNOL/ DEMO ALPHA Soft (165cm)
 R13 122-68-104 (2014/15より変更無し)
上掲αRACINGと板は一緒、プレート(R21→TPXプレート)とビンディング(AXIAL3 150 RockerFlex→AXIAL3 120)が変わっているだけ。
しかしスキーの攻撃性は天と地の違い、その差異は続けて乗ってみると明らか。
「プレートの威力」ってのを如実に感じる事が出来ます。

αSoftの方は強烈なエッジグリップ力と快楽的なカービング加速感は薄まりました。
その分スキーウエイトが軽くなるので、明らかに取り回しは楽になります。
ターン初動のスムーズさとカービングの描き易さはそのままに、足元への返りから次のターン移行はよりマイルドに扱い易く、軽快路線のスキーへとシフトした感じ。
コブに関しては縦気味に攻めても簡単に足元でターンが作れ、攻め易い。
適正ユーザー幅は広く、一級狙いの方からエキスパート迄オケーです。

「ゲレンデユーズ」のスキーとして考えた場合、滑走シチュエーションの融通性や扱い易さ等、総合的なバランスはαSoftの方が良いと思いました。
若し「どっちか選べ」と云われたら、…うーん結構悩みますね。
但しこれに関しては軽量スキーヤー(体重59㎏)のテストコメント、体重.体躯のしっかりした方は違った感想になるかも知れません。

あとαRACING/αSoft共通で、昨年(一昨年)モデルに較べ感じた事が一つ。
これは乗り手の「好き嫌い」の問題なので「良し悪し」の判断点ではありませんが、ターン後半部分でのオートマチック色が強くなった様な…。
仕上げ/切り替えで滑走挙動に反した動きをすると、少しスキーが嫌がります。
加えてセンターがやや前めに位置すると云うロシの構造的特性から、ターン後半を引っ張り過ぎると、スキーと乗り手の動きがバラけてしまう恐れ有り。
この点に関してはプレート由来の強力な個性が薄まり、スキーを能動的に動かせるαSoftの方でより感じました。
但しこれはオートマ縛り系スキーを苦手にしているテスターが過敏に反応しているだけで、アトやK2等のオートマ色の強い板に乗ってる方は気にならないレベルだと思います。

以上、こんな所処にて。
ニューモデル試乗インプレ、次回は「サロモン篇」になります。

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2015.04.11

●2015/16ニューモデルスキー.インプレ③

えー、毎春恒例、来季の「ニューモデルスキー試乗会」リポート。
インプレッションその③、「ヘッド篇」になります

今シーズンの参加試乗会は「3/9.五竜いいもり(アルペン)」「3/14.黒姫(スポーツゼビオ)」「3/21.苗場(JSP)」「4/28.戸隠(タナベスポーツ)」の計4回。
例に由って「小回り~中回り基軸の基礎板」を中心にテストして参りました。

A3_2
【写真上】3/14(土)、黒姫試乗会の様子(ゼビオさん主催)。
尚、試乗者スペックは以下の通りに成増。
  年齢 アラ4.5(おっさん)
 体格 身長172㎝ 体重59kg
 体力 中距離ランナー.中の上 (1万m:37分、ハーフマラソン:82分) 
 技術 SAJ1級 13年前迄は草レースに出没
 嗜好 ショート.ミドルターン>ロングターン、スピード好き
 弱点 軽量。返りの強過ぎる板、重い板には負け気味
 滑走日数 毎季約30〜50日
 現行板 DYNASTAR/SPEED GROOVE DEMO R18(2012/13)

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・HEAD/ i.SUPERSHAPE SPEED (170cm)
 R/14.3 SC/119-66-98
 (2014/15より変更無し)

此処近年、トップロッカー/トライフレックス導入とブラッシュアップを続けているスーパーシェイプシリーズ。
今季のヘッドさんは継続モデル、トップシート以外の変更は無いとの事です。

SPEEDはヘッドのブランド特性を、特に顕著に感じさせてくれる一台。
「過度な板返りや先走りは皆無」「マイルドな滑走フィーリング」「良い塩梅なオートマ/マニュアルの操作性折衷具合」と云った乗り味は如何にも「ヘッド的」。
ターンの入りから仕上げに至る迄ストレスを感じない操作性や、「ズラし易さ」と「サイドカーブ全体を使った撓ませ易さ」も特筆モノ。
勿論落ち着いた雪面コンタクトは健在、スキーウエイトは然程でないのに(3125g)自重以上の安定感を持っています。
総じて「潤い豊か」「湿り気たっぷり」と云ったイメージ。
数年前の野暮ったい「もっさり感」が年々研磨.洗練されてきています。

スキーの走りで印象的だったのは得意レンジのターンサイズでの後半伸び。
フォールラインからストレートに加速して行く「縦走り感」は気持ち良いの一言です。
「ギュューン」ではなく「ススゥー」と云ったイメージのマイルドな直進加速感。
乗り手を運んで行ってくれる様な優しい伸びは、同社の「WORLDCUP REBELS i.SPEED」を基礎板的に大人しくした感じでした。
下掲「MAGNUM」と同じ170㎝ですが、良い意味で「板の長さ」を感じます。

小回りに関しては170㎝/R14.3と云うカタログスペック通りの板。
センター幅66㎜と云うのが効いているのかソツ無くこなせますが、落差を取ったショートターン位が守備範囲、リズム良く刻むと云う点では一歩劣ります。

と、中大回りをベースに小回り迄包括したオールラウンド機ですが、矢張り真骨頂は大き目のターンサイズ。
ミドル~ロングでは速度域問わずのコントローラブルさで、クルージングレベルでも滑らかな操作性を誇ります。
雪面コンタクトの安定感はどっしりと落ち着きを感じさせる反面、取り回し自体は非常に楽チン。
「重厚系」「軽快系」路線の折衷、「良いトコ取り」をした様な乗り味です。
但しスーパーシェイプシリーズ全体に云える事ですが「食い付く様なエッジグリップ」とか「キレキレな加速」とか「爆発的な伸び」とか、そー云った方向性では無く、あくまでベースは「マイルドチック」です。

