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2015.06.18

●「北高尾~陣馬~南高尾」裏高尾ラウンドトレラン.その②

えー、昨日に続きましての「高尾山稜山行記」続篇。
高尾駅を発ち八王子城跡から北高尾山稜を縦走、堂所山へ到着。
一旦陣馬山を踏んでから高尾陣馬縦走路を南進する事と致しました。
そんな訳でのウラタカオ環状走、「堂所山~陣馬~大垂水峠」篇になります。

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【写真上】堂所山頂より、北側の眺望。
中央に聳えるは連行峰、手前には醍醐丸より続く笹尾根稜線。
ま、広義だと堂所山を含めた陣馬~高尾縦走路も笹尾根に含まれるんですけどね。

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で、北高尾山稜トレランの「傾向と対策」ですが。
八王子城跡の取り付きから堂所山迄のマップスペックは「距離8.6㎞/標高差440m」。
データからすると大した事ありません。

しかしコレが意外と「かったるい」。
特に八王子神社から関場峠間の6.4㎞は標高400~600mの間を上ったり下ったり。
単調なアップダウンを延々と繰り返します(下記標高図参照)。
難路悪路も無ければ急坂も無し、その代わり達成感も満足感も見返りも無し…。

と、村/郷の境界線尾根を忠実になぞる、典型的な里山低山の登山路。
単調でメリハリが無く力の入れ所がありません。
幾ら進んでも高度が全然稼げない尾根路なので、気持ちの張りを維持するのが難しいコースです。
因みに山.峠名のあるピーク/コルだけでも「城山(八王子神社)」→「深沢山(詰城跡)」→「富士見台」→「杉沢ノ頭」→「高ドッケ」→「板当山」→「板当峠」→「狐塚峠」→「杉ノ丸」→「黒ドッケ」→「湯の花山(ツツジ平)」→「大嵐山」→「三本松山」→「関場峠」→「堂所山」…。
要するに八王子神社から堂所山迄、最低でも14のアップダウンを繰り返さなくてはいけない、と云う事です。

利点としては都心から一時間弱の近場.低標高でソコソコしっかりとした山路が踏めると云う点、準メジャールートなので路迷いの心配もありません。
思い立った日のお気楽トレランや、天候が怪しい日の途中撤収前提トレラン、おニューシューズの試運転など、色々と使い勝手は便利てす。

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走破対策としては単純に以下の二点。
「数メートルでも平坦パートがあったら、兎に角走る」
「緩勾配の上りなら、走れる所は走る」
まとまったフラットトレイルは全く無いと考えて良いので、自らの手綱を緩めると行程中殆んど「歩きっ放し」になってしまいます。

あとモチベーションを維持する為に、10分程のスタンディングレストを入れる場所を決めておくのも良いかと。
上級ランナーなら一気に堂所山迄行ける難易度ですが、中級者なら「杉ノ丸」か「黒ドッケ」の一ヶ所、初級者なら「富士見台」「黒ドッケ」の二ヶ所くらいを「一息入れる場所」と考えておくと良いと思います。

最後に縦走山行の場合「往路に使うか」「復路に使うか」ですが、基本的には往路の方が良いでしょう。
前述した様に北高尾山稜は行程中ずーっとアップダウンの繰り返し、従い復路で使っても下りパートの恩恵は殆どありません。
それに往路で使った方が堂所山以降のコース設定が豊富です。
15㎞前後の短距離で終わらせるなら「陣馬山~陣馬高原下BS」や「明王峠~相模湖」でフィニッシュ。
25㎞前後なら「「景信~小仏城山を経て高尾駅や相模湖」のスタンダードルート。
35㎞以上踏みたいのなら、今回の「陣馬山を加えての北~南高尾山稜環状走」、それに「和田峠から醍醐丸~戸倉三山方面」へ足を伸ばせば幾らでもロングコースが組めます。

