●「流行語.2015」一考
えー、昨日は師走初旬の恒例となった「Vogue word」の日。
ユーキャンさんによる「2015年 新語.流行語大賞」の発表が行われました。
所処で「世間一般」のハヤリモノにはとんと疎い私め。
元来地上波や一般情報雑誌の類に目を通す習慣が無いものですから、時流に置いてけぼり食らっても仕方ありません。
「テレビを見ると云えばJスポのみ」「ネット動画も殆んど閲覧せず」「愛読雑誌はスキー/ラグビー/マラソン/トレラン関連が殆ど」。
従いこの「新語.流行語大賞」は毎年不存知なワードばかりです。
今年ノミネートされた50語も、知っているのは下掲赤文字の7語だけでした。
爆買い/インバウンド/刀剣女子/ラブライバー/アゴクイ/ドラゲナイ/プロ彼女/ラッスンゴレライ/あったかいんだから/はい、論破!/安心してください(穿いてますよ)/福山ロス(ましゃロス)/まいにち、修造!/火花/結果にコミットする/五郎丸ポーズ/トリプルスリー/1億総活躍社会/エンブレム/上級国民/白紙撤回/I AM KENJI/I am not ABE/粛々と/切れ目のない対応/存立危機事態/駆けつけ警護/国民の理解が深まっていない/レッテル貼り/テロに屈しない/早く質問しろよ/アベ政治を許さない/戦争法案/自民党、感じ悪いよね/シールズ(SEALDs)/とりま、廃案/大阪都構想/マイナンバー/下流老人/チャレンジ/オワハラ/スーパームーン/北陸新幹線/ドローン/ミニマリスト/ルーティン/モラハラ/フレネミー/サードウェーブコーヒー/おにぎらず
因みに流行語大賞に選ばれたのは下記の二つ。
「トリプルスリー」 野球用語としては知ってましたが、流行してましたっけ?。
「爆買い」 一昨年位からフツーに話題になってませんでしたっけ?。
上記50語から大賞候補にベスト10が選ばれていますが、面倒なので割愛。
まぁ大体の年に於いてそうなのですが今年も「殆んど流行していない」流行語が大賞受賞している「流行語」なのでした。
しかし世間一般の大衆認知度を計る「流行語」にラグビー絡みで2つもエントリーされるとは、オールドファンの私めも想像していませんでした。
偏重報道の良し悪しつーのは問題ですが、やっばりメディアへの露出効果って凄い影響なんですよね…。
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なぞと宣いつつ、折角ですので「ものは序で」。
当方でも「2015年.My流行語」なぞ選んでみる事に。
次点「ここに持ち込みたかったんですよね」
2015.RWC「ジャパン-南ア」戦.後半34分、JSPORTS解説村上晃一さんの一言。
「ここ」ってのは70分過ぎ迄ワンチャンスで逆転出来る僅差の事です。
しかし95年以降のジャパン暗黒時代を見続けているラグビーファンからすれば、ティア1の列強相手(しかも南ア)ににこんな試合が出来るとは思っていませんでした。
この時点でも充分に満足、「負けても悔いは無し」とゲームを観ていたのですが…。
しかしチームジャパンの志はファンよりも遥か「高い所処」にあったのです。
③「スクラム組もうぜっ」
同上後半39分、Jスポ矢野武アナの名台詞。
個人的にはコレがノミネートされていない流行語大賞なぞ有り得ません。
ラグビーを、そしてジャパンを観続けてないと決して出てこない「心の叫び」、民放のラグビー観戦歴ゼロなアナウンサーとは言葉の重みが違います。
夢の様なジャパンの戦い振り、キセキへの期待と高揚感、そして自らの立場そっちのけの興奮…、矢野さん一世一代のスーパーな神実況。
この後「宣戦布告っ!!」→「カモーン!! ジャパーン!!!!!(ルークの奥さん)」と続きます。
②「ブライトンの衝撃」
「ジャパン34-32南アフリカ」、ラスト3分のドラマチックな展開から衝撃の結末。
「ブライトンの奇跡」とか「ブライトンの歓喜」なぞとも謳われておりますが、ワールドラグビーの視点から見てみれば矢張り「衝撃」と云う表現がしっくり来ます。
尤もそんなフレーズすら陳腐に感じてしまう大アプセット。
言葉なんぞでは表せないブレイヴブロッサムズの歴史的偉業なのです。
嗚呼、エントリーしている内に亦録画を観たくなってきた…。
①「白馬村共通シーズン券」
白馬村内の全スキー場がシーズン中滑り放題のプラチナチケット。
しかしこのパスを入手出来るのは僅か2000人、抽選倍率「5%弱」の狭き門を突破しなくてはなりません。
そして今年、念願叶い遂に初当選「嗚呼、これは夢じゃないのですね…」。
そんな訳で今シーズンは八方/五竜のヘヴィローテーション確定。
例年にも増して充実したスキーライフが送れる事、間違い無しです。
と、こんな感じの2015年「回顧録」その1。
近いうちに「私的10大ニュース」「マラソン総括」「トレラン総括」なんかもアップしてみたいと重い升。