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2015.10.05

●「10.3」MKとトゥイッケナムの明暗

えー、「RWC.2015」も一昨日で開幕二週間。
そしてこの日、2つのゲームで「事件」と「大事件」が起こりました。

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一つ目の事件は「ミルトンキーンズの歓喜」
我らがジャパン、過去WCでベスト8二度進出の格上サモアに完勝です。
ボグス相手に大アプセットを起こしたとは云え、一朝一夕でチームの格や力関係が変わるものじゃ無いのがラグビー。
過去戦績は4勝11敗、しかもベストのメンバーには一度も勝った事がありません。
実際現地報道やブックでも圧倒的にサモア有利の下馬評でした。

それが「あの内容」で「あのスコア」で、文句無しの勝利です。
嗚呼、ジャパンがワールドカップでこんな堂々とした勝ち方をするとはまるで夢の様。
WC初勝利(対ジンバブエ)から二勝目を挙げるのに「24年」も掛ったのに、三勝目到達は僅か「14日」。
現在の力関係と勢いなら、あと「9日」で四勝目もクリア出来そうです。

そしてもう一つの大事件は…、嗚呼「トゥイッケナムの屈辱」。
ホスト国イングランド、まさかの予選プール敗退決定です。
大一番のオーストラリア戦、序盤からスコア/内容共に押され続ける厳しい展開。
制圧すべきセットピースがギリギリ五分では、ストラクチャーからのアタックバリエーションに長けるワラビーを抑え切れません。
逆に序盤の攻勢と先制トライでフォーリー.ビール.フォラウを完全に乗せてしまい、ブレイクダウンではポーコック.フーバーに額面通りの活躍を許します。
開催国の意地で後半7点差迄追い縋りますが、正直それが精一杯。
ラス10分は「カレー券」→「PG」「PG」→「スクラム崩壊」→「死者に鞭打つトライ」と一方的な展開で、早過ぎる「RWC2015.終戦」を迎えました。

「死のグループ」振り分けで、確かに予選プールの戦いを危惧されていたイングランドですが過去ベスト8を外した事は無し。
ワラビ―スは兎も角、主力に怪我人続出のウェールズには勝てるだろう、と云うのが大方の見方でした。
しかしダン.ビガーの神足に蹴飛ばされる形でウェールズに敗退。
力関係に苦戦(正直劣勢)が予想されるワラビ―ズ戦を前にしてのこの負けが、余りにも痛過ぎました。
まぁこれを「まさか」と云うのは、ウェールズに対して失礼ですが。

冷静に考えてみればイングランドとウェールズは過去ずーっと接戦続き。
「2011.WC」以後のシックスネーションズでも対戦成績は2勝2敗の互角です。
このゲーム、目に付いたのがイングランドらしくないゲーム運びの拙さ。
前半から先手を取り続け52分には最大10点差に迄広げますが、イングランドらしい手堅い逃げ切り展開どころかショット圏内でペナ連発。
7分後には4点差に迫られ、最後も×3でうっちゃられる形での敗戦です。
デーヴィス.ハーフペニーらか欠けたとは云え、全回大会3位の主力が多く残っているレッドドラゴンに対し、イングランドは31名のスコッド中24人が初のワールドカップ出場。
結果論ではありますが、ワラビ―ス戦も含めこの辺の若さとナイーヴさが響いた形になったかと。

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