以上、山行の参考迄に。

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【写真上】堂所山からの下りトレイル。
堂所山頂は陣馬高尾縦走路から外れているので、合流地点迄暫く下ります。

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【写真上】陣馬高尾縦走路に合流。
何時もの事ながら、良く踏まれてくすねぇ…。
走り易いに越した事は無いのですが、「土のアスファルト」と云った固められ方。
路面状態が良過ぎて、トレイル自体の魅力としては半減です。

尚、陣馬高尾縦走路は今更説明も不要なので、コメント少な目で。

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【写真上】明王峠通過。
此処から相模湖へ下りる下りルート、結構良いトレランコースです。

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【写真上】陣馬山到着。(Time/3:00:11 DST15.33㎞)
馬足より望む山名標。
写真タイトルは「「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえ」。

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【写真上】マジメに一写。
写真タイトルは「天低く 馬肥ゆる梅雨」。

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【写真上】馬の足元より、信玄茶屋方面。
流石超メジャーなハイクコース、平日と云うのにソコソコ人も見られます。

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【写真上】山頂より、北側の眺望。
正面近くに望めるのは醍醐丸、奥の山容は奥多摩三山の一.大岳山。

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【写真上】同.西南、丹沢連峰の眺望。
右より大室山、鞍部犬越路を挟んで熊笹ノ峰と檜洞丸、左手前には袖平山。

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【写真上】同.南方、丹沢連峰の眺望。
右手の蛭が岳から不動ノ峰丹沢山に至る主脈群は、頂を雲に覆われていました。
左端のピタゴラスな山容は大山、「高尾山」「御嶽山」と並ぶ首都圏コンビニエンスハイクのBIG3です。

約30分のランチタイムの後、再び山走再開。
距離的には未だ半分未満で20㎞以上残しているのですが、行程難度からすると折り返し過ぎの気分です。

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【写真上】景信山方面へのトレイル。
「安」「近」「短」のスーパーコンビニエンストレイルコース、思い付きで行くにはヒジョーに便利な陣馬高尾縦走路。
その中でも初中級者向けで快適に走れるのが此処、「陣馬山→景信山」の区間。
特に陣馬山をスタートしてから4.5㎞程は「走りっ放し」でオケーです。
但し前述の様に「踏ま過ぎ」、トレイルの本質的面白味に欠ける所処はありますが。

此処2~3年位はトレイルランナーも目に見えて増加、アクセス便利な人気ルートは全般的にこんな傾向となっています。
金比羅尾根なんかも「ガッチガチ」に固められちゃってますね。

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【写真上.下】で、@云う間に景信山。
この区間は㎞/7:30ペース、写真二枚撮って通過します。

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【写真上】景信山から小仏峠へは一旦下り。
陣馬~景信山区間に較べアップダウンは増えますが、まだまだ走れるパート多し。

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【写真上】小仏峠を通過して。

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【写真上】少し上り返すと。

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【写真上.下】小仏城山。
この区間も㎞/7:40ペース、此処も写真二枚撮って素通り。

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【写真上】小仏城山から大垂水峠へと向かいます。
城山茶屋の高尾山側に「大垂水峠/梅の木平」方面の指示標識有り。
高尾山に同じ方面へと進むと直ぐに右手に折れます。
此処からは関東ふれあいの道「湖のみち」を逆走する形となります。

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【写真上】途中からは九十九折の片斜シングルトラックに。
スピード乗って走るには、チト路幅が狭過ぎます。
まぁ快適なダウンヒルとは参りませんが、難路と云う程でも無し。
自動車の走行音が大きく聞こえるにつれ、大垂水峠が近づいてくるのが解ります。

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【写真上】大垂水峠通過。(Time4:26:30 DST25.23㎞)
歩道橋を渡って南高尾山稜パートへ、残す行程もあと10㎞少しです。

とこんな感じにて。
次は三部作最終回、「南高尾山稜」篇へつづく。

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