欠点としては特に無し。
ユーザー幅も幅広く、2級クラスから一般上級.エキスパート迄オケー。
悪雪.コブなど「何でも出来る感」ならMAGNUMに分がありますが、板の走り自体はSPEEDの方が上。
其処んトコのチョイスは、ターンサイズ含めてユーザーの嗜好と云う事で。

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・HEAD/i.SUPERSHAPE MAGNUM (165cm)
 R13.1 SC/128-72-106
 (2014/15より変更無し)

小回り路線のフラッグシップ「MAGNUM」も、昨季からトップシートのみの変更。
基本的な乗り味は上掲「SPEED」と同様、ヘッド的な特色を残しつつ年々熟成研磨されマイルドな乗り味に仕上がっています。

「乗り手に優しいマイルドな滑走フィーリング」「安定感に起因するポジショニングの取り易さ」「基本的にはオートマ色濃いも、パワーのある人なら能動的にも動かせる」と云った扱い易さはスーパーシェイプシリーズの共通項。
そして特筆すべきはノンメタル機かと思わせる様なたわみ易さ、上手く粘ってくれる適度な板の剛性、そしてスキッドの容易性。
ホント、扱い易いスキーです。

本分の小回りですが、例えば「165㎝サイズ/センター幅68㎜未満」の純.小回り基礎機に較べると、鋭敏さと云う点で多少落ちるかも。
基本フィーリング自体がヘッド的な「マターリ」落ち着いたイメージで、云い換えると小回り機っぽくないとも表現出来ます。
その典型なのがレスポンス、切り替えが「スパーン」と足元に戻ってくると云うより、落ち着きを伴ってマイルドに「帰って来てくれる」てなニュアンス。
感覚的にミドル仕上げるイメージで結果的にR弧が小さくなってショートになるっ、てな深めの小回りが得意な様に感じました。
要約、カタログスペックよりはややミドルレンジシフトな印象です。

まぁそれを補って余りある凡庸性。
小回り機としてはチョイ長めの170㎝が売りセンサイズなので、その分ターンサイズやゲレンデシチュエーションもオールレンジに対応出来ます。
センター幅が広めなのでポジショニングにシビアさは無く、スポットも広いので遊びも取れる、浮力もあり春のグサ雪にも沈み難い、勿論コブも得意分野…と、まぁ本当に何でも御座れ。
コブに関しては、縦にガツガツ攻めると云うより、裏を削ってズラしたりバンク使ったりと、きちんとターン描く滑りの方が向いていました。

と、ゲレンデユーズの総合力は高い次元で纏まってるし、乗り手の技量を引き上げてくれる点でも優秀。
只、メリハリが無いと云うか、単調なんですよね…。
どんな速度域/斜面難易度/ターンサイズでも走り方が同じで個性に欠けます。
まぁマイルドで落ち着いている事の裏返しなんですけどね。

因みにSPEEDの比較論では、ターン後半の伸びは一歩譲ります。
あとスキー操作がやや忙しなく感じますが、これはラディウス込みで好みの問題。
試乗してみると解りますがこの両者、似ている様で個性の違う「異父兄弟」みたいなもの、スキーヤーによってどっちが好きかはっきり分かれると思います。

最後に個人的な印象ですが。
ヘッドさんはブランドの特性上、ロング~ミドル板の方が「らしい」走りしますね。

以上、こんな所処にて。
ニューモデル試乗インプレ、次回は「ロシ篇」になります。

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2015.04.10

●2015/16ニューモデルスキー.インプレ②

えー、毎春恒例、来季の「ニューモデルスキー試乗会」リポート。
インプレッションその②、「アトミック.後篇」になります

今シーズンの参加試乗会は「3/9.五竜いいもり(アルペン)」「3/14.黒姫(スポーツゼビオ)」「3/21.苗場(JSP)」「4/28.戸隠(タナベスポーツ)」の計4回。
例に由って「小回り~中回り基軸の基礎板」を中心にテストして参りました。

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【写真上】3/9(土)、五竜いいもり試乗会の様子(アルペンさん主催)。
尚、試乗者スペックは以下の通りに成増。
  年齢 アラ4.5(おっさん)
 体格 身長172㎝ 体重59kg
 体力 中距離ランナー.中の上 (1万m:37分、ハーフマラソン:82分) 
 技術 SAJ1級 13年前迄は草レースに出没
 嗜好 ショート.ミドルターン>ロングターン、スピード好き
 弱点 軽量。返りの強過ぎる板、重い板には負け気味
 滑走日数 毎季約30〜50日
 現行板 DYNASTAR/SPEED GROOVE DEMO R18(2012/13)

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・ATOMIC/BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 LX (166cm)
 
R/15-15.9-16.9 SC/113.5-71-99 (2014/15より変更無し)
今季のアトミックのD2シリーズは細部微調整レベルのマイナーチェンジ、詳細に就いてはSXの項を参照にして下さい。

昨季より「大回り機」では無く「中.大回り基軸のオールラウンド機」と位置付けが変わったLX/LC、今季はよりその「コンセプトに沿った」板になりました。
路線変更2シーズン目になり、より方向性にアジャストした感です。

