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2015.07.17

●「長沢背稜~雲取山~石尾根」二尾根縦走トレラン.その④

えー、今週日曜日の「長沢背稜~石尾根」トレラン記、最終篇。
ヨコスズ尾根より長沢背稜を西進、芋ノ木ドッケから雲取山に着いたのがお昼過ぎ。
雲取山で軽く休息の後、石尾根縦走路を東に取り奥多摩駅へと向かいました。

そんな訳での山走記その④「雲取山~もえぎの♨篇」になりまする。

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【写真上】雲取山より下山開始。
山頂から見下ろす石尾根の眺めは「The 雲取山」と云うべき風景。
路幅の広い、伸びやかで明るい稜線が続いています。

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【写真上】小雲取山直下のザレた急斜面。
浮石と突き上げに気を付けながらのテクニカルな下りラン。
ぼちぼちとダウンヒルが膝に堪える山行時間帯になって来ました。

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【写真上】奥多摩小屋を過ぎると勾配も落ち着き、緩やかな下りに。
人気ルートらしく、カチッと踏み固められた山路が続きます。

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【写真上】七ツ石山が正面に近づいてくると、ブナダウも直ぐ近く。
あの上りがこの日ラストの登坂パートです。

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【写真上】ブナダウ通過。
雲取山からブナダウ間は3.4㎞/約330mの下り勾配。
小雲取山直下と奥多摩小屋前にザレた急斜面がありますがそれ以外は適度な下りパート、程良いダウンヒルランが楽しめます。

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【写真上】七ツ石山通過。(time/5:21:25 dst/27.74㎞)
ブナダウから0.5㎞、ザレた蛇行路急坂をひと上りで登頂。
この日最後のピークハント、後は尾根の巻き道を進みます。

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【写真上】七ツ石山より、辿って来た石尾根縦走路を見遣る。
右上に見えるのが雲取山、山頂は一寸靄ってきたみたいです。

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【写真上】七ツ石山の直下を下り切ると、尾根筋と巻き道の分岐。
右に進むと日蔭名栗山~高丸山への尾根通し山路。
当然、右手の巻き道チョイス「一択」です。

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【写真上】で、終盤のメインディッシュ、

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【写真上】至福の石尾根パート中間部、

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【写真上】快適トレイルを邁進。
石尾根東進ルートの中核部「七ツ石山~六ツ石山」は、日蔭名栗山/高丸山/鷹ノ巣山/水根山の各ピークを巻いてしまえば、9割方が平坦パート。
その中でも「七ツ石山→鷹ノ巣山」間の4.5㎞は、トレイルランナーにとって「極上」のトレランコースです。
クッションの利いたダート路はスピードトレイルにお誂え向きの直線構成、しかも目視では解らない程度のビミョーな下り基調。
程良い加速度を伴って、ランペースが「グイグイ」と上がります。

尚、石尾根の過去山行ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/09/post-f4a7.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/12/post-1c6e.html

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【図上】今回山行の標高図.その四。

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【写真上】鷹ノ巣山避難小屋通過。
4.5㎞を約30分、㎞/6分前半の高速ピッチで@云う間に鷹ノ巣山直下へ。
小屋前ではMTBライダーの方々が寛いでおられました。
所処で彼ら、どのルートから石尾根に上って来たのでしょう…、興味津々。

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【写真上】鷹ノ巣山直下の分岐も右に巻きます。
石尾根随一のスーパーパノラマを誇る鷹ノ巣山、眺望が利くのなら寄って行くのですが夏季の山景は期待薄。
パスして巻き道チョイス、引き続き極上トレイルランを楽しむ事に。

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【写真上】鷹ノ巣山避難小屋からは、一旦微上りを経て再び平坦路。
山側にはツツジやサラサドウダンの灌木、谷側にはカヤトが目立ち始めます。

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【写真上】倉戸山方面への分岐を過ぎると、今度は明確な下りパートに。
短いパートだけですが、露石が散見する歪曲したシングルトラック。
ストライドを控え目に、多少ペースを落として走り過ぎます。

