« ●「ヒリヒリ」「ミシミシ」 | Main | ●シーズンエンドの足音 »

2015.04.05

●醍醐味

えー、先日かぐら滑走記の後日談.その2。
この日のかぐらは早朝から「晴れ過ぎっ」てな程のスーパーファイン。
燦々と注ぐ陽射しに雲一つ無い青空と、、絶好の「滑走日和」「展望日和」そして「撮影日和」に恵まれた一日となりました。

そんな訳でゲレンデトップは5ロマからの「Mountains big scenery」
かぐら山景集になりまする。

Img_5580
【写真上】5ロマより見返り一写、越後山脈と魚沼盆地。
リフト乗車からしてこのスーパーパノラマ、しかしコレは未だ序の口です。

Img_5581
【写真上】神楽ヶ峰登山口、林間エリアより望む飯士山と越後三山。
コレも未だ序の口。

BC装備無しで到達出来るビューポイント、5ロマ降り場と大日蔭山の間の尾根腹目指して斜滑降&扱ぎ上りです。

Img_5584
【写真上】5ロマを下りて、中尾根方面へ進みます。
雪はすっかりとウォータースノー化、「滑る」と云うより「雪上散歩」てな趣き。

Img_5585
【写真上】それにしても本当にイイ天気。
青空と白銀の爽快二色コントラスト、デジカメじゃ雪が色飛びしちゃいました。

Img_5623

Img_5622
【写真上.下】ビューポイント到着。
シラビソの樹林帯を避け、スーパーパノラマ↓↓↓撮影開始。

Img_5595
【写真上】北面~北東の「Absolutely fantastic!!」なパノラマ。
うひょー♪。

Img_5592
【写真上】北東~東面の「Awesome!!」なパノラマ。
うひょひょー♪。

Img_5589

【写真上】東面~東南の「Wow! Great!!」なパノラマ。
うひょひょひょー♪。

とても一枚の写真に入り切らないワイドビュー、三分割して何とか収まりました。
右手(北)は粟ヶ岳.守門岳から越後三山.巻機山を経て谷川連峰主脈、左手(南)の三国山.長倉山に至る、全長100㎞を越えるスーパーワイドな山景眺望。
奥行きも深く、約50㎞先の燧ヶ岳、約60㎞先の日光連山、約55㎞先の赤城山迄が一望出来ます。

Img_5598
【写真上】守門岳(1537m)。
左端に薄ら望めるのは粟ヶ岳(1293m)、中央に聳え立つ山塊が大岳.青雲岳.袴岳のピークからなる守門岳の頂群。
その手前、半島の様に伸びる稜線は、下権現堂山(897m)~上権現堂山(998m)~唐松山(1079m)と続く権現堂三山の尾根筋。

Img_5600
【写真上】越後三山。
左より居並ぶ三つのピークが八海山 (1778m).越後駒ヶ岳(2003m).中ノ岳 (2085m)の越後三山、中ノ岳の右横には兎岳(1925m)。
中央左の頂は湯沢のランドマーク飯士山(111m)、右裾に広がるのは岩原スキー場。

Img_5602
【写真上】巻機山。
はっきりとピークが目立たず解り難いですが、左端の中ノ岳から中央部に掛けて割引岳(1931m).巻機山(1967m).ニセ巻機山(1861m)。
稜線沿い右方に米子頭山(1796m)柄沢山(1900m)と続きます。

Img_5605
【写真上】三国山脈と燧ヶ岳。
米子頭山.柄沢山より鞍部を経て檜倉山(1744m).大烏帽子山(1820m)、右端に朝日岳(1945m)。
中央奥に見えるのは三国山脈北東端の平ヶ岳(2141m)、その右手に一際高く聳える独立峰が燧ヶ岳(2356m)。 

Img_5611
【写真上】谷川連峰と日光連山。
中央朝日岳の右肩に隣立する笠ヶ岳(1852m).白毛門(1720m)、その手前には武能山(1759m)、鞍部笹平を経て右端が茂倉岳(1978m)。
蓬峠の奥遠くに望めるのは日光連山、山容と角度からして左から女峰山(2483m).大真名子山(2375m).奥白根山(2578m).男体山(2486 m)でしょう。

Img_5613
【写真上】谷川岳。
蓬峠.武能山から鞍部笹平を経て中央に一ノ倉岳(1974m).茂倉岳(1978m)、谷川岳オキの耳(1977m)/トマの耳(1963m)。
オジカ沢ノ頭から右端の万太郎山(1954m)へと連なる谷川主脈の核心部です。
一ノ倉岳の奥に小さく影を見せる小突起頂は足尾山地の盟主、皇海山(2144m)。

Img_5617
【写真上】平標山。
万太郎山から鞍部.毛渡乗越を経て、大きく山容を見せる仙ノ倉山(2026m)と平標山(1984m)。

Img_5620
【写真上】三国山と赤城山。
左端の大源太山(1764m)から中央に三国山(1636m)、三国峠を経て右端が長倉山(1439m)、その奥には沼田市と渋川市との境界に位置する子持山(1296m)。
中央奥の山影は赤城山の複成火山群。
右端の最高峰が黒檜山(1828m)、駒ヶ岳(1685m).鳥居峠を経て地蔵岳(1674m).荒山(1572m)。

Img_5624
【写真上】5ロマ乗り場上部、急斜面にて一写。
山景眺望を満喫した後は滑走再開、5ロマへと戻ります。

Img_5628
【写真上】田代湖側の林間エリアより、三国山脈を眺む。
5ロマを降りてスキーヤーズライト側。
やっぱりレンズに収まり切らない「ビッグパノラマ」です。

Img_5630
【写真上】同.仙ノ倉山.平標山を望む。
総面積172haと国内11位の広さを誇るかぐらスキー場、従いエリア各々によって山景見晴らしの良さも変わって来ます。
個人的にみつまたゲレンデからの一等眺めは「越後三山」、かぐらゲレンデからは「谷川連峰中核部」。
そして田代ゲレンデからは、この「仙ノ倉山.平標山」なのでして。

Img_5634
【写真上】田代エリアへ向けて、オフピステ大斜面にドロップイン。
何て開放感溢れるフィールド、ゲレンデ滑走とは全く異なる楽しさが味わえます。

と、こんな感じのかぐら「第5ロマンス」ヤマコレ集。
幾ら晴天確率の高い春スキー時期とは云え、「雲無し」「霞無し」の360度全方位のパノラマ日和なんて、中々当たるものぢゃありません。

これが本当の「醍醐味」ならぬ「第5味」、なんつって。
おアトが宜しい様で、チャンチャン。

|

« ●「ヒリヒリ」「ミシミシ」 | Main | ●シーズンエンドの足音 »