LXは今季は166㎝/172㎝共にテスト、このサイズの基礎板として高速レンジでのミドル~ロングターン安定感は相変わらず抜群。
昨季同様、スキーヤーの「絶対速度域」を一段引き上げてくれます。
足首から下が接雪面に対して「根っこ」の伸びている様な重量感と落ち着き。
乗ってる人間が破綻する事はあっても、スキー自体が挙動不審になる事はゲレンデスキーレベルではまず考えられせん。
多少荒れた程度のバンピーバーンなら「力づくで押え込んで」、春のグサ雪なら「除雪車の如く吹き溜まりを掻き分けて」と、その重厚な推進力と安定性はピカ一。
このアドバンテージは基礎オールラウンド機の中で随一、比肩しうるのはサロのX-RACE位でしょう。
兎に角、良くも悪くも3600gオーバー、「板に頼れる」ってな感じです。

そして昨季モデルに較べ、小回りの融通性が効く様になりました。
あくまでカタログスペック通りのR弧を描くレベルだった昨季モデルに較べ、ショートターンの融通幅が広がり、それなりに「刻める」様になった印象。
この点に就いてはプレートのドロップ差が小さくなった事により、サイドカーブ全体がより使い易くなったからかも知れません。
低速~中速域ではRサイズと板の自重が相俟ってやや鈍重な小回りも、急斜/中速域以上になると切れが増し、板の加速に「乗っかって」縦に落とし込めます。
難易度の高いバーンでは、アト特有の雪地感とズラし易さも大きなアドバンテージ。
ま、流石にSXに較べるとリズムもターン弧も大き目にはなりますが。

欠点は、矢張り使用ユーザーが限られる事。
板のポテンシャルが最大限に発揮されるのが急斜面/高速域なものでして、中速レベルでは板の性能恩恵を然程受けられません。
従い適正技量ですが出来ればプライズレベル。
そして毎年の如く、技術以上に「体力」「筋力」「体重」が重要なファクター。
幾らマイルドな乗り味と云えども基本重厚路線の板、一日中乗り回すにはそれなりのフィジカルが必要です。
それとブーツに関してもSX同様、アトミック靴(アンダーでトルク120)とセット販売として考えた方が良いでしょう。

あと166cm/172cmのチョイスですが、「中.大回り基軸のオールラウンド板」のコンセプトに沿った総合力なら「絶対に166㎝」。
高速安定性は当然172の方が上ですが、上記の通り166でも基礎板最強レベル。
小回りの融通性と取り回しの良さを天秤に掛けると、そんな答えになる訳でして。

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・ATOMIC/BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 LC (166cm)
 
R/15-15.9-16.9 SC/113.5-71-99 (2014/15より変更無し)
昨季、LXの次に乗って「見事に印象が消えた」LC。
同じ轍は踏まない様に、今年は順序逆にテストしてみました。
で、観想は…「フツーにフツー以上の中回り機です」。

ゲレンデユーズでのレベルでは欠点特に無し。
このラディウス(15.9)/スキーウェイト(3500g弱)の板としては取り回しも程々。
乗り手が得意とする難易度レンジの斜面では、絶好調のカービングミドルがビシバシ決まります。
バンピーバーンではやや叩かれ気味、ノイズも拾いますがあくまでLXとの比較論。
エッジグリップや雪面コンタクトの安定感は標準以上を軽くクリアしています。

ミドルのターン後半にストレート気味に走らす気持ち良く伸びて反面、思いっ切りロングで攻めてみると遊びが多く「ギュィイーン」とした加速伸びには少し物足らず。
個人的にはミドルターン基軸、その延長線上に+αロングと云ったイメージでした。
因みにコブでは真っ直ぐ行きたがり、バンク系の滑りにはチト辛い鴨。

兎に角LX程乗り手のレベルを選びませんし、体格.体重の縛りもありません。
中回りをメインに考えている「軽量男子」「上級女子」は選択肢の一つとしてイイんぢゃないでしょうか。
但しアトミックの乗り味が好きな方&重厚路線嗜好な方限定。
LXよりは優しいとは云え、扱い易さでだけ云うならもっと使い勝手の良い中回り基軸の板もありますしね。

以上、こんな所処にて。
ニューモデル試乗インプレ、次回は「ヘッド篇」になります。

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2015.04.09

●2014/15.三十八滑目「かぐら」

えー、昨日もマダマダイケル「春スキー」。
今月二度目となる「かぐら」へと逝って参りました。

四月も二週目を迎えると、首都圏日帰り圏内のゲレンデも続々とクローズ。
従いこの時期になると、如何しても「かぐら一択」なチョイスになってしまいます。
そんな訳で先週に引き続いての、かぐらゲレンデリポになりまする。

Img_5675
【写真上】8:20、越後湯沢駅.井仙前。
湯沢温泉街からして既にチラホラと白いものが舞い散っています。
この日のスノーマッド第一便は総勢約40名。
神立に向かった雪馬が約10名、かぐらに向かった雪鹿が約30名と云う内訳でした。

Img_5689
【写真上】9:05、みつまたエリアの霧氷。
山麓での気温は-1℃程度、小さく芽吹いた新蕾も寒そうです。

Img_5683
【写真上】9:10、1stランは珍しくみつまたゲレンデで。
「この時期」に「この気温」と「この天候」ですから、ゲレンデ上部のコンディションはおおよそ見当が付きます。
まぁ急いで上ってもしょーが無いでしょうから、ウォームアップをしっかりと。

Img_5690
【写真上】9:40、かぐらゲレンデ到着。
「あーぁ、やっぱり…」、予想通り、ガスってます。
しかも天気予報の天候推移からして、終日この儘っぽいですね。

Img_5692
【写真上】かぐら.メインゲレンデ。
ザラメ氷結の下地に5㎝程度のトッピング湿雪、ベース自体に細かな起伏が多い上、モサモサ新雪が滑走寄せでギャップ化。
「ゲレンデ全体が斑ら雪質の多層状態」+「雪面情報はガスで目視出来ずと」、可也テクニカルなコース状況です。
思い通りの滑りには程遠く、正直フラストレーションの溜まるコンディションでした。

