●2015/16.かぐら「シャトルバス廃止」
えー、首都圏スキーマッドにとっては、初滑りメッカの「かぐらスキー場」。
昨日からのプチ寒波により積雪量も多少増し、本日より「1高」のリフト運行も開始されたとのニュースです。
漸くメインゲレンデがフル滑走出来る様になったのは喜ばしい事ですが、ゲレンデ幅は狭く地表露出も散見しているとの口コミ。
私めの「2015/16シーズンイン」は、あともうチョイ先になりそうです。
所処でつい先日かぐらのHPを覗いていたら、どさくさ紛れのニュースリリース。
公共交通機関(新幹線/バス)でかぐらに来場するゲストにとっては、余り嬉しく無いお知らせが告知されておりました。
今季より越後湯沢駅↔ゲレンデへのアクセス方法が大幅変更、その詳細は以下の通りとなります。
<<越後湯沢駅 東口⇔スキー場>>
スキー場行きの“バスのりば”が西口→東口へ変更となります。
※期間によって運行時間、運行経路が変わりますのでご注意ください。
※運賃の他、追加料金として、スキー・スノーボード持込料金¥100、大型手荷物¥100がかかります。
※「かぐら・苗場行き急行バス」のほかに路線バスの運行もございます。
※路線バスと急行バスでは、バス乗降場所は変わりますので、ご注意ください。
シャトルバスの乗り場が越後湯沢駅西口(井仙前)より東口(バスターミナル)に変更。
時刻表と運賃も変わります。
要約すると昨季迄プリンスさんが自前で運行していた「かぐら/苗場行きシャトルバス」を廃止し、南越後交通さんに業務委託した形と理解すれば宜しいのでしょう。
所謂スキー場運営「経費節減」の一環かと思われます。
従いゲレンデ行きのバスは「路線バスのゲレンデ直行特別便=急行便」と云う形態となり、乗車場所/運賃も南越さんの路線バス利用に準ずる形となります。
で気になるメリット/デメリットですが…。
利用側にとって良い事は一つも無く、逆に不便になった点として以下の事項が挙げられます。
・バス乗り場の混雑度合が増す
昨季迄はシャトルバス(西口)と路線バス(東口)に分散していた越後湯沢駅からのバス便窓口が、東口一箇所に固まる事になります。
しかも御存知の様に湯沢町東口のバス乗り場は狭く、行列を成すには不向き。
ウィークエンドの混雑度合は輪を掛けて酷くなる事が予想されます。
・多少運賃が値上がりする
湯沢駅↔みつまたステーションで片道¥480(スキー持ち込み料金含)。
シャトルバスは片道¥300だったので片道¥180.往復¥360の値上げになります。
単発なら気にならないレベルですが5回行ったら+¥1800、ランチ1回分ですね。
・セブンイレブンが使い難くなる。
旧西口シャトル乗り場正面にあった「セブンイレブン越後湯沢西口店」ですが、バス停変更の為に利用が難しくなります。
悠長に西口のセブンに寄ってから東口のバス乗り場に向かおうなんぞものなら、下手すりゃバス満席で乗車カットの憂き目に遭いかねません。
【写真上】越後湯沢駅西口、井仙前。
昨季迄の「かぐら~苗場」シャトルバス乗り場。
果たして此処に並ぶ事は、もう二度と無いのでしょうか…。
【写真上】越後湯沢駅東口、南越バス乗り場。
此処が「かぐら~苗場」方面バスの新.乗車場。
「新幹線ホーム→バス乗り場」へのダッシュ競争、今季からは更に凄いバトルになりそうです(特に土日…)。
【写真上】セブンイレブン.越後湯沢西口店
朝食取り損なってたり、ホットコーヒー飲みたくなったり、煙草切らしてたり、ライター忘れたり…、と兎角便利なセブンさんだったのですが…。
駅出口が変わる事により使えなくなってしまいました。
とこんな感じのかぐら「アクセス方法変更」。
マイカーユーズの方々には、余り関係の無いオハナシでした、とさ。