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【写真上】下り切ると城山~将門ノ馬場の南巻き道。
再び快適なフラットパート、この後微勾配上りを経て六ツ石山へ。

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【図上】今回山行の標高図.その五。

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【写真上】また出て来るシカ。
雲取山周辺では珍しく無いのですが、六ツ石山付近で見掛けるのは初めての事。
害獣ネットも余り役に立ってないみたいです。

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【写真上】六ツ石山の北肩分岐。
石尾根の平坦パートは此処で終了。
これより登山口迄は4.8㎞、800m以上高度を下げるダウンヒル区間に入ります。

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【写真上】で、この日のラスボス…、

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【写真上】狩倉山直下のダウンヒル…、

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【写真上】激下りが1.2㎞続きます…。
ココ、「上り」で使う際はフツーの急坂、「下り」で使う方が可也キツいのです。
写真で見るよりも急勾配の下り、これ迄の快適平坦トレイルのギャップと山行後半の疲労によるダブルパンチ。

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【写真上】三ノ木戸山分岐を過ぎると、例の杉林帯に入ります。
深いU字窪溝の底はスリッピーな粘土質路面、溝肩の根道を進むしかありません。

この日は上掲の急坂で完全に「膝」を使い切ってしまい、もうパンク寸前。
踏ん張りも吸収も利かない状態で、残り行程の下りは「凌ぐだけ」でした。

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【写真上】ヨチヨチ小走りで、漸く登山口近くへ。
北東に眺望の利く杉林より、本仁田山/チクマ山と花折戸尾根を望む。

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【写真上】石尾根登山口到着。(time/7:42:12 dst/43.11㎞)
この日の山行も九分九厘終了。
あとは三ノ木戸林道のロードを下り、羽黒神社経由で奥多摩駅へ向かうだけ。
もう膝が「オラオラ」、本当に六ツ石山分岐以降が辛かった…。

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【写真上】フィニッシュはタイムズマート。
もえぎの湯迄走っ行っても良かったのですが、スーパードライの誘惑に勝てず。
山走り後のビールは何て美味いのでしょう、グビグビ。

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【写真上】二缶目をチビチビ飲りなから、もえぎの湯到着。
日曜日の夕刻だけあって満員御礼の整理券順番待ち、一瞬「ギクッ」としましたが入館待ちは15分程との事でひと安心。
ゆるり湯治の後、帰途に着きました。
尚、今回のスタッツは以下の通り。
・走行時間/7:59:45 ・走行距離/44.81㎞(㎞/10:42av) ・獲得標高/2618m

走行距離に比して獲得標高は可也少な目、これだけで長沢背稜と石尾根が如何に「平べったい」か良く解ります。
実際、長沢背稜の「三ツドッケ~長沢山間/11.3㎞」は約7割、石尾根の「雲取山~六ツ石山間/13.3㎞」は約8割が走れるパート。
これだけのロングディスタンスをランで賄えるルートは奥多摩でもこの縦走パターンか、あとは「笹尾根フルパート縦走(三頭山~醍醐丸~陣馬.高尾山)」位でしょう。
加えて目立った登坂区間も序盤(ヌカザス尾根).中盤(長沢背稜西端部)で終えており、後半はショートパートの上りが二ヶ所(雲取山.七ツ石山)あるのみ。
体力面でも行程進捗面でも、余裕持たせの山行が楽しめました。
尤もラスト5㎞を切って膝がオラオラになってしまい、大幅なベースダウンとなったのは反省材料。
今夏遠征を予定している「戸隠~黒姫~飯綱山.北信3/5岳縦走」迄に、もーちょいしっかり身体を作らないとダメみたいです。

と、こんな感じの「奥多摩北部.主陵二尾根縦走」その④。
次の山行は少し遠出して大菩薩方面、小菅.牛ノ寝より小金沢連嶺~南大菩薩連嶺の北南縦走を予定しています。
おしまい。

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