Img_5699
【写真上】続いて5ロマ。
メインゲレンデから上部は、基本的に視界が利きません。

Img_5710
【写真上】神楽ヶ峰/霧ノ塔方面への登山口。
標高1845mのゲレンデトップ(一応)。
5ロマを降りると濃靄帯を抜け、ブルーグレーの曇り空が広がっていました。

Img_5713
【写真上】取敢えず中尾根/中ノ芝沢辺りへドロップイン。
コンディションはメインゲレンデに輪を掛けて酷くした様な状態。
始終突き上げを食らうバンピーな下地に、スキー操作のし難い湿雪堆積。
春のオフピステ特有の難コンディションでした。

Img_5714
【写真上】田代湖側.南斜面。
こっちは下地のギャップが少なく、意外と滑り良いコンディション。
このまま田代エリアへと向かいます。

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【写真上】7ロマ下、この辺迄来るとガスが薄まって参りました。
8ロマ、ダイナミック、7ロマを通り過ぎ…、

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【写真上】チャレンジコース/田代湖コース/連絡路への分岐。
過去150回位はかぐらに来ている私めですが、未だにココがゲレンデ最南端。
移動の手間暇やコースの面白味から、これより田代側に行った事がないのです。

で、ウェザー/ゲレンデコンディションがコレですから、この日は先に進む事に。
気分転換を兼ね、ツアースキー的にあちこち徘徊すると致しました。

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【写真上】11:00、田代1高とアリエスカ。
始めて見る風景ですが、何かそーでも無い様な。
まぁ「プリンス経営のスキー場」に良く有る建物とレイアウトですからね。

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【写真上】田代1高降り場。
田代のクワッドもかぐら1高同様、フード付き。
この天候ではトテモ有難かったり致します。

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【写真上】アリエスカコース。
みつまたゲレンデをそのまま長くした様な、初級者向けコース。
下地は然程アイシーな感じもせず起伏も目立たないフラットバーン、意外とグッドコンディションでした。
只、緩斜面中心のコースって、スピード繋げるのにアクション取りっ放し。
結構疲れるんですよね…。

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【写真上】12:20、再びかぐらメインゲレンデへ。
「ガス、酷くなっている…」。
しかも時間を追う毎に濃靄の密度は酷くなり、14時前には「可視範囲3m」程となってしまいました。
そんな訳で止む無くかぐら撤収、みつまたゲレンデへと向かいました。

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【写真上】14:50、みつまた3ロマにて。 
ゲレンデ上部があの状況ですから、みつまたゲレンデは大盛況。
特にかぐらゴンドラ前のゴンドララインは賑わっていました。
コンパクトとは云え、みつまたには此処位しか中斜コースありませんからね。

と、春靄に祟られたかぐら滑。
この日は私めも15:30でゲレンデ撤収となりました。
おしまい。

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2015.04.08

●「むつのはな」

えー、本日は「神楽雪宴」にて「お花見風流」。

とは申しましても舞い踊ったのは「神楽殿」では無く「ゲレンデ」。
愛でてきたのは「桜花」では無く「六花」 で御座いますが。

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昨夜より関東.甲信越地方には季節外れのプチ寒波襲来。
先日迄裸木だった落葉樹達は、見事な霧氷を咲かせておりました。

そー云えば私め、今春は帝都の桜を観ず終い。
多分「本当のお花見」も、再来週辺りに越後湯沢で済ませる事でしょう。

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2015.04.07

●2015/16ニューモデルスキー.インプレ①

えー、毎春恒例、来季の「ニューモデルスキー試乗会」リポート。
インプレッションその①、先ずは「アトミック.前篇」になります

今シーズンの参加試乗会は「3/9.五竜いいもり(アルペン)」「3/14.黒姫(スポーツゼビオ)」「3/21.苗場(JSP)」「4/28.戸隠(タナベスポーツ)」の計4回。
例に由って「小回り~中回り基軸の基礎板」を中心にテストして参りました。

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【写真上】3/9(土)、五竜いいもり試乗会の様子(アルペンさん主催)。
尚、試乗者スペックは以下の通りに成増。
  年齢 アラ4.5(おっさん)
 体格 身長172㎝ 体重59kg
 体力 中距離ランナー.中の上 (1万m:37分、ハーフマラソン:82分) 
 技術 SAJ1級 13年前迄は草レースに出没
 嗜好 ショート.ミドルターン>ロングターン、スピード好き
 弱点 軽量。返りの強過ぎる板、重い板には負け気味
 滑走日数 毎季約30〜50日
 現行板 DYNASTAR/SPEED GROOVE DEMO R18(2012/13)

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・ATOMIC/BLUESTER  SL PRO (165cm)

 R/12.0 SC/117.5-65.5-101.5
2015/16ニューモデル.インプレッションの一発目は皆川スペシャル。
叩き台となる開発ベースが異なる上にD2非掲載、ロッカー未使用。
従い「S系/L系」4機種とは明らかに乗り味と難易度が違います。

ブーツ回りを中心とした、重厚なエッジホールド感が出色。
角付け強めで走らせていてもソール全体で雪面を捕えている様な安定感です。
S系より硬めのフレックスでスムーズながらもガチッとしたターンの入り、俊敏さよりしっかり強さを感じさせます。
深いRを描くイメージは稀薄でターン初動で素早く方向付けして落差を取って加速させていく感じ、後半「縦走り感」の伸びはSXの比ではありません。
スキーのたわみを利用してカービングさせるより、フォールラインに走らせつつ競技的な「減速要素の少ないズレ」を使った直線的なコントロールがし易いです。
あと、アトミックとしては「オートマ縛り」が薄めのマニュアルシフト。
総じて殆んど純SL機の感覚、あくまで「整地使用」がメインのスキーです。

