●「伊豆ヶ岳~武川岳~武甲山」奥武蔵縦走トレラン.前篇
えー、一昨日8月11日は「山の日」一年前を記念してのトレラン行脚。
久方振りに奥武蔵方面へ足を伸ばして参りました。
今回は正丸駅から伊豆ヶ岳~武川岳~武甲山~子持.大持山~棒ノ折山と、奥武蔵の「美味しいトコ取り」縦走.36㎞行程。
奥武蔵周辺は余り使わないエリアなので、たまの機会にまとめて回ってしまうプランを計画した次第でして。
そんな訳での山行記その1、「正丸駅~山伏峠」篇で御座います。
【写真上】8:05、正丸駅到着。
不覚にも行きの西武線車中で爆睡、秩父駅迄行ってしまい折り返しての到着。
スタート前から既に40分のロスを食らってしまいました。
出だし早々のスカポンタン、こー云う日は山行中も碌な事が起こらないもの。
そして残念な事に「悪い予感」は的中するのでして…。
【写真上】駅南側の階段を下り、道なりに大蔵山集落を進みます。
序盤は関東ふれあいの道/埼玉県コースの中でも上位人気コース、「伊豆ヶ岳を越えるみち」ルートをトレースします。
【写真上】集落半ばの安産地蔵尊。
正丸駅からトレイルヘッドへは1.7㎞のアスファルト舗装道走り。
ウォームアップランには程好い、緩やかな上りです。
【写真上】舗装道突き当り、民家横から登山路に入ります。
さーて、トレイルスタート。
【写真上.中.下】大蔵川の沢沿いコース。
清流の潺音をBGMに、一面苔生す穏やかなグリーントレイル。
上り区間である事を忘れさせてくれる、心地良い風景が続きます。
約1㎞の短いパートですが、個人的に奥武蔵で最も好きなエリアの一つです。
その他フォト集はこんな感じ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/08/post-6411.html
【写真上】杉林が切れ、視界が広がると正丸峠の直下に。
丸太組と階段の急坂をひと上り。
【写真上】正丸峠(登山路)を通過。
奥村茶屋の脇を通り、伊豆ヶ岳方面へ向かいます。
【写真上.下】小高山と五輪山。
支尾根に出て途中にある小ピーク二つ、まぁ単なる通過点扱いです。
【写真上.下】正丸峠~五輪山間は緩勾配と平坦路の混在したトレイル。
五輪山直下のみ短い中坂がありますが、それ以外は概ね走れるコース。
【写真上】五輪山を過ぎると直ぐに男坂。
自己責任エリアの岩壁鎖場、上りは登坂可能ですが下りは通行禁止です。
【写真上】チャート質の硬い角岩で、足場はしっかりしています。
ポイントも多く傾斜も頃合い、鎖は補助的に使う程度で大丈夫。
【写真上】岩場を終えると、今度は岩ゴロの尾根。
寧ろこっちの方が通り抜けし難い。
【写真上】伊豆ヶ岳通過。(time/1:03:06 dst/4.95㎞)
未だ行程の前戯地点、ちゃっちゃと先を進みます。
【写真上】伊豆ヶ岳を過ぎると、直ぐ北側に分岐。
左が子ノ権現への馬蹄縦走ポピュラールート、今回は右手の山伏峠に進みます。
古御岳~子ノ権現への山行記はコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2013/09/post-0324.html
【写真上】山伏峠へは急坂下り。
狭い尾根を直線的に下るテクニカルなダウンヒル、取っ掛かりの無い小ザレダートで結構膝に堪えます。
このルートは以前上りで使った事ありますが、下りで使う方が厄介な難度でした。
【写真上.下】部分的に荒れた箇所も有り。
中盤では倒木が散見、ゲタの外れた危うい丸太階段も見られます。
登山ルートと云うよりは、林業用の山仕事路の雰囲気が強いルートでした。
【写真上】下り切ると山伏峠。(time/1:21:00 dst/6.09㎞)
県道53号/青梅秩父線に出て右進約100m、武川岳への取り付きに入ります。
この後は再び山伏峠よりヒルクライム、武川岳から武甲山へと向かいました。
つづく。