この板の注意点ですが、グサ雪下での試乗イメージは全く役に立ちません。
中斜面レベルやコーンスノーのコンディションだと、意外と乗れちゃうんです。
少なくとも扱い易さで云うなら昨季試したXT(FISシティイベント仕様)より楽で、私めも「モサグサ春軟雪」の苗場試乗では然程のシビアさは感じませんでした。
しかし朝冷えでバーンの締まった戸隠(急斜.パックバーン)ではその本性を存分に堪能、「見事に置いてけぼり食らいました」。

高速域では重厚さと切れを伴ったエクスタシーな加速、しかし反面「このままだとヤバい」と一瞬怖さを感じる程。
例えばSX/LXの様に、板が乗り手と一緒に「絶対速度域へついてきてくれる」優しさは無く、ギュンギュン走ってあとは「乗り手が何とかしなさい」てな感じ。
例えば膝が立ってしまった際に踵荷重なぞしようものなら、一瞬で腰から下を「持って行かれて」しまいます。
少し競技を齧っていたテスターでコレですから中級者レベルでは手に負えないSLマシン、正直この板で「基礎滑り的」深回りのショートとか無理ゲーです。
サービスマンの方も曰く、扱い難さは「FIS.SL>SL PRO>D2SL=SX」との事でした。

従い適正技量は「最低でも」要プライズレベル、出来れば競技やってる(た)方。
基本的に重い板(多分3600gオーバー)ですので、一日中アクティヴに乗り回すには結構な体躯.筋力も必要です。
ブーツも可也確りしたトルクが必要、私めの靴(LANGE/110)では拉げてしまい、おハナシにならないレベルでした。

あと、板そのものの評価とは関係無いのですが…。
気になったのがターゲットユーザーがイマイチ明確で無い事。
購入対象者の技量からして万能性を優先するんだったら「SX」チョイスでしょうし、草レーサーでゲレンデユーズでも使いたいのなら難易度下げて「non-FISのSL」、ガチでレースやってる方なら「ヒルシャーモデル」をチョイスされるでしょう。
だったらをコスメを思いっ切り変えるなり、デザインだけでも差別化した方が良かったのではないか、と。

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・ATOMIC/BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 SX (165cm)
 R/10-11-12 SC/125.5-69-111(2014/15より変更無し)
今季のアトミック.D2シリーズは細部微調整レベルのマイナーチェンジ、「ランプ角」「ベースエッジ角」の変更と「トーション強化」の三点です。
従ってドラスティックな変化はありません
が、微変更の分だけ少し乗り味が変わってます。

先ず、昨季モデルに較べ「ターン後半.踵荷重からの爆発的な加速感」が薄まった。
否、厳密に云うと「薄まった様に感じる」。
ブーツ踵下からテールに掛けての張り.剛性を生かしてターン後半にギュイギュイ加速していく感じが小均され、サイドカーブ全体を使うイメージになりました。
テクノロジーの微変更としてプレートのドロップ差が小さくなった事に起因するのでしょうか、これはD2機種共通も特にSXで顕著に感じました。
それでも基本的に「センター~テール中心」で走らせる板に変わらず、ガッツリとエッジに乗ってサイドカーブを生かしたターンをすると「ギュイン!!!」。
まぁ「伸びの気持ち良い事」、の一言です。

次にこれは「具体的にココ」と云うより全体的な乗り味なのですが、年を追う毎に「ウェット」と云うか「芳醇」と云うか、まぁ「マイルド」になってきています。
例えるなら赤身の多かったサーロインに、程良く霜降りが入った様な…。
今季で「第三世代・改」となるD2構造が、更に研磨.熟成されていってると云った感。
こうなると来季は「何処」を「如何」乗り易くするのか、興味が湧いて参ります。

今季モデルで感じた事は以上の点。
その他特徴は2013/14モデルに準ずるので、昨年のインプレを加筆修正しときます。
アトを評する際に必ず出てくるキーワード「ソールが張り付く様な安定感」「雪面振動の圧倒的な吸収力」「ターン後半のオートマ感」は健在。
ターン初動はアトの構造的特性でもあるトップのしなやかさを利した、スムーズ且つ行き過ぎないクイックさ。
中後半から抜け出しの走りや足元への戻りも重厚にてマイルド、ターンの切れやスピードに反して板自体の挙動は非常に落ち着いています。
守備範囲もミドル迄なら板の攻撃性を損なう事無く走ってくれ、中低速での操作性が鈍くなる事も無くコントローラルブ、深いターン弧も描ける。
トップモデルにも関わらず乗り手を選ばない(様な)扱い易さ、整地~やや荒れの中斜面では自分が上手くなったと勘違いさせる板です。

あと、今年は例年よりSXを乗り込んだのですが(計4回)、改めて感じた事が一つ。
「矢張り難易度の高い斜面でナンボの板」。
スキーウエイトとスペックに反して速度域不問の操作性を持つSXですが矢張り重厚路線の板、中低速では足元に重石的な重量感を感じます。
反面、高速域になると「軽快」とは行かない迄も「俊敏」さを増し、その重さを感じない程に動かし易くなりました。
オートマチック板特有の「自縄自縛感」も、速度域が上がるに従い薄まってくれます。
要するに最上位機種、ユーザーのハードルはそれなりに高いと云う事。
適正はテククラレベル前後、それと3500g強の板を扱い熟す体格.筋力も必要です。

最後に、これも昨季も述べましたがブーツとの相性が結構大きい板。
スパイン/ボトム剛性が強い靴の方が、滑りの特性を引き出し易いです。
基本的にLX/SX/SL PROはブーツもアトミック(アンダーでトルク120)とのセット販売として考えた方が良いでしょう。

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・ATOMIC/BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 SC (165cm)
 R/10-11-12 SC/125.5-69-111(2014/15より変更無し)

SCに関して、その立ち位置は昨季同様。
特性や滑走フィーリングはSXの項を参照、それを全体的に「薄味」に仕上げた感じ。
メタルが抜かれた事により扱い易いフレックスになった事、及びスキーウェイトが軽くなった事によるメリット/デメリットが同居しています。

SXの持つ性能を随所に残しつつ、スキッドの容易性とスポットのシビアさに遊びがあるのが最大のアドバンテージ。
云わずもがな、コブでの取り回しは圧倒的にSCの方が楽チンです。
プラス「一日中アクティヴに滑る体力」を天秤に掛けた場合、一般上級者(1級レベル)はSCをチョイスした方がメリット分が大きいかと。
デメリットとしては、ターン後半の加速感と重厚な雪地安定感がやや弱まる事。
SX/SCのチョイスに悩んでおられるユーザーは先ずSCを試乗してみて、明らかに物足らない場合にSXをテストされるのが宜しいでしょう。

但し軽快になったとは云え、アト的「オートマ感」は相変わらず。
能動的にスキーを動かしたがるユーザーは、別のブランドをチョイスした方が宜しいと思われます。

以上、こんな所処にて。
ニューモデル試乗インプレ、次回は「アトミック.後篇」になります。

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2015.04.06

●シーズンエンドの足音

えー、一昨日.昨日の帝都は「シトシト」「ジメジメ」時雨模様。
春らしい線の細い雨粒が降り敷くウィークエンドとなりました。
これは若しかするとスノーマッド/雪猿達の涙雨なのかも知れません。

今日は四月六日、月曜日。
私めの日帰りホームゲレンデ「石打丸山」が、昨日で営業終了となりました。
今季は例年より足繁く通った「戸隠」も、昨日で営業終了となりました。
今季訪れる機会の無かった「水上宝台樹」「尾瀬岩鞍」も、昨日でゲレンデクローズ。

「八海山」「戸狩」「五竜いいもり」「猪苗代」…、三月下旬からボチボチと聞こえ始めてくる「悲しい便り」ですが、この時期になると馴染みのスキー場も次々と「ラストDAY」を迎えてしまいます。

思い起こせば首を長くして「冬来到来」を待ち続けていた、七ヶ月間のオフシーズン。
漸く訪れた「白銀の季節」、胸躍らせて初滑りに向かったのがつい先日の事の様。
しかし「一月は行き」「二月は逃げ」「三月は去り」、@云う間の四ヶ月半。
気付けば春も盛り、2014/15スノーシーズンもあと僅かで御座います。

嗚呼、今年の冬も本当に終わってしまう…。

淋しいな…。

切ないな…。

そんな訳で「スノーマッド」な季節も、愈々フィナーレ間近。

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2015.04.05

●醍醐味

えー、先日かぐら滑走記の後日談.その2。
この日のかぐらは早朝から「晴れ過ぎっ」てな程のスーパーファイン。
燦々と注ぐ陽射しに雲一つ無い青空と、、絶好の「滑走日和」「展望日和」そして「撮影日和」に恵まれた一日となりました。

そんな訳でゲレンデトップは5ロマからの「Mountains big scenery」
かぐら山景集になりまする。

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【写真上】5ロマより見返り一写、越後山脈と魚沼盆地。
リフト乗車からしてこのスーパーパノラマ、しかしコレは未だ序の口です。

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【写真上】神楽ヶ峰登山口、林間エリアより望む飯士山と越後三山。
コレも未だ序の口。

BC装備無しで到達出来るビューポイント、5ロマ降り場と大日蔭山の間の尾根腹目指して斜滑降&扱ぎ上りです。

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【写真上】5ロマを下りて、中尾根方面へ進みます。
雪はすっかりとウォータースノー化、「滑る」と云うより「雪上散歩」てな趣き。

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【写真上】それにしても本当にイイ天気。
青空と白銀の爽快二色コントラスト、デジカメじゃ雪が色飛びしちゃいました。

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【写真上.下】ビューポイント到着。
シラビソの樹林帯を避け、スーパーパノラマ↓↓↓撮影開始。

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【写真上】北面~北東の「Absolutely fantastic!!」なパノラマ。
うひょー♪。

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【写真上】北東~東面の「Awesome!!」なパノラマ。
うひょひょー♪。

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【写真上】東面~東南の「Wow! Great!!」なパノラマ。
うひょひょひょー♪。

とても一枚の写真に入り切らないワイドビュー、三分割して何とか収まりました。
右手(北)は粟ヶ岳.守門岳から越後三山.巻機山を経て谷川連峰主脈、左手(南)の三国山.長倉山に至る、全長100㎞を越えるスーパーワイドな山景眺望。
奥行きも深く、約50㎞先の燧ヶ岳、約60㎞先の日光連山、約55㎞先の赤城山迄が一望出来ます。

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【写真上】守門岳(1537m)。
左端に薄ら望めるのは粟ヶ岳(1293m)、中央に聳え立つ山塊が大岳.青雲岳.袴岳のピークからなる守門岳の頂群。
その手前、半島の様に伸びる稜線は、下権現堂山(897m)~上権現堂山(998m)~唐松山(1079m)と続く権現堂三山の尾根筋。

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【写真上】越後三山。
左より居並ぶ三つのピークが八海山 (1778m).越後駒ヶ岳(2003m).中ノ岳 (2085m)の越後三山、中ノ岳の右横には兎岳(1925m)。
中央左の頂は湯沢のランドマーク飯士山(111m)、右裾に広がるのは岩原スキー場。

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【写真上】巻機山。
はっきりとピークが目立たず解り難いですが、左端の中ノ岳から中央部に掛けて割引岳(1931m).巻機山(1967m).ニセ巻機山(1861m)。
稜線沿い右方に米子頭山(1796m)柄沢山(1900m)と続きます。

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【写真上】三国山脈と燧ヶ岳。
米子頭山.柄沢山より鞍部を経て檜倉山(1744m).大烏帽子山(1820m)、右端に朝日岳(1945m)。
中央奥に見えるのは三国山脈北東端の平ヶ岳(2141m)、その右手に一際高く聳える独立峰が燧ヶ岳(2356m)。 

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【写真上】谷川連峰と日光連山。
中央朝日岳の右肩に隣立する笠ヶ岳(1852m).白毛門(1720m)、その手前には武能山(1759m)、鞍部笹平を経て右端が茂倉岳(1978m)。
蓬峠の奥遠くに望めるのは日光連山、山容と角度からして左から女峰山(2483m).大真名子山(2375m).奥白根山(2578m).男体山(2486 m)でしょう。

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【写真上】谷川岳。
蓬峠.武能山から鞍部笹平を経て中央に一ノ倉岳(1974m).茂倉岳(1978m)、谷川岳オキの耳(1977m)/トマの耳(1963m)。
オジカ沢ノ頭から右端の万太郎山(1954m)へと連なる谷川主脈の核心部です。
一ノ倉岳の奥に小さく影を見せる小突起頂は足尾山地の盟主、皇海山(2144m)。

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【写真上】平標山。
万太郎山から鞍部.毛渡乗越を経て、大きく山容を見せる仙ノ倉山(2026m)と平標山(1984m)。

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【写真上】三国山と赤城山。
左端の大源太山(1764m)から中央に三国山(1636m)、三国峠を経て右端が長倉山(1439m)、その奥には沼田市と渋川市との境界に位置する子持山(1296m)。
中央奥の山影は赤城山の複成火山群。
右端の最高峰が黒檜山(1828m)、駒ヶ岳(1685m).鳥居峠を経て地蔵岳(1674m).荒山(1572m)。

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【写真上】5ロマ乗り場上部、急斜面にて一写。
山景眺望を満喫した後は滑走再開、5ロマへと戻ります。

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【写真上】田代湖側の林間エリアより、三国山脈を眺む。
5ロマを降りてスキーヤーズライト側。
やっぱりレンズに収まり切らない「ビッグパノラマ」です。

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【写真上】同.仙ノ倉山.平標山を望む。
総面積172haと国内11位の広さを誇るかぐらスキー場、従いエリア各々によって山景見晴らしの良さも変わって来ます。
個人的にみつまたゲレンデからの一等眺めは「越後三山」、かぐらゲレンデからは「谷川連峰中核部」。
そして田代ゲレンデからは、この「仙ノ倉山.平標山」なのでして。

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【写真上】田代エリアへ向けて、オフピステ大斜面にドロップイン。
何て開放感溢れるフィールド、ゲレンデ滑走とは全く異なる楽しさが味わえます。

と、こんな感じのかぐら「第5ロマンス」ヤマコレ集。
幾ら晴天確率の高い春スキー時期とは云え、「雲無し」「霞無し」の360度全方位のパノラマ日和なんて、中々当たるものぢゃありません。

これが本当の「醍醐味」ならぬ「第5味」、なんつって。
おアトが宜しい様で、チャンチャン。

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2015.04.04

●「ヒリヒリ」「ミシミシ」

えー、一昨日はかぐら行脚の後日談。

余り有難く無い「御土産」を貰って、体調イマイチな私めで御座います。

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雪焼けで「顔ヒリヒリ」。
何せ一日中、こんな天気だったものですから…。

因みに私め、春スキーでも日焼け対策は一切無し。
フェイスマスクしてると暑さ倍増ですし、第一呼吸し難く鬱陶しい。
毎年「日焼け止めクリーム買おうかな…」、と考えてるうちにシーズンが終わってるのでした。

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コブ遊びで「腰ミシミシ」。
何せお昼以降、ずーっと凸凹ばっかり滑ってたものですから…。

因みに私め、オフシーズンの筋トレは「しっかり」してる方。
それでもコブ専念は三時間が限界、背中のピステバックが殊の外重たく感じる帰途で御座いました。

そんな訳で「アロエクリーム」と「湿布」が手放せない、滑走日の翌日でした。

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2015.04.03

●2014/15.三十七滑目「かぐら」

えー、昨日は四月一滑目となるスノートリップ。
昨年12月以来、三か月半振りとなる「かぐら」へと行って参りました。
首都圏在住のスノーマッドにとりまして、かぐらと云えば「滑り始め」「滑り納め」の定番スキー場。
即ち「2014/15シーズン」も愈々末尾に差し掛かって来た、と云う事でして。

そんな訳での「神楽舞滑」、ゲレンデリポになりまする。

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【写真上】7:30、越後湯沢駅西口.井仙前。
今季12度目の同駅利用も、西口に降り立つのは三か月半振りです。
この日の第一便カグリストは約15名と少な目、中には板持たずの山屋さんの姿も見受けられました。

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【写真上】8:15、みつまたベース到着。
着替えとブーツ装着は井仙前ベンチで済ませており、即ゴンドラ乗車。

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【写真上】8:25、みつまたゴンドラ連絡路より、かぐらゲレンデを望む。
みつまたエリアからかぐらエリア迄は、直線距離でも4㎞近く離れています。
フツーなら「別のスキー場」と云った感覚ですね。

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【写真上】8:35、かぐらゴンドラよりメインゲレンデを望む。
ゲレンデトップも雲一つ無いスーパーファイン、こりゃ今日のパノラマ眺望は「ソートー」期待出来そうです。

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【写真上】メインゲレンデ.その①。
コース脇には5~7㎝程度の新雪、この時期に降雪とは流石かぐらです。
流石にモサっとした湿雪で浮遊感はゼロ、板の取られる難雪でした。

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【写真上】メインゲレンデ.その②。
コース中央にはシュカブラの子供たち、前夜は風が強かったのでしょうか。

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【写真上】メインゲレンデ.その③。
下地は「ガリッ」とアイシーな硬バーン、深夜の冷え込みに加えスノーセメント特有のハードパックバーンです。

オープニングのメインゲレンデは、ベースのアイスバーン上に湿新雪とウインドパックされたクラスト雪の重層状態。
コース全面が「ハード」「ソフト」「ウェット」「クラスト」入り混じった斑らバーンで、可也テクニカルなコンディションでした。

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【写真上】メインゲレンデ.トップより、北東一写。
南北縦長に広がる魚沼盆地は、一面朝靄に覆われていました。
否、季節的には「霞」と云うべきでしょうね。

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【写真上】同.メインゲレンデトップより。
かぐら名物、「ファインダーに収まりきらない」ワイドパノラマビュー。
レンズ幅がこの倍あっても足らない位です。

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【写真上】左手(北東)より。
大岳.青雲岳.袴岳のピークからなる守門岳の頂群、左奥には粟ヶ岳。

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【写真上】厳峻に聳え立つ越後三山。

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【写真上】巻機山から柄沢山の国境稜線。

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【写真上】谷川岳からオジカ沢ノ頭、万太郎山と連なる谷川主脈。

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【写真上】間近に山容の窺える、仙ノ倉山と平標山。

メインゲレンデからでもこの見晴らしですから、5ロマトップからの眺望は…。
絶景のスーパーパノラマが広がっている事、間違い無しです。

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【写真上】9:50、5ロマでゲレンデトップを目指します。
今季3度目のかぐらですが、初めての乗車。
シーズンイン時期に5ロマは動いて無いのです。

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【写真上】5ロマ北.大日蔭山側、林間コースからの眺望。

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【写真上】5ロマ南.田代湖側、林間コースからの眺望。

5ロマ周辺からのパノラマだけで1ログ出来てしまうので、今回はこの二枚だけ。
山景集は後日改めて項立て致しまする。

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【写真上】ダイナミックコース。
5ロマを3本回した後はダイナミックコース/チャレンジバーンへ。
共にメインゲレンデに較べ標高が低い上に南向き、融雪が早く進んでいます。
ダイナミックはややグサっぽいも板走りはまずまず、チャレンジは中途半端な荒れ具合でコブも育っていませんでした。

かぐらには数多訪れている私めですが、未だこの田代7ロマがゲレンデ最南端。
果たして何時になったら田代メインエリアに行くのでしょうか…。

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【写真上】パノラマコーストップより、
平標山を後衛に、氷結堆雪した田代湖を望む。
この日初めてかぐらに来た方は、あそこが湖と気付かないかも知れませんね。

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【写真上】ジャイアントコース。
幅広.浅めのバンクコブが一列あるだけ、午後には多少掘れてきました。
ジャイアントが「一面コブ畑」になるにはもう暫く時間が掛りそうです。

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【写真上】11:20、二時間振りのメインゲレンデ。
流石にこの時間帯にはメインゲレンデもザク化進行。
但しベースの下地は意外としっかりしており、カービングを利かせたショートが決められるコンディションを維持していました。

で、これより「凸凹タイム」タートです。

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【写真上】テクニカルコース.上段。
斜度は緩めで浅目.幅広ピッチ、全体的にバンクコブです。

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【写真上】テクニカルコース.中段。
三列とも程良く育成中、真ん中のラインがピッチ.深さ共に良い按配。

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【写真上】テクニカルコース.下段。
左ラインが階段状の深エグレ、右ラインは溝浅めバンクコブ。

以後15:30迄、ずーっと凸凹遊び。
胸ポッケのデジカメは邪魔なのでBPに片してしまい、撮影もストップです。

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【写真上】15:30、ゴンドラコースより越後三山を望む。
時折休憩を入れつつも、流石に4時間通しのコブ遊びは堪えるもの。
腰/広背筋がパンク寸前となり、30分残しでメインゲレンデを撤収致しました。
因みに写真は無いですが、みつまたゲレンデも雪量は豊富。
この天気でもブレーキ雪にもならず、良いコンディションを維持していました。

と、こんな感じの「かぐら滑」。
四月のスノーライフは殆ど此処で過ごすと思います。
おしまい。

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2015.04.02

●四月「一滑目」

春は たしろ かぐら みつまた。 
花ぞうち散るころになりても み雪の多くなれしど いとめづらし
.

と枕草子にも詠われている様に、春と云えば「かぐら」で御座います。

そんな訳で本日は四月一滑目、白銀の舞台に「神楽」を舞いに行って参りました。

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まぁ見事なスカイブルー、雲一つ無い春晴れ。

雪山にて春風情を満喫した、スノーマッドの一日で御座いました。

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2015.04.01

●卯月朔日

えー、本日より四月です。

本格的に春の訪れとなる四月です。

そしてスノーシーズン終幕の足音が聞こえてくる四月です。

「あーあ、今季も残り一ヶ月ちょいかぁ…」。

と、溜息の毀れる四月一日、本日はそんな時宜に即したスキーネタを。

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・DESCENTE 2014/15.SWISS MODEL (DRC-4700)

四月と云えば春スキー。
春スキーと云えば「天気良い」+「コブ遊び」=「暑い」。
つまり春スキーと云えば「ミドルレイヤー」な訳でして。

そんな訳で今季よりミドラー新調した私め。
モノはデサントさんのスイス.ナショナルチームのレプリカモデル。
既に三月下旬より、アンダーウェア+コレ一枚で滑る日々が続いております。
ホントは白が欲しかったのですが、このシリーズは一昨々年よりホワイトが廃盤。
復活の見込みも無さそうなので、ブラックチョイスとなった次第でして。

あ、因みに本日は「エイプリルフール」ネタ、仕込んでませんから。


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